加治将一の精神スペース

このページは、作家でセラピストの加治将一さんによるコラムページです。加治さんは、『龍馬の黒幕』『幕末 維新の暗号』『舞い降りた天皇』『失われたミカドの秘紋』(すべて祥伝社)などの歴史4部作が大反響を呼ぶ一方で、『アルトリ岬』(PHP)や『大僧正とセラピストが人間の大難問に挑む』(ビジネス社)などのカウンセリング関連の著書も好評です。そんな加治さんが、日々の生活で感じること、皆さまにお伝えしたいことなどを書き綴っていきます。

2012.06.07(第17回)
スイス行って考えたこと

 向かった先はチューリッヒ。
 清潔で美しい街です。静かなにたたずむチューリッヒ湖が、今回も加治を温かく迎えてくれました。
 この街のゆったりと進む時間、加治にとってこのたおやかな空気こそが非日常、なによりの安らぎなのです。
 目的は、アンティーク・コインのオークションでありました。
 月日のたつのは早いもので、前回の参加から早2年が経っておりました。
―そうかあ・・・あれから、もうそんなに・・・―
 2年前のあの日、あたりまえですが2歳若かった加治は、イタリアのコイン商と白熱のうちに競り合った光景が走馬灯のように思い出されます。
 芭蕉の「奥の細道」の心境です。

〈月日は百代の過客にして、行き交う人もまた旅人なり〉

 オークション会場は由緒正しきホテル・サボイ。
 加治も折り目正しく、着慣れないジャケットなんぞを羽織っての顔出しですが、前夜のディナーからわいわいと盛り上がる。
 地元スイスはもちろんのこと、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカ……各国からやってきたコイン商とは、そんなに親しくはないけど、ほぼ顔馴染みあります。
 それにコインを通じて知り合った日本人コレクターが数名。かれらも東京、香港、シンガポールなどから馳せ参じたアヤしき、いえ、素晴らしき仲間たち。
 異国での再会ほど格別なものはありません。
 日本では絶対やらないのに、やあやあと肩を抱き合う。不思議ですがヨーロッパ風挨拶ができちゃうのですね。頬ずりは寸止めで避けましたが。
 中に、豆板銀(まめいたぎん)の世界一のコレクター、A氏がおりました。日本人です。
 豆板銀というのは、江戸時代の豆粒ほどのかわいらしい銀貨で、奥の深いジャンルなのですが、なんとA氏ハンガリーに住んでいるのですよ。
 豆板銀にのめり込むコレクターは珍しいのですが、それ以上にハンガリーに住む日本人というのも珍しい。
 一同がテーブルに付きます。
 シャンペン・グラスを掲げて、明日からの健闘を讃え合ったわけですが、5日間に及んだオークションが終ってみれば、我々グループはガッツリと買い込んでおりました。

 いくら買ったかって?
 差し障りがあるので、言えません。
 しかし加治は、差し障りが大好きなので、ぼかして述べますと、ウン億円です。それも10億円に近いウン億円。
 そんなに?
 だって今どきコインはすごく値上がるんだもの、本能としてそのくらいは欲しくなりますよね、はい。
 持てば分かりますが、アンティーク・コインの楽しみは三つです。

 一、歴史の探求(過去)
 二、資産の安全な保存(現在)
 三、値上がり(未来)

 ようするに、過去、現在、未来を楽しませてくれるのですよ。
 実益を兼ねた趣味。んな欲張りアイテムはめったにありません。たとえ、どんなに素晴らしき女性でも、過去、まして未来なんぞ想像するだに恐ろしい、余計なことですが。
 とにかく一度やってごらんなさい、もう一生もんですから。

 くれぐれも間違えないでください。
 10億円に近いウン億円は、あくまでもグループ買いの合計でありまして、加治の個人買いではないので、そこのところを混同しないでくださいまし。
 なに、貧乏作家なのは知っている?
 失礼いたしました。念のためです。

 手に入ったコインたちが、将来さらに輝きを増すであろうことにワクワクしながら、加治はこっそりと会場を後にしたのです。
 次もワクワクです。
 銀行家たちとの個別面談。
 作家魂といいますか、個人的好奇心といいますか、せっかく世界の富を腹の中に納めているスイスに来たのですから、調査しない手はありません。

 で、これから取材した話を告白します。
 話は驚きの更新に次ぐ大更新、天が落ちてきても驚かない加治も、今回ばかりは腰を抜かさんばかりの話しでありまして、みなさんも腰にも注意が必要です。

驚くべき世界のシステム
 加治は身銭を切って投資をしてきた関係上、その分野については随分知っているつもりでおりました。
 その後、齢を重ねるとともに、失敗と成功の年輪がバームクーヘンのように加治を形成していくのですが、この10年、ヨーロッパ、特にスイスに接っするにつれ、じょじょに認識が改まったのです。
 今回が決定的でした。昔の認識は見事に粉砕され、世界観の天と地が入れ替わっちまったのです。

 手っ取り早くいいますと、資本主義先進国は表向きの民主主義とは裏腹に超富裕層、つまりスーパー・リッチが、庶民からカネを巻き上げるというシステムが、きっちりと構築されているということです。
 スーパー・リッチの権益は守られ、いかなる組織であろうとその権益部分には触れることはできない。

 その点、日本の支配層は違います。
 スーパー・リッチではなく、ご存知のとおり官僚。
 官僚が庶民から税金という形でカネを吸い上げ、まず優先的に官僚たちが分配し、残りを行政等に流すシステムになっているのですが、その権益を壊そうとすれば、司法も立法も行政も牛耳ってしまっている官僚たちの強大なる抵抗にあって、たとえ実力政治家だろうと政治生命を絶たれる危険にさらされます。
 しかし、官僚のスキームは単純明快ですから、庶民の意識や民度が上がれば、一夜にして崩壊するほどのものです。
 せいぜい「行政独立法人」などの官僚舎弟群を通してやっているだけのことで「寄らしむべからず、知らしむべからず」という隔壁が、インターネットでボロボロになり、すっかり「寄らしめられ、知らしめられ」てしまったからさあ大変、みんなにバレてしまってあとは時間の問題だろうと思います。

 が、欧米のシステムは複雑怪奇です。
 なにせ、歴史がある。一説によるとスイスのタックス・ヘイブン制度は700年前からあるらしいのですが、長い歳月と共に寄り添いながらスーパー・リッチどもが構築したシステムは、すっぽりと闇の中に埋もれており、庶民やメディアは知りようがない。分からないのであれば、手のつけようがありませんね。

 複雑なのですが、むりやりかい摘んで申しますと、オフショアを利用する方法です。
 オフショアとは別名「タックス・ヘイブン」、つまりは税金避難所である守秘法域を利用するやり方です。
 オフショアは、なにも国家だけとは限らず、市、州など地域もあって、世界にはその数およそ60箇所もあり、ざっと大別すると四つのグループになる。

一、EC各国のグループで、ルクセンブルグやモナコ、リヒテンシュタインが有名です。むろんスイスも入ります。
二、英国のロンドンにシティという区域がありますが、ここを中心にネットワークが世界に広がっています。
 イギリス王室属領のケイマン諸島、バミューダ、ヴァージン諸島など数多くの島々、それに香港もありますが、これらの国には、英国系銀行資産の推定、約半分近くが秘匿されています。
三、アメリカ合衆国は、ケイマン諸島、パナマ、マーシャル群島が有名です。
四、どこにも属さないマルタや暗黒のアフリカなどです。

 お察しのとおり、欧米各国は、自国のタックス・ヘイブン領域を抱えています。
 日本はゼロ。歯舞、色丹や八丈島も違いますね。その辺は、新参者の底の浅い資本主義なのですね。

 話を戻しますと、たとえばチキータ、デルモンテ、ドールという三大バナナ会社があります。
 2006年の売り上げは3社合計7七億5,000万ドル(約6,000億円)でした。しかし3社合わせて支払った税金はたったの23万ドル(1,800万円)ぼっちです。
 売り上げの7億5,000万ドルだって鵜呑みにできない数字ですが、税金にいたっては鼻クソです。

 ―怒れ、庶民!―

 失礼いたしました。つい取り乱しました。
 カネの流れは複雑であり、そのうえ富の移転は三重構造、四重構造になっているため、解明は不可能です。
 たとえばシティグループは、タックス・ヘイブンに427の子会社を持っております。427社といえばあなた、427社ですぞ。
 これら子会社はルクセンブルグからアフリカ、ケイマン諸島まで地球をぐるりと一周するくらい広く分散し、そりゃもう気の遠くなるほど複雑なカネの流れで、どの国の税務当局も、最初からやる気などおきません。
 だれが、アフリカのおっかない動乱地に税務調査に行きます?

 イギリスお抱えのタックス・ヘイブン領域に、ヴァージン諸島があります。人口2万5千人たらず。しかしそこに80万社もの企業が置かれていることを思えば、異常な光景でありましょう。

 IMF(国際通貨基金)の調査では、世界の富の33パーセントが税を逃れ、タックス・ヘイブンに退蔵されています。それでさえ控え目な数字だというのですから呆れる話ですが、不正利得がきちんと徴税できれば、世界の貧困はなくなるであろうことは自明の理。
 むろん日本も頑張っております。銀行や大手商社もさかんに欧米人の真似をしますが、しょせんは外様のアジア人なので、ある一定のところまでです。
 「アジア人は、玄関先で好きなようにすればよい」
 奥の扉は堅く閉ざされており、入ることはできないのです。
 ようするに欧米諸国は、自国の旧植民地や属領を通しての脱税を黙認しているものの、しかし余所者(よそもの)は入れないのです。
 簡単に潜り込めないように法規制を複雑にし、オフショア・マジック・サークルと呼ばれる巨大な専門の弁護士会計士事務所が関わって、欧米人以外は、うまく法律の網をくぐり抜けることはできないような仕掛けになっている。
 加治は陰謀史観が好きではないのですが、あらゆる観点から判断して、それが現実なのだということをはっきりと認識したのが今回の旅でした。

 タックス・ヘイブンの利用は、企業や個人だけではありません。
 CIA(米中央情報局)やMI6(英秘密情報部)など各国諜報機関もさかんに活動しております。
 彼らは莫大な活動資金を必要としているために、国家から割り当てられる予算だけではとても足りず、その捻出と同時に、政府にとって不都合な勢力(たとえばテロリストの資金)の動きも監視しているわけです。むろん中には善と悪の癒着もあります。

 スーパー・リッチと闘う政権は世界のどこを探してもありません。つまりは特権階級です。
 有力な政治家と密接な関係を保っているので、税は雀の涙ほど、あとは隠しても逮捕されない。
 この辺は、日本の官僚と同じです。調べてごらんなさい。官僚は横領しても堂々とプール金とか埋蔵金と言えばオーケーだし、収賄を官官接待とかなんとか取り繕えば絶対に罪に問われません。

 ―怒れ、庶民!―

 失礼。加治としたことが、またついカッとなりました。
 オバマは、リーマンショック直後、甘かった金融法をキツくするなどとウォール街に挑戦状を叩きつけて見せましたが、しょせんは見え透いた芝居で、デリバティブ規制や法の改正どころか、逆に税金を大量に投入してウォール街を救ったのは記憶に新しいところです。
 もっとも本気でやったら、オバマの命などいくらあっても足りない話ですが。

 「税金は、庶民が納めるものだ」
 彼らの格言です。
 天下のメディア王、マードック様だって納めているのはハシタ金です。
 こんなペテン師が世界のメディア王なのだから、世界の報道がどういうふうにゆがめられているか? 想像するだに恐ろしい。

 今回のスイス銀行の取材で分かったのですが、3億円や5億円じゃ客扱いしてくれませんね。
 3,000万フラン(約24億円)ほど預けると、ようやくまともに話を聞いてくれ、1億フラン(約八十億円)で上客扱いしてくれるらしい。
 「ふー……」
 シビレルほどの差別に加治の脳みそはメルト・ダウン寸前であります。

 ではスーパー・リッチとは、いかなる人種でどんな生活をしているのか?
 資産1兆円以上だそうです。
 資産といっても金融資産ありまして、さぞかし、悠々と別荘か何かで暮らしているのだろうなと思いきや、これがまるで幽霊なのですね。
 つまり世界の3、4か所に家を持っているにもかかわらず、そこにほとんど住むことはない。どうしているのかというと、プライベート・ジェットで移動し、どこの国にも住んでいないのですよ。
 3ヵ月以内に国を転々とすれば、どこにも納税義務が発生しないという理屈です。
 彼らは、加治と同じ地上にいるのですが、どこにもない場所、異次元の住人でありまして、そのためのプライベート・ジェットなど安い買い物なのです。
 銀行員いわく、スーパー・リッチは世界に50人ほどおり、その中の30人ほどが仲が良く、携帯電話で連絡を取り合って、ジェット機に乗ってどこぞの国でこっそり落ちあい、どこぞの株を買い、一斉に売り抜けるという荒技こなしているのだそうです。
 「1兆円近くぶつければなんでもできます」
 と悔しまぎれに言ってみましたが、ごまめの歯ぎしりで、銀行家にそのまま流されてしまいました。
 ちなみにスーパーリッチ同好会に日本人は一人もおらず、アジア人では、チャイニーズが一人いるのみだそうです。

 で、歳をとって移動生活に疲れれば、引退です。気に入ったところならどこの国でもいい。なにせ、本人は死ぬほど稼いでおり、子供への相続もすっかり済ませているのですから、どこに住もうが税金はかからない。
 税務署は、何千億、何兆円という税を放置し、庶民を突っつき回して、10万円、20万円といじめますが、しかしこれだけ桁外れに違うと怒りを通り越して、言いようのない無気力感に襲われ、言論人たるものそうではいかんのに、「もうどうでもいいや」、ついなんて投げやりになってしうもんです。

 スーパー・リッチより数段格下の、富裕層……この富裕層の定義も難しいのですが、ざっくり30億円以上で、その資産も年々増え続けている発展途上の人としましょう。彼らクラスが一番税の低いエリアに住みたいわけです。
 といっても危険地帯や砂漠地帯はまずいわけで、そうなるとスイスなんていう所はかっこうの場所です。
 スイスには26の州、2750あまりの市町村ありますが、それぞれ課税権を有しているので、場所場所で税率が違っているのですね。
 中でもツークとボレラウは特別です。
 所得税、相続税がゼロに近い。
 いまや歌手やら俳優やらF1レーサーやら、つまりスーパー・スターどもが好んで住み、しかし家の数が限られているので需要過多となって、今やちょっとしたコンドミニアムが7、8億円という高騰ぶりです。
 それでも無税なら、世界の富裕層が目白押しとなります。
 無税なのに、市の財政はどうやって賄(まかな)っているのか? 
 消費税や固定資産税だけじゃ、ぜんぜん足りないだろうから、不思議に思って訊いてみました。

スイス銀行―「国の援助です」
加治――――「しかし、他の街の税収を、赤字のツークやボレラウに投入するのは不公平ではないでしょうか?」
スイス銀行―「それは違います」

 答えはこうでした。
 まず無税にすると、世界の企業、有名富裕層が集まる。彼らが大宣伝の看板になるから、さらにカネがスイスに集まるという計算だそうだ。
 もともとスイスは、世界中の出所不問の莫大なるカネを呼び込んでおりますから、銀行の金庫には現金が唸るほどあるわけです。
 スイスの銀行は預けるだけで、逆に金利をとられますね。で、儲かった銀行は国に上納金を納めるわけです。
 つまり国が、無税でカネを釣り上げ、受け皿となっている金融機関から上前をはねる仕組みです。お分かりでしょう?
 国全体が巨大な金庫ですから、それを守る警備は万全でなければならない。
 それは強力な軍隊です。

 国全体が臨戦態勢ですね。
 高速道路わきには大砲が隠され、戦車止めは至るところに設置されているのですよ。
 徴兵制の上に予備軍の数といったら、各家庭には小銃が保管されているくらいで相当な数にのぼります。ついこの間まで住宅への核シェルターが義務付けられておりましたから、建物の99パーセントがシェルター付きです。

〈あなたの大切はおカネは、スイス国家が守ります〉

 第二次世界大戦時、永世中立国だったなどと学校で習いましたが、インチキです。
 スイスは一銭の得にならない戦争を傍観して世界のカネ集めに腐心するだけではなく、ナチとも取引をして、戦費を融資し、ナチの略奪品―金塊や美術品―を運びこませることもしたのです。
 また同時にユダヤ人のカネもアメリカ人のカネも……つまり世界の大富豪の金庫に徹したために、ドイツもアメリカも手を出さなかっただけです。
 カネの力がスイスを守ったわけで、あくどいが、ものすごく高度であっぱれな戦略といわざるをえません。
 ナチはつぶれ、大量のユダヤ人が殺されました。
 しかしスイス銀行は、どさくさにまぎれて彼らの預かり金をそっくりいただいちゃったのです。
 ご記憶にあると思いますが、ユダヤ人がそれを問題にしたのは約15年前のことです。
 最初は守秘義務を盾として頑として受け付けなかったスイス銀行ですが、ついにおっかないイスラエルが動き、アメリカが圧力をかけた結果、しぶしぶ身元不明のユダヤ系名前だけを公表し、遺族に返還したのです。
 むろん遺族が判明した、それもユダヤ人だけで、ぜんたいの9割が不明なままだという話です。
 食うか食われるか。世界はそうなっております。

 最後に、スイス人銀行家にこう問われたものです。
 「ユーロは崩壊すると思います。さて、日本はどうしますか?」
 言葉に詰まる加治。
 政府はノー天気に小沢がどうしたとか、ウランの処理もできないくせに原発再稼働するだとか、実にくだらない話題と決定ばかりでユーロ対策についての議論はまるでありません。

―1回目の溜息―

 個人的に見れば超高率の相続税。三代続けば財産はきれいさっぱりなくなるという日本、それでも文句も言わない子羊ちゃん。

―2回目の溜息―

 何をするか分かったものではない危ない国に囲まれているにも関わらず、軍隊もなく、外交戦略もなく、政治も文化も、お笑いと漫画とグルメで一日が終り。

―3回目の溜息―

 それ以外、なにがあるというのでしょう、日本ははたして、消滅せずに生き残れるのだろうか、という思いが胸に去来するだけでありました。

 こうしてスイスから帰り、手に入れたコインを眺めながら、いっそ我が国を離れて、スイスに住もうかとも思ったのですが、隠す財産などぜんぜんない貧乏作家には意味のないところであります。

 幸せを祈りつつ……。

                           続く。

《お知らせ!》
★6月7日、BSTBS夜10時から一時間番組「ナンバー2」に加治が登場します。
西郷隆盛について熱く語ります。編集カットの憂き目にあっていない限り、そうとう深くしゃべっているので是非ご覧ください。


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おかげさまで発売10日目で増刷になりました。ありがとうございます。
だれにでもできるコイン投資。この本で、コイン業界は盛り上がりを見せております。
当てにならない「年金」代わりに、コインで老後を悠々と乗りきっていただければ幸いです。

西郷の貌(かお)

加治が特定した本物の西郷隆盛の顔写真。それが載っている小説『西郷の貌』(祥伝社、1,800円(税別))も重版を重ねて4刷りです。ありがとうございます。

〈賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ〉

加治の歴史ロマンで、豊かにお暮らしくださいまし。



バックナンバー
Profile:加治 将一(かじ まさかず)

作家・セラピスト。1948年札幌市生まれ。1978年より15年間、ロサンゼルスで不動産関係の業務に従事し、帰国後、執筆活動に入る。ベストセラー『企業再生屋が書いた 借りたカネは返すな!』(アスキー)、評伝『アントニオ猪木の謎』、サスペンス小説『借金狩り』、フリーメーソンの実像に迫った『石の扉』(以上三作は新潮社)など多数の著作を発表。『龍馬の黒幕』『幕末 維新の暗号』『舞い降りた天皇』『失われたミカドの秘紋』(すべて祥伝社)の歴史4部作は大反響を巻き起こし、シリーズ 50万部の売上げ更新中である。その他、カウンセリング小説『アルトリ岬』(2008年 PHP)や『大僧正とセラピストが人間の大難問に挑む』(2010年 ビジネス社)などがある。

西郷の貌(かお) 『カネはアンティーク・コインにぶちこめ!』(東洋経済新報社)

2011年4月に『陰謀の天皇金貨』(祥伝社刊)を、2012年1月に『倒幕の紋章』(PHP文芸文庫)を文庫版として発売。2012年2月に『西郷の貌(かお)』(祥伝社刊)を、2012年4月に新刊『カネはアンティーク・コインにぶちこめ!』(東洋経済新報社)を発売。

★加治将一 公式音声ブログ: http://kajimasa.blog31.fc2.com/
★加治将一 公式ツイッター: http://twitter.com/kaji1948

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