若き経営者の奮闘録

13年間の教師生活から一変して入ったビジネス界。義父・船井幸雄からさまざまな教えを受けながら、日々学び、成長していく(株)本物研究所社長・佐野浩一の経営者としての奮闘録をお届けします。

2007.02
企業は『人』なり 
 この世に生を受けると、子は親から名前を授かります。名前のついていない動物や木や花はあっても、名前のついていない人はおそらくいないでしょう。
 だからでしょうか? 
 人は、人が関わるものや生き物には、個別に名前をつけてきました。
 だから、商品にも名前がついています。
 会社にも名前がついています。
 名前がつくということは、それは個性の象徴であると理解されているからです。
 法人。
 会社は法律上、「法人格を有する」とされています。会社によって、性格や考え方や道徳心や行動傾向や目指すところが異なるわけです。そして、この異なりはすなわち経営トップそのものの個性と生き方の違いにほかなりません。まさに"遺伝子"と呼んでよいと思います。
 ですから、船井会長が常に「組織体はトップで99%決まる」というのも、自分なりに理解を深めてきたつもりです。
 企業規模が大きくなるにつれて、トップと現場の距離が遠ざかり、組織の隅々まで思いが届きにくくなります。それでも、超大企業や大企業が世の中に君臨し続けるのには、それなりの"遺伝子"伝達と浸透のしくみが出来上がっているからだと思われます。
 経営者は会社の羅針盤です。どんな会社にしたいか、お客様にどんな喜びをお分けしたいか、どのような方法で、どのような計画で、どのような目標に向かって歩んでいくのか……。絶えずこうしたことがらをオープンにし、共有していく必要があります。ときには、(倫理観、道徳観を十分持ったうえで)何が正しく、何が間違っているのかさえも提示するよう求められるわけです。
 トップは「生きざま」で勝負しなければなりません。創業当初から、「こうありたい」「こんな会社にしたい」「お客様からこのような会社だと知ってもらいたい」と、様々に表現し続けてきました。いよいよ創業5期目。その真髄が試される一つの節目を迎えます。
 企業は人なり。その"人"とは、すなわち経営者自身なり。
 チャレンジは日々続きます……。
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Profile:佐野浩一

1964年大阪生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、13年間中高一貫教育校の英語教員として従事。2001年4月、(株)船井事務所に入社。2003年4月、船井幸雄グループ・(株)本物研究所を設立し、代表取締役社長に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓蒙、普及活動を行なっている。

ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる2005年10月に『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる
(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)を出版。




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