若き経営者の奮闘録

13年間の教師生活から一変して入ったビジネス界。義父・船井幸雄からさまざまな教えを受けながら、日々学び、成長していく(株)本物研究所社長・佐野浩一の経営者としての奮闘録をお届けします。

2008.06
経営者の通知表
 先日、第五回株主総会を実施いたしました。無事、五期連続の黒字決算となり、売上げで昨対112.4%、経常利益で昨対134.4%と、会社全体としてはまずまずの成果を上げることができました。
 決算書は、経営者の通知表といわれますが、やはりオーナーであり、大株主でもある船井会長からは、まだまだ及第点をもらえそうにはありません。笑顔と言動はとてもやさしいのですが、こと経営に関することになりますと、めちゃくちゃ厳しいのが船井会長です。スタッフ個々の働きぶりからすると、とてもがんばってくれたと思っていますが、社長に対する評価は5段階評価で「2」(欠点)といったところでしょうか…。
 株主総会後、久しぶりに船井会長から期待あふれるコメントを約1時間にわたっていただきました。貴重な時間を当社の未来のために投資してくださっていると思うと、これまた超厳しい言葉の中に、喜びとやる気がぐんぐん湧き上がってきました。
 まず、人としては、「約束をだまって破るようなことはしてはならない」「人の悪口をいってはいけない」。この二つをクセづけるようにと話されました。
 会社としては、「儲かる会社にしなさい」との一言。要するに、「よく学び、よく働き、よく稼ぐ会社組織たれ」ということです。会長が育ててこられた株式会社船井総合研究所は、“野村証券流”を導入することで業績が上がったとおっしゃいます。一例としては、「営業担当者が営業時間に社内にいないこと」をあげられました。もちろん、これは“言わんとする意味”を理解し、実践するよう求められているわけです。つまり、“純粋なる営業時間を確保する”ことの重要性です。社内にいるにもそれなりの理由があるわけですが、マクロに理解し、実践したいと考えています。
 あと、「社員は、会長や社長が話したり、書いたりしていることを、覚えて、話せるようにしておくべきだ」との指摘でした。私も、船井会長のことは日々学んでいるつもりでしたが、「まだまだ足りないのだな…」と痛感させられました。社員とともに、実践を継続します。
 こうした厳しい言葉をいただくのも、実は久しぶり…。元気になられた会長を実感するとともに、あらためてその大きな期待に応えるべく、背筋が伸びる思いでした。
 経営者の通知簿。
 オーナーや株主はもちろん、お取引先にも及第点をいただけるよう、精進の日々は続きます。


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Profile:佐野浩一

1964年大阪生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、13年間中高一貫教育校の英語教員として従事。2001年4月、(株)船井事務所に入社。2003年4月、船井幸雄グループ・(株)本物研究所を設立し、代表取締役社長に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓蒙、普及活動を行なっている。

ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる2005年10月に『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる
(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)を出版。




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