船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
被災地訪問報告
2011.6.17(Fri)
社名:(株)本物研究所
名前:佐々木 信一

 皆さんこんにちは。
 前回「はぴ☆ふる支援の輪」をご紹介させていただきましたが、その後もたくさんの皆様にご支援をいただき、まごころの物資を仙台市、石巻市、東松島市へお届けさせていただくことができました。
 改めまして、この場をおかりして御礼申し上げます。
 誠にありがとうございました。

 ようやく私も直接ご支援させていただきたいと、5月23日に、宮城県の石巻市(市街地、牡鹿半島)、東松島市へ、販売店様、『船井幸雄.com』をご覧になられた一般の支援者様、本物研スタッフからお預かりした支援物資を車いっぱいに積み込んで、取引先の株式会社Village Nouveauの佐々木重人社長にご同行いただきお届けに行って参りました。
 今回は、その時の現地レポートをご紹介させていただきます。

 東北自動車道の郡山市辺りから路面のでこぼこが目立ち始め、修繕工事だらけで、少しずつ震災の爪跡が現れて来ました。仙台市に入り、石巻市へ向かう有料道路を走ると、海岸線に近づくにつれ風景が一変して来ました。

 「これが震災(津波)の爪痕かぁ…」

 テレビの報道で見るのと、実際現場で見るのは大違い。津波の影響を受け、流された車や破壊された家々が生々しく目に飛び込んで来ました。高速を下りて東松島市内へ入ると、その破壊された状況がより明らかとなり、復旧しているコンビニを見つけてどこかホッとしながら、まだ手がつけられていない箇所の多さに目を疑いました。
 石巻市内へ入ると状況は激しくなり、海辺付近は未だに壊滅されたままの状況で、冠水箇所も多々あり、流されて折り重なった車、崩れ落ちた家々、倒れ、斜めになった電柱など、以前お客様にプチ観光させていただいた時のようなきれいな港街の光景は残念ながら残っておりませんでした。
 さらに進み牡鹿半島へ入ると、状況は一段と激しくなり、津波の引き潮で持っていかれたせいか、確かに家があったのであろう形跡はありますが、家らしき形が無く、強靭な鉄骨ですら飴細工のように曲がりくねり、無惨に残っておりました。時おり見かける押し潰された消防車に、最後まで住民に避難を呼び掛けたであろう勇敢さと無念さを察しました。

 牡鹿半島鮎川の避難所へ到着すると、廃校に小学生から82才のおばあちゃんまでおよそ25名が暮らしており、今回ご同行いただいた佐々木社長が支援を呼び掛けて集まった物資で希望を繋いできた、皆さんの逞しく前向きな、生きようとする勢いを感じました。
 校庭には建設中の仮設住宅がおよそ20棟あり、6月半ばから入居が始まると聞きました。その建設風景を嬉しそうに望む皆さんの笑顔が印象的でした。

 震災から3ヵ月、最低限の物資とインフラは整ったことで、今望まれることは漁(仕事)の再開です。津波が押し寄せる直前に船を沖まで出したために無事に残った漁船が数隻残ったようですが、港の整備が全く進まないことと、漁具が無いことで再開の目処がたたないのが悩みのようでした。ご同行くださった佐々木社長は「一般社団法人三陸海産再生プロジェクト」を立ち上げ、代表理事の木村隆之さんを中心に全国各地から会員様を募って三陸海産の復活とともに新しい流通の形を作り、ゆくゆくは漁業、農業などの一次産業の復興モデルを作ろうと必死に動き回っておられます。
 ご興味のある方は、一度ホームページをご覧ください(「一般社団法人三陸海産再生プロジェクト」)。


 さて、レポートに戻りますが、牡鹿半島から石巻市内へ戻り、株式会社ディライトの齋藤様の店舗を訪問致しました。ちょうど、ボランティアの20代男女数名が、店舗の看板をペイントして明るく楽しい雰囲気を作ってくださっていました。この模様は、齋藤さんのホームページにあります「店長日記(ブログ)」にも紹介されていますので是非ご覧ください。(齋藤さんのホームページ“よいこと”はこちらです http://www.yoikoto.jp/

 続いて、東松島市の奥松島を訪れました。東松島の被害も尋常ではなく、その規模に立ちすくむほどでした。ここで、皆様からのまごころの物資をお届け致しました。
 当社販売店の石田さんのお兄さん宛てに参りましたが、ご本人は不在でした。しかし、避難所としてご自宅を提供くださっている奥田さんにお話を伺うことができ、当時から今までのお話を涙ながらに伺いました。そして物資の入った段ボールを一箱一箱開けて中身を説明しながら、ご支援くださった皆さんの思いを伝えて参りました。
 奥田さんは、今まで全国各地から送っていただいた「はぴ☆ふる支援」の物資と、皆さんの心遣いに助けていただいた、希望をいただいたと、涙を流して喜んでくださいました。

 今回は、被災地の皆様の苦悩と不安、悲しみと恐怖…を肌身で感じる全く初めての感覚を得た体験でした。
 現地を回り、九死に一生を得た皆様に触れながら感じたことがありました。
 それは「だいじょうぶ」でした。
 傍から見ると苦しみのどん底と言わざるを得ない環境に置かれながらも、生き残った皆さんで力を合わせて、必死に生きようとする強く逞しいお姿。そんな皆さんの口から時おり
「だいじょうぶだよ皆でなんとか乗り越えるよ…きっと乗り越えられるよ…」
 もちろんすべての方がこのように思えているわけでないと思いますが、このような方々が先頭に立って地域をリードしていくのだな…そう感じました。

 「乗り越えられない試練は訪れない…」
 私が言えるような言葉ではございませんが、現地の皆さんの行動がそう言っているようでした…

 今回、当社の販売店をしてくださっている鵜川秀樹さん(株式会社ロハスネット 代表取締役社長)が、いま日本中で悩んでいる、苦境に耐え続けている方々を応援したいと、皆様から応援メッセージや体験談を募集して小冊子にしてお届けするよう活動をなさっており、本物研究所でも全力で応援させていただいております。ぜひ一度こちらもご覧ください。http://lohasmura.ashita-sanuki.jp/e424184.html

 今こそ、日本人の美徳と言われる「助け合い」「つながり」が試されている時と感じます。
 皆様も、既に様々な形で行動なさっているかと存じますが、今回私がご紹介いたしました活動へもご協力、応援頂けましたら幸いでございます。
 どうぞ宜しくお願いいたします。

 ありがとうございました。


★☆池川明先生、豪田トモ監督講演会&映画「うまれる」上映会開催のお知らせ★☆☆
2011年7月17日(日)
こどもの城:渋谷駅から徒歩10分(東口/宮益坂側)にて
池川明先生、豪田トモ監督講演会&映画「うまれる」上映会を開催いたします。

映画「うまれる」は、出産、不妊、障害、死産等様々な角度から
いのちをみつめていくドキュメンタリー映画です。
当日は、産婦人科医の池川明先生と、豪田トモ監督をお呼びしての講演会も開催いたします。“いのち”についてじっくり考える時間にしたいと思っております。
皆様のご来場をお待ちしております。
詳細はHPをご覧いただけましたら幸いです。
http://anshinon.com
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2周目:「春の体調管理について」
3周目:「“まごころ”の輪」

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