船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:森口 ゆりえ
こんにちは。
本物研究所の森口です。
今回もこの場でお話をできる機会をいただき、感謝いたします。
先日、帰宅中の満員電車の中で、「どうぞ」と、横にいた男性の方に声をかけられました。
その男性は右手で椅子を指しながら、私に席を譲ってくださったのです。
私は、人生で一度も席を譲ってもらったことがなかったということと、予期せぬ出来事だったため驚いてしまいました。しかし、せっかく譲っていただいたのでお礼を言いながら座らせていただきました。
その男性は、外見からすると自分の父より年上で、おそらく祖父の年齢に近いのではなかったかと思います。
この出来事でもっとも驚いたことが、いわゆる“若者”である私に席を譲ってくださったことです。
高校生のころから電車通学が始まり、いまも毎日電車を利用する生活の中で度々目にする光景が、満員電車の優先席に座る“若者”です。私の父が公共マナーに厳しいため、私もいつしかそのような光景が目につくようになりました。もちろん中には妊婦の方や怪我をされた方が利用されていると思います。体調不良で優先席を利用しているのかも……という解釈もできますが、自分より高齢の方を前に堂々と座るのは、あまり好ましくないと感じます。
その光景をよく目にしているからこそ驚きの出来事でした。この広い世の中には、なんともない“若者”である私にも席を譲ってくださる方がいるのです。とても貴重なめぐり合わせでした。
また、「年上の方から学ぶことがたくさんあるな」と改めて感銘を受けました。経験から学ぶというのは、こちらが「学ぶ」という意識がない限り一生学ぶことができないと思います。しかしこの経験は、私がいつまでも心に残したい経験ですので、時には思い出し、この「学び」をこの男性がされたように、私も誰かに同じ思いをさせたいと思いました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
18周目:「毎日が新鮮で感謝の日々」
19周目:「船井流に導かれる御縁」
20周目:「人の心を動かす手紙」
21周目:「今年の漢字」
22周目:「おもてなしの心」
23周目:「思い出の家」
24周目:「忘れられない思い出」
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