船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
“野菜”は本当に健康にいいのか?
2012.4.25(Wed)
社名:(株)船井本社 秘書室・『船井幸雄.com』事務局&『船井メールクラブ』事務局
名前:藤原 かおり

 皆さんこんにちは。最近は新緑が目立ちはじめ、初夏のような陽気になってきました。
 そしてもうすぐゴールデンウィーク♪心身ともにリフレッシュしたいですね!
 船井本社『船井幸雄.com』事務局&『船井メールクラブ』事務局の藤原かおりです。

 さて、健康ブームの昨今、健康や美容のことを考えると、「食」を大切にし、野菜をしっかりとることに行きつく人は多いのではないでしょうか。
 実際最近は、肉食を疑問視する考えも多く、これまでにないほど「野菜」に注目が集まっているように思います。
 私も野菜を食べると体調がいいし、お肉よりもやっぱり野菜の方がカラダによく、それが無農薬、有機栽培だったりしたら、もう「まちがいない!」と思っていました。

 しかし、本当に野菜は体によいのでしょうか? 体に良くて害がなく、安全、安心な“本物”と言えるのでしょうか? 

 というのも最近、恐ろしい話を聞いたのです。
 スーパーや八百屋などでは、いろどりよく、大きさや形も均一な野菜がズラッときれいに並べられています。
 しかし、「自然の賜物の野菜がなぜこんなにも大きさや形が揃っているのか?」と考えたことはあるでしょうか? 多くの人は、「野菜はきれいで当たり前」と思っているのではないでしょうか?(私もそうでしたが・・・)

 実は、現在スーパー、そして外食産業で出回っている野菜はほとんどが(有機栽培のものも含めて)「F1種」というタネが使われているそうです。
 「F1種」は人工的に異なった性質の種を掛け合わせて作った種のことで、一代目は、「雑種強勢」という、両方の良い面が表に出る性質が働き、野菜の生育がよく、大きさや形、収穫の時期が揃うようになるのだそうです。まさに、大量生産、大量消費にうってつけのものでしょう(「F1種」については、船井勝仁のコラム「「天律時代」の到来に向けて」の2011年8月1日号8月11日号でも紹介しています)。
 しかし、魔法は「一代限り」で、F1種の野菜から種を採って蒔いても、二代目以降は親と同じ性質を持つ野菜にはならず、採種はほとんどされないので、実質一代限りなのだそうです。
 市場に売りやすい野菜を大量に作れるF1種は農家にとっても都合がよく、また種苗業者にとっても、毎年種を買ってくれることになるので、まさに好都合なのだそうです。
 私たちがふだん口にするのは、ほとんどがこのF1種からできた野菜です。

 確かに、「F1種」は人工的に掛け合わせて作られたものとはいえ、これだけなら、「まあ、仕方がないことかな」と思えるかもしれません。

 しかし実は、このF1種を作るときに都合のいいものとして使われているのが、「雄性不稔(ゆうせいふねん)」という、ミトコンドリア遺伝子の突然変異によっておしべを持たずに生まれてきた野菜(個体)の性質を利用する方法なのだそうです。
 これは簡単に言えば、野菜を人工的に“無精子症”にする技術なのだそうです。
現在の「F1種」を作る時には、ほとんどこの技術が使われているそうです。
 この「雄性不稔のF1種」からできた野菜を食べ続けることの健康への影響は本当にないのか? 子孫を作れない野菜ばかりを食べていて、人間に影響がないなんてあり得ないのではないのか?
 ・・・と、この「雄性不稔」に対する危機感をひと一倍強く持たれているのが、野口のタネ/野口種苗研究所 代表の野口勲さんです。

 野口さんの会社(タネ屋)では、F1種ではなく、何世代にも渡って育てられる「固定種」を販売されています。
 そして、『タネが危ない』(日本経済新聞社)などの著書もある野口さんには、「船井メールクラブ」の4月19日にご執筆いただき、会員様から大きな反響をいただきました。
 野口さんは、昨今の「草食系男子」流行りの風潮も実は、このおしべ異常をベースとしたF1種からできた野菜が影響しているのではないか・・・と考えられています(可能性は大いに考えられるでしょう)。

 「それじゃあ、安心して食べられるものなどないじゃないか」という声も「船井メールクラブ」の会員様からいただきましたが、残念ながら、それも一つの現実なのかもしれません。

 しかし少なくとも、人口がどんどん減り、需要よりも供給が上回る現代、大量生産に最適な、この「雄性不稔」の技術を使ったF1種を作る方法は見直す必要があるように思います。
 野菜や「F1種」の実態を多くの人が知り、人類の永続を阻む可能性のある技術に対しては、
「No!」という姿勢を一人ひとりが持つことが求められているのかもしれません。


2周目:「鳥インフルエンザからニワトリを想う」
3周目:「日本の独立と個人の自立」
4周目:「資本主義について思うこと」
5周目:「“野性”を目覚めさせるには・・・」
6周目:「にんげんクラブ全国大会で気づいた“つながり”」
7周目:「歪みを正す方法」
8周目:「“グレー”からの脱却」
9周目:「“コンサバ”に思う」

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