若き経営者の奮闘録

13年間の教師生活から一変して入ったビジネス界。義父・船井幸雄からさまざまな教えを受けながら、日々学び、成長していく(株)本物研究所社長・佐野浩一の経営者としての奮闘録をお届けします。

2008.05
生け花に思う 
 「花は、見る人の心でいかようにも見える。」
 これは、華道にいそしむある人の言葉です。そうです。確かに、花は変化しません。しかし、生けられた花は同じでも、それを見る人によって、または見る人の心のあり方によって、見え方、感じ方は異なってきます。
 実は、人にも同じことがいえるようです。同じ集団、同じ組織を見ても、見る人によってその感じ方は異なります。そして、同じ人が見た場合でも、見るとき、見る場所、見る環境、そして心のあり方によって変化します。人を花にたとえるのは少々乱暴かもしれませんが、つくづく「よく似ているな」と感じます。だからこそ、「長所を見つめる」視点とその習慣の大事さを痛感せざるをえません。
 一方、そうして生けられた花も、その後の手入れの仕方によって大きく見え方は異なってきます。短い命をすぐに枯らしてしまうか、少しでも長い時間輝かせ続けるかは、花との関わり方によって違いが出ます。要するに、どれだけ花を真剣に見つめ、どれだけ愛情を降り注ぐことができるかによって、同じく生けられた花であっても変化するということですね。人間集団もまた同様……。

 結局は一人ひとりの人の集まり。花瓶が会社としての器であるとすれば、花瓶はそこに生けられる花たちをより輝かせ、より引き立たたせるものでありたいと思います。さらには、その“花たち”がそれぞれの個性を際立たせ、よさを存分に表現してもらえるべく生け方の工夫と注ぐべき深い愛情が必要となります。
 当社のエントランスでいつもお客様と私たちを迎えてくれる生け花を見て、ふとこんなことを考えていました。


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Profile:佐野浩一

1964年大阪生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、13年間中高一貫教育校の英語教員として従事。2001年4月、(株)船井事務所に入社。2003年4月、船井幸雄グループ・(株)本物研究所を設立し、代表取締役社長に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓蒙、普及活動を行なっている。

ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる2005年10月に『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる
(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)を出版。




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