船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
テレサ・テンは菩薩だった!
2017.7.19(Wed)
社名:(株)本物研究所
名前:服部 真和

皆さま、こんにちは!
51コラボの服部と申します。

現在、51コラボでは龍羽ワタナベさんと行く「ドラゴン・イン台湾」というスペシャルな台湾への旅を企画しています。それで、と言ってはなんですが、私は台湾に関する本を読んだり、映画を見たりするようにしています。

台湾が生んだアジアの歌姫と言えばテレサ・テンです。私はテレサ・テンに関して書かれた本を読んだり、CDを購入し彼女の歌を聴いたりしています。その中でも、丁度、BS朝日でテレサ・テンの特集番組をやっていてそれを見ていてとても感銘をうけました。

私は彼女が日本で次々とヒット曲を発表した当時、台湾から来てヒット曲を飛ばした女性歌手くらいしか認識がなかったのですが、実は、彼女はそんなレベルでの存在ではなかったということ。絶大なる人気でアジアを駆け巡ったテレサは、それこそ宇宙的存在なのでした。

中国本土にはテレサ・テンしか扱っていないバーがあって、壁はテレサだらけ、カラオケもテレサの曲のみ。驚いたのはテレサ・テンが森進一の「襟裳岬」の日本語版をカヴァーしていて、中国人のテレサ・テンのファンが日本語で「襟裳岬」をカラオケで歌っているということ。ホントその映像には驚きました。

これはビートルズファンの日本の男性が、カラオケで英語でビートルズの歌を歌っているというのと同じ事です。そのくらいテレサ・テンは影響力があったということ。

彼女は谷村新司の「昴」とかアン・ルイス、中島みゆき、など多くの日本の歌を中国語に直して歌ったりしているのでした。つまり、あの当時の日本のヒット曲が、テレサ・テンを通して国境を超えて、中国の人達の心のなかに残していたのでした。

2009年、インターネットで実施された中国で最も影響力のある文化人は? というアンケートで、30%以上の850万票もの票を集めテレサ・テンは堂々の第一位を獲得したという知られざる事実、彼女こそアジアに最も影響力を与えたのであり、本物の歌姫を体現した人物なのでした。

私はテレサ・テンがそんなに偉大な存在であったことなど、つい最近まで、露知らずでいました。

あらためて番組でテレサ・テンの歌う姿の数々を見ていて、当時は全く感じなかった哀愁を感じ、彼女こそ本物の歌姫と心から感じたのでした。

中国民主化運動の集会で飛び入り参加し中国への愛の歌を歌ったテレサ、望まれながらも叶わなかった中国本土でのコンサート、天安門事件直後でテレビの生放送で黒い服を着て涙ながらに歌ったテレサ。「私はどこの国に行ってもガイジンなんです」と涙を浮かべ語ったインタビュー……。彼女は中国という国を誰よりも愛し気にしてきたのですが、本当の居場所を生涯得ることができなかった。

短い人生を人の何倍もの濃密した時間で生き切ったテレサ・テン、なんかすごく心が揺れました。とても好きになりました。テレサ・テンの墓は台湾にあるそうです。国境を超えてアジアで今尚、愛されているテレサ・テン、彼女が与えた影響ははかりしれません。テレサ・テンは菩薩の化身だった。そう思います。

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●テレサ・テンを生んだ台湾へ!
龍羽ワタナベさんと行くスペシャルな旅「ドラゴン・イン台湾」
http://51collabo.com/?page_id=9111
●龍羽ワタナベが語る「ドラゴン・イン台湾」のポイント@(音声)
http://51collabo.com/mp3/taiwantour1.mp3
●龍羽ワタナベが語る「ドラゴン・イン台湾」のポイントA(音声)
http://51collabo.com/mp3/taiwantour2.mp3
●龍羽ワタナベが語る「ドラゴン・イン台湾」のポイントB(音声)
http://51collabo.com/mp3/taiwantour3.mp3
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2周目:「映画館へ行こう!」
3周目:「清々しいメロディに紡ぎだすハート」
4周目:「刺激的な人物がいた!」
5周目:「人の変化で時代を感じる」
6周目:「ひまわり大作戦」
7周目:「雑感」
8周目:「あらためて「プラス発想、素直、勉強好き」を・・・」
9周目:「想いは実現するということの私なりの解釈」
10周目:「宮沢賢治と手帳」
11周目:「防災の心得」
12周目:「書と陶の融合・・・私探しの旅に出て私になる」
13周目:「麻について」
14周目:「歩くことが楽しくなってきた」
15周目:「工夫をしよう!」
16周目:「アルゴ」
17周目:「私が過ごした本物研究所について」
18周目:「「笑いとばせ」という感性」
18周目:「「ありがとう」の言葉の力」
19周目:「美術館は妖怪ブーム」
20周目:「インフレ時代到来か?」
21周目:「20代の仕事の思い出」
22周目:「舩井幸雄が遺してくれたもの」
23周目:「まっ直ぐなやさしさ」
24周目:「山口敏太郎さんという方にお会いした印象」
25周目:「突出したことをしないでセミ・リタイアした男性」
26周目:「「精麻」で幸運を呼び込む」
27周目:「新春はこの人に注目!」
28周目:「20年前を振りかえる」
29周目:「新しいことをやるには……」
30周目:「月並みですが持続のコツ」
31周目:「やってみて気づく」
32周目:「運を味方にするサイトがオープン!」
33周目:「雑感」
34周目:「セルフ・ブランディングの時代を感じて」
35周目:「絶望と無気力の淵から立ち上がって・・・」
36周目:「今から、ワクワクしています!」
37周目:「スピ・サミ・レポート」
38周目:「3・3・3の原則」
39周目:「この人、イイね!」
40周目:「エジプトに行ってきました!」
41周目:「違和感を感じる自分」
42周目:「スピリチュル・サミットの季節が・・・」
43周目:「禅を新発見」
44周目:「道教」
45周目:「ゴッズ・オブ・エジプト」
46周目:「タオという宇宙観」
47周目:「ドラゴン・イン台湾」

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