船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
ホピの預言が示す道
2012.7.19(Thu)
社名:(株)船井メディア セミナー事業部
名前:高島 敏子

 約20年ほど前から親しくさせていただいている、小原田泰久さんをご紹介致します。
 小原田さんは1956年三重県鈴鹿市生まれ。1984年フリーライターとして活動開始。
 1988年中国上海を旅行中、真氣光の中川雅仁先生、ホリスティック医学の帯津良一先生と出会い、それがきっかけとなり、代替療法や癒しの世界を取材するようになります。
 その後1991年、イルカに魅せられイルカの本を執筆し、「イルカの学校」を設立。
 さらにホピ族の村、チェルノブイリ被ばく者、また多くの著名人の方の取材活動を続けています。
★イルカの学校HP★

 小原田さんの著作の中に、
『ホピ的感覚』KKベストセラーズ
『木村さんのリンゴ 奇跡のひみつ』 ムー・スーパーミステリー・ブックスがあります。

 特に、木村秋則さんを取材し書き下ろした上記の著作は、他の本の中にはなかなか書かれていない、スピリチュアルな部分に焦点をあてるなど(UFOに乗った話とか!)興味深い内容であり、また小原田さんならではの、木村さんに対するあたたかな眼差しの文章が、とても印象的です。

 そんな謙虚で、常に人にあたたかな目線を向ける小原田さんの最新刊が、来月8月上旬に発売されると伺いました。
 タイトルは、
『原爆と原発 ホピの聖なる預言』ムー・スーパーミステリー・ブックスです。
 ぜひ皆さんにも読んでいただきたく、下記に当著作の一部分を引用させていただきます。

「ぼくは、原子力のことを思うと胸が痛む。原子力のことは、「真剣に考えろよ」と天から言われているような兆候がずっと前からあった。
 にもかかわらず、もう一歩踏み込めなかった。
 まずは古い話で、1986年4月、ぼくは初めてのヨーロッパ旅行に出かけ、パリから帰る途中、モスクワ空港でトランジットのために長時間待たされた。
 その時、待合室にいた一人の日本人ビジネスマンが、新聞を開いて原発事故があったことを教えてくれた。
 とてもあんな大事故が起こったとは思えないような小さな記事だった。

 ぼくがモスクワ空港にいたのが4月29日のこと、事故から三日目だった。
 地図上でパリからモスクワへ定規を当ててみると、ちょうど、ぼくは事故直後のチェルノブイリ原発の上を飛んできたことになる。
 その後、チェルノブイリで被ばくした人たちの治療に同行取材する機会もあった。
 それも普通の治療ではなく、氣功の治療である。
 ソ連(当時)のミンスク市(現在はベラルーシ共和国の首都)にある病院を何度か訪ねた。二百人ほどいた入院患者の半分は、三歳から十五歳くらいの子どもたちだった。
 みんな青白い顔をしていて、のどの部分が腫れていた。甲状腺の病気だった。
 少しでも良くなりたい一心で、一生懸命に気功治療を受けていた姿が印象に残っている。

 1994年にアメリカインディアンのホピ族の村へ行ったのも、原子力が関係していた。
 ホピ族の村の周辺にはナバホ族の居留地があり、その両方を合わせた広大な土地の下には大量のウランが眠っていた。アメリカ政府は、そのウランを掘り出し、一部は広島、長崎に投下された原爆の原料となった。
 ホピの預言には、驚いたことに、その出来事を指すような言い伝えがあったのだ。

 「太陽をシンボルとする国に、灰の詰まったヒョウタンが落とされ、どんな薬をもってしても治らない病気が蔓延する」

 解説は不要だと思う。日本への原爆投下以外には考えられない。
 ホピの預言では、彼らが住む土地は地球の心臓部で、そこを掘り起こすと地球のバランスが崩れて、さまざまな災難が起こってくると言われてきた。
 二つの原爆がその代表的な災難だし、原爆投下が合図となって世界で起こった数々の天災や戦争も歪みが現象として現れたと考えられる。
 そして、今回の東日本大震災と福島第一原発の事故と、災難は続いていく。
 警告されていたのに、ぼくたちは・・・と思わざるを得ない。

 ホピの村では、大きな岩に描かれた預言の岩絵も見てきている。
 その絵は、言い伝えと重ね合わせていくと、そこに明確に描き記されたぼくたち人類の運命が見えてくる。
 地球のナビゲーションシステムが、「この先は行き止まりで、高い崖になっていて、落ちたら死んでしまいますよ」と警告しているのに、それを突き進むようなことを、ぼくたちはやってきたということも、ひと目でわかるのだ。
 そんな貴重な体験をしながら、大したアクションを起こすことなく、今を迎えたぼくは、紛れも無く、情けない人類の一人だ。
 
 ホピの預言の絵をじっと見ていると、ぼくたちはどこで何を間違ってきたのかが浮かび上がってくる。そして、今がどんな時代なのか。この時代にぼくたちが何をすべきなのか、そのメッセージが伝わってくるから不思議だ。
 94年には、ぼくは、そのメッセージを十分に聞き取ることはできなかった。

 ホピの預言の岩絵をナビとして、ぼくたちは何を、どうして間違ってしまったのか、そして、こうなってしまった今、どう生きればいいのか、それを探る旅を、この本の中でしてみたいと思う。

 ホピの預言が示す道は、ぼくたちがいずれ迎えるはずの、だれもが幸せに暮らせる素晴らしい世界にまで続いている。パンドラの壺の底に残された希望のように。
ぼくは、読者の皆さんと一緒に、そこにぜひともたどり着きたいと願っている」



1周目:「鈴木俊輔著 『ことだまの科学』」
2周目:「オリア・マウンテン・ドリーマーの詩『誘い』」
3周目:「地震予知は動物から学ぶべし」
4周目:「3.11のシンクロ vol.2」
5周目:「私は手技主義」
6周目:「ゲリー・ボーネル氏の「光の12日間」」 
7周目:「魂のイヤシロチツアー 京都編」
8周目:「アメノウズメは宇宙の中枢」
9周目:「絶対なる善 飯島秀行という人物」 
10周目:「大好きなジェームズ・アレン」   

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