若き経営者の奮闘録

13年間の教師生活から一変して入ったビジネス界。義父・船井幸雄からさまざまな教えを受けながら、日々学び、成長していく(株)本物研究所社長・佐野浩一の経営者としての奮闘録をお届けします。

2007.01
一つの決断 
 2004年の1月。
 当初間借りさせてもらっていた事務所の一角はすでに手狭となり、新しい事務所に引越しをしました。夢に見た"自分たちの城"。内装工事を経て、引き渡された日の感動は、一生忘れ得ない思い出となるものでした。
 広くなる事務所を見越して、新しく5名の仲間を迎えました。このときすでに社員数は約15名。大手企業に勤めていた"ベテラン"たちも加わり、体育会系クラブのようだった当社も人材的に厚みを増すことになりました。ホントにありがたい出会いでした。
 さあ、準備は整いました……。
 どこのベンチャー企業でも同じでしょうが、創業当初は社長のトップ営業はあたりまえのこと。私も、当初は全国を飛び回っていました。
 そして、この年の1月。
 一つの決断をしました。
 「トップ営業をやめよう……」
 「形」と「結果」になってあらわれはじめたのは数ヶ月後。結果的に、この決断は、これまでの約4年のうちで最高傑作であったと確信しています。第二期目、売上げ昨対比400%を達成できたのも、営業すべてをスタッフに任せたからこそ成し遂げられたと思っています。その後一年間、社長が、"社長"の仕事をすることの重要性を、ことあるごとに実感し続けることとなりました。
 そして、さらに1年後。
 2005年3月に、株式会社船井総合研究所のカリスマコンサルタント・五十棲剛史さんが次の書物を世に問われました。
 「売上2億円の会社を10億円にする方法」(ダイヤモンド社刊)
 この書物を読んで、びっくり仰天。まさに、私たちの第二期は、この書物に書かれたとおりのストーリーをたどりました。社長が現場から離れ、会社の"設計図"を描き、それに基づいた仕組みづくりに専念する。あらためて答え合わせができたかのようで、とてもうれしく思ったのです。
 間違っていなかった……。

 時を経て、今年は創業5期目を迎えます。これからも、一人前の経営者になれるよう、日々試行錯誤、努力あるのみと思っています。
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Profile:佐野浩一

1964年大阪生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、13年間中高一貫教育校の英語教員として従事。2001年4月、(株)船井事務所に入社。2003年4月、船井幸雄グループ・(株)本物研究所を設立し、代表取締役社長に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓蒙、普及活動を行なっている。

ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる2005年10月に『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる
(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)を出版。




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