船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
歴史の重み
2014.10.22(Wed)
社名:(株)船井メディア
名前:小島 聖加

 みなさまこんにちは。
 いつも『舩井幸雄.com』をご覧いただき、誠にありがとうございます。

 船井メディアの小島聖加です。
 ただいま企画広報チーム映像担当として、映像制作を行っております。
 だんだんとセミナー撮影など様々な映像を任されるようになり、迫り来る締め切りと自分の納得できるクオリティとの狭間で日々格闘をしております。

 入社してまだ半年も経っておりませんが、舩井SAKIGAKEフォーラム2014、そして日々の仕事をしておりますと、来期20年を迎える船井メディアの歴史の重みを強く感じます。


多くのものは奪われたが、残されたものも多い
かつて地と天を行き来した力強さは今はないが、今も英雄的な心は残っている
弱くはなれども、戦い、見い出し、屈することのない意志は強い


 イギリス「007」シリーズの最新作「007 スカイフォール」の中で出てくるセリフです。

 007シリーズといえば観たことはなくても名前は誰もが知っている大人気シリーズです。
 1作目、「007ドクターノオ」が公開されたのが1962年。なんと50年の歴史があり、今現在で23作品、製作されております。
 「ボンド、ジェームズ・ボンド」など数多くの名セリフ、そして誰もが聴いたことがあるであろうメインテーマなど長い歴史の中で様々なお決まりがつくられてきました。

 人気シリーズということもあり、お決まりが楽しみというファンは多いですが、どのシリーズも経験するマンネリが007シリーズを襲いました。

 結果、世界ナンバー1の興行収入を誇っておりましたが、その座を追われ、数作品はマンネリを打破しようと試行錯誤を行ないましたがなかなかうまくいかず、シリーズは存続の危機に陥りました。

 数多く製作されるスパイ映画の中で007シリーズの立ち位置はなくなっていました。
007シリーズは過去の栄光に縋(すが)るしかなかったのです。

 しかし、6代目ジェームズ・ボンド、ダニエル・クレイグでシリーズの一新を行います。
 かつてのユーモアがある作風を捨て去り、無骨でハードな作風で新たな007を創り上げました。

 最新作「007 スカイフォール」はダニエル・クレイグボンド3作目で、作品ではかつての007シリーズを現在のイギリスを照らし合せています。


多くのものは奪われたが、残されたものも多い
かつて地と天を行き来した力強さは今はもうないが、今も英雄的な心は残っている
弱くはなれども、戦い、見い出し、屈することのない意志は強い


 ボンドの上司である“M”がテニスンの詩を引用し、「屈することのない信念」を語ります。

 007シリーズは50年の歴史を経て、新たなスタートを切ったのです。


 11月1日2日に開催いたします、舩井SAKIGAKEフォーラム2014では新しいスタートが切られます。是非ともご参加いただきたいと存じます。

 最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。


25周目:「チャンスがやってくる瞬間」

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