船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
まっ直ぐなやさしさ
2014.4.11(Fri)
社名:(株)船井メディア
名前:服部 真和

 皆さんこんにちは。今日からこの社員コラム「本音で生きよう」は23周目を迎えます。いつもお読みいただき、まことにありがとうございます。

 さて、朝日新聞(2月25日)の読者投稿欄を読んでいた私の妻が、「この記事を読んでみて、素晴らしいから」と語りかけてきました。

 なんだろうなと目を通すと、投稿者は42歳の主婦、息子さんはいじられキャラらしく、ある日の休み時間に友人とふざけていたら、いじりがエスカレートしていったそうです。それに対し息子さんはつらいと感じた。
 その時「もうええやろ。やめたれや」と近所の野球少年が声をかけ、嫌なムードの教室から「行こうぜ」と息子さんを連れ去ったそうです。「ありがとう」と息子さんがいうと、「えっ? なんで?」と笑った。
 後日、お母さんがその野球少年に「ありがとうね」と言ったら、恥ずかしそうに笑った。また、彼のお母さんにもお礼を言ったら「きっと息子はそれが正しいと思ったんでしょうね」と言ったとか。
 その野球少年こそ、昨年、不滅の記録を打ち立て日本中を沸かせた田中将大投手。
 投稿した主婦の方は、こう書いていました。「今でも感謝している彼は田中将大君。大リーグ、ヤンキースの投手として一歩を踏み出した。」
 私もその投稿記事を読んで、なんて爽やかで素敵なんだろうと素直に感動しました。妻はその記事を切り取って手帳にはさんでいました。

 昨年楽天を優勝に導いた田中投手のピッチングを見ていると魂が揺さぶられるものがあります。優勝が決まるゲームに登板したあの投球、日本シリーズのあの投球、一球入魂の凄まじいまでの闘志、気迫、想い。テレビの画面で田中投手の姿を見ていて、今の日本に失われているのは彼のような姿勢なのではないか? と思ったりしていました。そして新聞の投稿記事を読んで、そのナチュラルな姿勢にさらにそのように感じたのでした。

 敗戦後の焼け野原から日本は奇跡の復興を遂げ、世界的にも例を見ない成長により先進国の仲間入りを果たしました。世界レベルで見れば日本は、モノは豊かであり、情報も基本的には入ってくる、民主的な国家運営もされているほうであると言えるでしょう。しかし一方で、豊かである故の様々な問題も同時に抱え込んでいるのが日本であると思うのです。

 けっしてハンサムといえないけれど凄まじいまでの気迫と闘志により実績を築き、最も頼りがいのある力強い男としての姿をマウンドで見せてくれた田中投手。彼のピッチングの奥底にはそうした闘魂の姿勢以外にも、新聞の読者投稿にあったように、まっ直ぐで素直な気持ちと人をいたわる気持ちが底流に流れているに違いありません。その人としての基本的なハートの部分と燃えるような闘志、最近、私は田中投手を見ていると「日本男児」とはかくあるのだろうと思えてきます。

 私が心から応援したくなる日本人の一人、田中将大投手は白星で大リーグ人生をスタートさせました。彼ならきっとやってくれるでしょう。


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2周目:「映画館へ行こう!」
3周目:「清々しいメロディに紡ぎだすハート」
4周目:「刺激的な人物がいた!」
5周目:「人の変化で時代を感じる」
6周目:「ひまわり大作戦」
7周目:「雑感」
8周目:「あらためて「プラス発想、素直、勉強好き」を・・・」
9周目:「想いは実現するということの私なりの解釈」
10周目:「宮沢賢治と手帳」
11周目:「防災の心得」
12周目:「書と陶の融合・・・私探しの旅に出て私になる」
13周目:「麻について」
14周目:「歩くことが楽しくなってきた」
15周目:「工夫をしよう!」
16周目:「アルゴ」
17周目:「私が過ごした本物研究所について」
18周目:「「笑いとばせ」という感性」
18周目:「「ありがとう」の言葉の力」
19周目:「美術館は妖怪ブーム」
20周目:「インフレ時代到来か?」
21周目:「20代の仕事の思い出」
22周目:「舩井幸雄が遺してくれたもの」

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