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エチオピア北部の街ラリベラにて。
同時刻の月(左)と日の出(太陽・右)

船井勝仁の直感のすすめ

このページは、(株)船井本社社長の船井勝仁によるコラムページです。
船井勝仁は「これからは、これまで私たちを縛りながらもある意味、守ってくれていた過去の“常識”はもう通用しなくなり、各々が、自分で考えて、意思決定し、自己責任で行動しなければならない時代になる」と考えています。

そしてそのような時代に、すべての人に一番求められるのが“直感力”だと考えています。
このコラムは、目に見えない世界のことなど全く知らない人でも、“直感力”が理解 できるよう心がけながら展開していきます。

2014.01.15(第20回)
黒の舟唄

 このコラムでは、直感のすすめを書いてきたわけですが、直感力というのは誰にでもあるもので、日常生活の中で誰もが使いこなしているものです。それなのに、なぜ直感というと怪しく感じてしまうのだろうかということについて考えてみたいと思います。例えばこのコラムは藤原編集長からも筆が進み過ぎると、まったがかかります。船井本社のような環境にいてもバランスを重視するとスピリチュアルなこと、怪しいと言われそうなことにのめりすぎてしまうとストップがかかるのです。

 昨年の11月のにんげんクラブ関西大会と12月の船井塾で、三次元、目の前の現実の世界とスピリチュアルな世界のことをバランスよく言っている人の中で、私がいま一番気になる人のひとり、はせくらみゆきさんにご講演をいただきました。スピリチュアルなことが大好きな人が多い、にんげんクラブの時は、はせくらさんはとても楽しそうにお話をされていました。実質的に関西大会を主催してくれた兵庫支部の山内尚子さんとはせくらさんが親友であり、山内さんが、はせくらさんが最高の状態でお話ができるようなセットアップをしていたからだと思います。

 それに比べて、舩井幸雄が一番大事にしてきた経営者の方が対象の勉強会で最近は私が主宰者になっている船井塾では、はせくらさんは波長が合わなかったのかもしれませんが、あまり楽しそうではありませんでした。船井塾はここだけの情報を本音で聞くための勉強会で、経済の専門家のお話もお聞きしますが、それだけではなくスピリチュアルなことも含めてかなり楽しくて怪しいと言われそうな話をしてくださる講師のお話もたくさん聞いてきました。だから、問題はないだろうと思っていたので、ちょっと驚いてしまいました。

 はせくらさんには随分前のことになりますが、舩井幸雄の代表的な著書である『エゴからエヴァへ』等の著作の表紙を描いていただいています。私は関西大会の時が初対面だったのですが、そういったご縁もあって船井塾でお話をしていただいたのですが、情報としては目に見えない世界のことをよく知っている船井塾の経営者の皆様とはせくらさんの間には大きなギャップがあるようです。

 そしてそれは同時に、はせくらさんと私の間にあるギャップなのだということがよく分かりました。にんげんクラブの時は、私ははせくらさん側の立ち位置で話をしているのですが、本来の立ち位置は経営者側なのです。経営者とスピリチュアルの間には長くて深い河が流れているのです。河のこちら側から見ていると、あちら側の世界に見えるものは理解不能で怪しく見えるようです。
 スピリチュアルなことはこれからの時代を生きていく上ではとても大事な情報になると私は考えています。かつての舩井幸雄もそう考えていた時期がありました。でも、私の視点はあくまでも経営者の視点で現実的な生活を送っていく上での情報としてのスピリチュアルなのだということがよく分かりました。それに対して、はせくらさんはスピリチュアルなことがすでに現実にも起こり始めているステージにいて、彼女の世界から見れば私はまだまだ波動の荒い世界に住んでいるようです。

 そして私、すなわち一般的な経営者の視点から彼女の世界を見ると、やっぱりそれはファンタジーの世界で彼らの現実的な世界としては受け入れられていないのです。これはどちらが良いとか悪いとかいう話ではなくて立ち位置の違いというか、より良い世の中を作るために目指しているところは同じかもしれませんが、方法論がまるで違うということになると思います。そして、私の世界から見た場合は、いままではファンタジーとして非現実的なバーチャルの出来事であるようにとらえるぐらいでちょうどよかったのかもしれませんが、そろそろそれを現実の生き方や経営にどう活かすかを考えていくステージに入ってきたのかもしれないと思いはじめました。

 だから昨年の4月から直感のすすめのコラムを書き始めたのですし、兼ねてからお名前はずっと聞いていた、はせくらみゆきさんとこのタイミングで知り合うことになったのだと思います。どちらの世界にいるのか、どちらが良いか悪いかではなく、いまはまさにお互いが歩み寄ることが大切なのかもしれません。

 野坂昭如さんや加藤登紀子さんが歌った「黒の舟唄」では、「男と女の間には、長くて深い河がある」と唄われています。男と女が深い河を何とか渡ろうとしてきたように、経営者とスピリチュアルの間に橋をかけることをトライする世の中がやってきたように思います。それが、私がこのコラムを書いてきたことやにんげんクラブをやっている本当の目的だったのだと感じているのです。

追伸:舩井幸雄の新著『未来への言霊』(徳間書店)が出版されます。体調の悪い中で、佐野浩一社長や私が手伝いながら、書き上げた久しぶりの本格的な著書です(1月17日には日経新聞の朝刊にも広告が出ます)。
ぜひ、本屋さんやアマゾンでお買い求めください。よろしくお願いいたします。



にんげんクラブからのメッセージ 舩井幸雄が一番伝えたかっ
『にんげんクラブからのメッセージ 
舩井幸雄が一番伝えたかった事』
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Profile:船井 勝仁(ふない かつひと)

1964年 大阪生まれ。1988年 (株)船井総合研究所 入社。1998年 同社 常務取締役。同社の金融部門やIT部門の子会社である船井キャピタル(株)、(株)船井情報システムズの代表取締役に就任し、コンサルティングの周辺分野の開拓に努める。2008年 (株)船井本社 代表取締役社長就任。父・船井幸雄の「競争や策略やだましあいのない新しい社会を築くことが本来の自分の役割だ」という思いに共鳴して、持ち株会社である同社の代表取締役社長として父をサポートすることを決意した。 著書には、『中堅・中小企業のためのIT化時代の「儲け」の決め手』(船井幸雄らとの共著 2003年 ビジネス社)、『天律の時代が来た! 生き方の原理を変えよう』(2010年 徳間書店)、『いま明かされるコトダマの奥義』(2011年1月 新日本文芸協会) 、『未来から考える新しい生き方』(2011年9月 海竜社)、『失敗から学ぶ』(2012年7月海竜社) 、『未来から考える経営』(2012年10月 ザメディアジョン)、『にんげんクラブからのメッセージ 舩井幸雄が一番伝えたかった事』(2013年11月 きれい・ねっと刊)などがある。
にんげんクラブからのメッセージ 舩井幸雄が一番伝えたかっ
★にんげんクラブ:http://www.ningenclub.jp/

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