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エチオピア北部の街ラリベラにて。
同時刻の月(左)と日の出(太陽・右)

船井勝仁の直感のすすめ

このページは、(株)船井本社社長の船井勝仁によるコラムページです。
船井勝仁は「これからは、これまで私たちを縛りながらもある意味、守ってくれていた過去の“常識”はもう通用しなくなり、各々が、自分で考えて、意思決定し、自己責任で行動しなければならない時代になる」と考えています。

そしてそのような時代に、すべての人に一番求められるのが“直感力”だと考えています。
このコラムは、目に見えない世界のことなど全く知らない人でも、“直感力”が理解 できるよう心がけながら展開していきます。

2013.12.01(第17回)
灯台下暗し

 前回は少し難しい話になってしまいましたが、言いたいことは場の量子論という量子の海をイメージ化することができたら、論理的に理屈で直感力が分かるようになりますよ、ということです。
 私たちは普段はニュートンの古典物理学が通用するスケールの世界に生きています。ここまで書いてニュートンの物理学のことをインターネットで調べてみると、もうすでに文系である私には訳の分からない議論がたくさんなされていました。本当は、ここで「私たちが普段使っているカーナビの技術は相対性理論を使っていて、すでにこのレベルになると日常に使っている製品でも古典物理学だけでは使い物にならないのです」と、書こうと思っていました。
 しかし、このカーナビ技術に相対性理論を使っているということを批判している書き込みというか論考がたくさんあり、ここでも訳が分からなくなってしまいました。だから、文系である私が、前回の原稿を書く時に保江邦夫先生から教えてもらった思い込み力で独断と偏見でまとめると、光の早さよりも十分遅い普通の早さの環境や、私たちが目に見えたり、想像できたりする範囲のスケールと考えると分かりやすくなると思いますが、その範囲なら古典物理学が通用するのです。

 ニュートンの物理学がこれだけ難しいのですから困ったものですが、まあ常識が通用する世界だと考えていただければいいと思います。目安としては10の12乗の世界、つまり1兆倍や1兆分の1までの世界をイメージすればいいのではないでしょうか。私の部屋に地球暦(http://www.heliostera.com/ja)があります。開発者の杉山開知さんが持ってきてくれたものですが、太陽系の惑星の位置を自分でピンで動かしてみていくものです。
 私はまだ2、3週間ぐらいしか使っていませんが、これを1年間やっていると太陽系の動きがダイナミックに感じられるようになると杉山さんは言っていました。普通の暦は太陽暦にしても日本の旧暦である太陰太陽暦にしても地球の視点から天体の動きを見て作られたものですが、この地球暦は宇宙の視点、神の視点から暦が作られたものです。毎日、神の視点で太陽系を見ることができるので、習慣になれば世界観が変わるのだと思います。

 そして、この宇宙暦のスケールが10の12乗分の1のスケールなのですが、どうもこれぐらいの世界までは私たちの常識、舩井幸雄の言葉で言うと地の理が通用する世界のようです。そして、宇宙的視点でみれば、この地の理の世界は本当に特殊な実験的な世界で、ほとんど(私の思い込みで言うと1兆倍より大きいか、1兆分の1よりも小さい世界)は、天の理である量子論の世界になるのです。
 そして、場の量子論のイメージ、つまりはとてつもなく小さなものが、そこら辺りに偏在していてそれが物事を作り出しているということ、そしてとてつもなく小さな世界はひっくり返すととてつもなく大きな世界に通じているということを理解できれば、私たちは天の理が使えるようになり、直感力や想造力が使いこなせるようになるのです。
 だから、少し難しくはありますが、この量子の海の世界を実感してもらうことが大切で、これさえ分かればこの世に怖いものはほとんどなくなります。神様の世界や霊能者やチャネラーたちがアクセスしている世界もこのミクロ(1兆分の1以下の世界)かマクロ(1兆倍以上の世界)の世界であり、そのミクロとマクロは次元的に捻(ひね)られてつながっており、同じものであるというイメージをすればいいのです。
 そして、このミクロとマクロの世界は思い込みの世界であり、神様の数だけ違う現実がありますし、最近はこのコラムを読んでいる皆様のように、この世界に多くの人が参入してきていますので、それらの人の数だけ違う世界があり、それを最先端の物理学ではパラレルワールドというのです。つまり、あなたの世界の現実と私の世界の現実は、私の書いている文章を読んでいただいているという共時性がありますので、とても似ている確率が高いのですが、微妙には違う現実なのです。
 だから、あなたの世界はあなた独自の世界なので、思い込み力を駆使して、量子の海が実感できればあなたの思いが何でも実現する理想的な世界になるのです。ただ、その思い込みができるようになるためには、いままであなたを守ってくれていた常識を手放さなければいけません。
 常識を手放すのはリスクがあります。だから常識という、守ってくれるものがなくなってもやっていけるように、強くならなければいけないし、そのためには何があっても自分を貫くという強い決意が必要なのです。

 と、ここまで書いていて矛盾に気がついてしまいましたが、本当はその強い決意もいらない思い込みで、最後はすべて脱力して、無欲になればそれでいいのかもしれません。
 そして、無欲になるためには徹底的に自分を見つめるクリーニングの作業や量子の海を作っている構成要素である愛について分からなければなるというわけなのです。前回の解説を分かりやすく書こうと思ったのですが、今回もやっぱり訳が分からなくなりました。本当はとてもシンプルで分かりやすいのですが、また次回がんばります。
 舩井幸雄は「女はみんな超能力者だ」と言います。それは昭和の大発明家、政木和三先生の『精神エネルギー』(1987年 旺文社)が出典のようで、政木先生が編み出して父も使いこなしていた政木フーチパターンによる計測で、多くの女性は本質生命体に直感力を持っていたことが分かったと言うことを表現したもののようです。
 先日、再婚した家内と石垣島にスピリチュアル旅行に行ったのですが、出会ってから30年、最初に結婚してからも22年以上経つのにはじめて彼女がとってもスピリチュアルな感性の持ち主であることを発見しました。にんげんクラブのウィークリーレポートの来週の原稿にしようと思っていますが、彼女の中に卑弥呼が持っていたようなエネルギーを感じたのです。
 大分、回り道をしましたが、灯台下暗しで自分の足元を見つめれば答えは30年前に用意されていたようです。これからは(も)、彼女を大事にしていきたいと思います。


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『未来から考える経営』
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Profile:船井 勝仁(ふない かつひと)

1964年 大阪生まれ。1988年 (株)船井総合研究所 入社。1998年 同社 常務取締役。同社の金融部門やIT部門の子会社である船井キャピタル(株)、(株)船井情報システムズの代表取締役に就任し、コンサルティングの周辺分野の開拓に努める。2008年 (株)船井本社 代表取締役社長就任。父・船井幸雄の「競争や策略やだましあいのない新しい社会を築くことが本来の自分の役割だ」という思いに共鳴して、持ち株会社である同社の代表取締役社長として父をサポートすることを決意した。 著書には、『中堅・中小企業のためのIT化時代の「儲け」の決め手』(船井幸雄らとの共著 2003年 ビジネス社)、『天律の時代が来た! 生き方の原理を変えよう』(2010年 徳間書店)、『いま明かされるコトダマの奥義』(2011年1月 新日本文芸協会) 、『未来から考える新しい生き方』(2011年9月 海竜社)、『失敗から学ぶ』(2012年7月海竜社) 、『未来から考える経営』(2012年10月 ザメディアジョン)などがある。
『未来から考える経営』表紙画像
★にんげんクラブ:http://www.ningenclub.jp/

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