若き経営者の奮闘録

13年間の教師生活から一変して入ったビジネス界。義父・船井幸雄からさまざまな教えを受けながら、日々学び、成長していく(株)本物研究所社長・佐野浩一の経営者としての奮闘録をお届けします。

2008.09
夢の途中
 ベンチャー企業の社長が、数ヵ年の経営計画や未来へ向けての具体的ビジョンについて語っておられる文章やお話に出くわすことがあります。そんなとき、私は素直に「すごい……!」と思ってしまいます。
 ベンチャー企業を取り巻く環境というのは、非常に流動的です。誤解を恐れずに表現すれば、「明日はどうなるかわからない」ということです。その外的環境とは、たとえば人であったり、商品であったり、場合によっては経済情勢そのものであったりします。いつ何時、変化を余儀なくされるかは、正直なところ「わからない」というのが真実だと思います。それにもかかわらず、ズバリ言いきってしまわれたり、数年後、見事に現実のものとされる姿を見ていますと、ただただ「すごい!」と拍手を送りたくなります。もちろん、一経営者として、人ごとではありませんが……。
 どうやら、そうした背景には、経営者の強い確信に満ちた思いがあるようだと、気づくにいたりました。このことは、船井会長もずっと言ってきたことですが、やっとそのこと自体を明確に理解できるようになったということです。
 もちろん、私にも一つのイメージといいますか、夢があります。一般的にいうところの経営計画やビジョンとは異なるかもしれません。私の場合、極めて明確に見えている一枚の絵(写真?)があるのです。そこに映る人々は、みな満面の笑みを浮かべています。そこにはもちろん、いまの社員たちの顔もあります。このイメージが、私の頭に浮かび続ける限り、やるべきことに誤りはないのだと、実は考えています。
 そのイメージから導き出される未来の私たちの姿とは……? 
 それは、船井会長が長年主張し続けてきた「世のため、人のため」になる存在意義をもった企業のあり方。つまり、会社の存在そのものと展開する事業自体が、人にも、社会にも、環境にも、地球にも貢献している姿です。
 いま、“社会起業”を目指す人が増えています。そして、社会起業家と呼ばれる人々も増えてきました。しかし、私は決してその流れに乗るつもりはありません。船井会長が提唱してきたことを、そのまま具現化できる会社でありたいと、心から考えられるようになったということなのです。
 夢。
 これから、その夢につながる具体的な中身の実践に取り組んでいくつもりです。私たちにかかわる人々が、みんな笑顔で、みんな幸せであることを祈りつつ、社員の皆さんとともに“夢の途中”を楽しみたいと思っています。
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Profile:佐野浩一

1964年大阪生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、13年間中高一貫教育校の英語教員として従事。2001年4月、(株)船井事務所に入社。2003年4月、船井幸雄グループ・(株)本物研究所を設立し、代表取締役社長に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓蒙、普及活動を行なっている。

ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる2005年10月に『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる
(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)を出版。




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