若き経営者の奮闘録

13年間の教師生活から一変して入ったビジネス界。義父・船井幸雄からさまざまな教えを受けながら、日々学び、成長していく(株)本物研究所社長・佐野浩一の経営者としての奮闘録をお届けします。

2006.12
美しき?誤解 

 教員からビジネス界に身を投じてしばらくは、あまりにわからないこと、できないことの山、山、山。実はそれまで教員であった自分の半生を否定的に見ざるをえない時期もありました。しかし、あることに気づいた結果、やはりすべては必然必要であると確信することになります。
 それは、「どんなことにも共通点や応用活用できる部分がある」という、ごくあたりまえにも思える気づきでした。しかし、このことは、私にとってそれはそれは大きなものでした。今でも強く私を支える確信となっています。
 創業してすぐ、10月に行われる「船井幸雄オープンワールド」の実行部隊を任されることになりました。もちろん、イベント主催なんてやったことがありません。しかし、私の中には"きっとできる"と思える感性が働いたのは事実でした。
 運動会!?
 文化祭!?
 入学式!?
 卒業式!?
 同じようなことをやってきたじゃないか……! うん、きっとできる!
 規模は50倍以上であっても、創り上げていくためのパーツは同じはず。自信などみじんもありませんでしたが、ふとそのように思えたのです。
 結果は……。
 想定外のできごとももちろんありましたが、やはり思ったとおりでした。
 実は、経営者の仕事も、教員の仕事にとってもよく似ています。いや……、似ていると勝手に思っているのです。わが師・船井幸雄はいいます。人づくりをすることで、会社は成長するものであると。
 私は、ビジネスパーソンとしては、どうやらできないことが多すぎるようです。しかし、自分にできないことをできる人が集えば、組織として機能するのです。だから、私は、私のできること、(その組織内で)私にしかできないことをしっかりやっていこうと決めたのです。それは、スタッフみんなが気持ちよく仕事ができ、存分に力を伸ばせるような土壌をつくること。
 こうして、それぞれが個性を活かせる"学級運営"を想定しながら、会社づくりをいよいよ本格的にスタートさせたのです。それは、オープンワールドを無事終えた後、新しいスタッフ5名を補強した2004年1月のことでした。
 学校と会社は同じ。この"美しき?誤解"はいまでも変わっていません。

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Profile:佐野浩一

1964年大阪生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、13年間中高一貫教育校の英語教員として従事。2001年4月、(株)船井事務所に入社。2003年4月、船井幸雄グループ・(株)本物研究所を設立し、代表取締役社長に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓蒙、普及活動を行なっている。

ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる2005年10月に『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる
(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)を出版。




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