船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
天からの贈り物 『守布(mamorinuno)』
2013.12.13(Fri)
社名:(株)本物研究所 商品企画グループ グループマネージャ
名前:横濱 朋子

守布を見つめる、空飛ぶ竹ガーゼ社の
相田雅彦さん

皆様、こんにちは。
私は、株式会社本物研究所で商品の企画や採用の仕事をさせていただいております。
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今回は私の尊敬する相田雅彦さんを紹介させていただきます。

相田さんは、大変なご苦労の末、竹の繊維化に成功され、現在、「竹布」と名付けられた竹繊維商品の製造販売をされています。

開発当初は「心地よさ」を追求して作られていたそうなのですが
しばらく使っているうちに、ある気付きがあったそうです。

通常のタオルは、浴室に置いておくと、3ヶ月もするとにおってきたり、タグの
部分にカビが生えたりするのですが、
竹布タオルは、いつまでも変わらなかったとか……。
そこで食品分析センターに分析をお願いしたところ、
センターの方から驚きの電話がかかってきました。

綿と竹繊維の両方に、それぞれ 4万個の “MRSA(メシチリン耐性黄色ブドウ球菌)院内感染菌”を接種したところ、37℃で18時間経った後、綿は4万個あった菌が400万個に増殖していました。
ところが竹繊維は、4万個あった菌が、なんと0(検出不能)になっていたそうです。

びっくりした検査官は、同じテストを3回行ったそうですが、
3回とも同じ結果になったとのことでした。
この検査結果を聞いたときのことを思い出し、相田さんは
こんな風におっしゃっていました。

「1999年に竹の繊維を発案し、2001年9月の類い稀なる抗菌力が明らかと
なった日、その果たすべき役割を夜通し考えながら、私は、
乗り越えなければならない課題の余りの大きさにめまいがしそうでした。」と……。

それから14年。
「竹の繊維で糸を紡ぎ、生地にして、傷にそっと寄り添うガーゼをつくる……。
そしていつか、医療の現場に届けたい。」

その想い一筋に、竹繊維100%のもの作りにこだわり、素材開発、
技術革新に大半の月日を捧げ、竹の育成、医療用ガーゼの国内生産化へと、
幾多の壁を乗り越えながら粛々と歩みを進めてきた相田さん。

その間、竹布は、木綿や絹ですら負担の重い敏感肌の方でも
安心して使っていただける様々な製品に姿を変え、
多くの方々にご愛用いただいてきました。

そして、「いつか、医療の現場に届けたい!」 という
相田さんの想いをのせて、いよいよ竹布が医療現場へ向けて
羽ばたき始めました。

“人が最も傷み苦しむその時に、そっと傷に寄り添い、
ただ快癒を祈る一枚のガーゼ” 『守布(まもりぬの)』と
名づけられた国産の竹布ガーゼが、原点でもあるこの念願の
使命を果たしていくことになります。

私は、相田さんの活動を心から応援していきたいと思っています。
『船井幸雄.com』をご覧の皆様のまわりに
守布を必要とされる方がいらっしゃいましたら
ぜひ、ご案内頂けたらと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

お問い合わせ先:株式会社本物研究所 商品企画グループ
TEL:03-5769-0271

守布の理念はこちらからご覧いただくことが可能です。
空飛ぶ竹ガーゼ社
http://flying-bamboogauze.com/info.html


2周目:「天災を経験して」
3周目:「大地震」
4周目:「いざ鎌倉へ!はせ参じるらん」
5周目:「肥田式強健術とは」
6周目:「一流の集中力」
7周目:「記者クラブ」
8周目:「こころの故郷『森のイスキア』」
9周目:「絆」
10周目:「奇跡の七号食」
11周目:「竹布(たけふ)という神様からの贈り物」
12周目:「被災地に行ってみて感じたこと」
13周目:「太陽の恵みをご家庭に!」
14周目:「祈り」
15周目:「あいうべ運動」
16周目:「一週一菜」
17周目:「モチベーションの保ち方」
18周目:「才能と出会う5つの瞬間」
19周目:「奇跡の牛乳」
20周目:「乳脂肪分3.8の秘密」

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