船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
フロー体験の再現
2013.1.16(Wed)
社名:(株)本物研究所
名前:門脇 宥希

 今まで、
この体験は素晴らしかった…
あの体験をもう一度味わいたい…
時間を忘れるくらい没頭した…
 このような記憶は誰しも必ずあると思います。

 私自身は、これまでのコラムにて学生時代に野球に打ち込んで体験したことを多く書いてきましたが、船井グループで働くと「人の本質」について学ぶことの機会が多く、野球を辞めて10年以上経つにも関わらず、なぜ野球に打ち込んた経験が強烈に記憶に残るのかも、「人の本質」に照らし合わせて納得できるようになってきました。

 結論から先に言うと「フロー体験の再現」を自分自身が求めていることがわかったのです。

 ここで言うフローとは、元ソニー上席常務の天外伺朗先生がフロー理論として、数多くの書籍に紹介していて、特にヒット商品を連発した時期のソニーの社内組織の状態を「燃える集団」として、

�@メンバー一人ひとりの能力が桁違いに向上、
�Aアイディアが湯水のごとく湧き出す、
�Bきわめて短期間に信じれない成果を達成する…などと定義づけています。

 そのようにワクワクしながら夢中で技術者が創りあげた商品は、消費者の心を打ちヒットするのは当然のことのように思えます。

 何より自分自身が野球で体験したのはまさに“それ”でした。野球は紛れもなくチームプレーのスポーツ、個人の能力向上に加え、各々のポジションで役割を全うし、それが上手く“つながる”ことが重要です。自身の強烈な高揚感の記憶も、個人の成長の達成感以上に、チームが、組織が成熟していく「一体感なるもの」が生まれ、不思議と結果につながっていった強烈な記憶であり、忘れられない体感として刷り込まれています。

 さらに天外先生は、書籍『マネジメント革命』(講談社)の中で、そのフロー状態をつくりだすリーダーの自我レベルについて触れています。
 政治に見られる多数決で意見をまとめていく方法は、基本的に自分と同質の人を増やそうとして、異質の人を減らし、全員の意思を統一しようとする自我レベル。
 「成熟した自我に達すると、自分と違う意見の人と一緒にいても、とくに居心地は悪くない。つまり、心の底から多様性を受け入れることができる。だから、自分の見解を人に押しつけたり、人を無理矢理コントロールしようとはしない」と。まさに船井幸雄が言う「包み込みの発想」であり、フロー体験をするための条件として、リーダーの自我レベルが要求されています。

 人は、人と人とが織り成す関係性の中で日々過ごしているわけで、船井グループの仕事でもそのようなマネジメントの重要性が随所に見えます。

 例えば、船井グループのにんげんクラブでは、各地域で「寄合い」なるものが頻繁に行われていますが、「寄合い」は各参加者が日頃の仕事の枠を超えて、良い世の中づくりのための話し合い、企画、イベントの共同運営を行っています。そこには「本音を打ち明けても大丈夫という安心感のある場所」という条件があるくらいで、組織にルールが限りなくありません。 業種は多種多様で年齢は老若男女、一見まとまりそうにない個性集団が集まるのです。そこには給料や利益など外発的動機付けがありません。「本当の情報を知りたい」「誰かの役に立ちたい」など内発的動機付けが参加動機です。

 また、本物研究所を例にしても、ユニクロをはじめとしたSPA(製造小売り業)全盛の時代、本物研究所は商習慣の原点である卸売業として、メーカーと小売り店のプロデュース、人と人のご縁をつなぐことが主な使命になりますが、個性が強く小規模な会社がつながり、一致団結して商品を流通させることが、生き残る道です。ここでもやはり…組織…人と人…なのです。

 天外先生は、世の中のレベルと人間個々の意識レベルは相似象と言います。昨今のソニーをはじめとした大手企業の苦戦も、管理強化の合理型経営が原因、さらに深めると現状の人の自我レベルの象徴だと…。まさにこれからの企業も世の中も、自分自身の自我レベルが要求されるということです。

 私の職業柄、取引先の方々から「自分には組織はそぐわない」といった声を多く聞きますが、旧来の管理を強化した人間性を尊重しない合理的組織であれば、非合理性を持つ人の本質を考えるとそのような声が出るのも自然のようにも思えます。そこには、互いの信頼がない、人を統制する秩序が働いている自我のレベルでマネジメントしているという見方もできるからです。

 以上に挙げたように、会社の組織内だけでなく、その枠を超えて異なる企業、個人と個人が共に創り出すマネジメントが求められる時代がきたようです。同時にどんどん人の本質に近付いていく、「誰かの役に立ち、誰かとつながり、誰かと一緒に創りあげる」、人との関わり方にも進化が見えてきているようにも思います。

 各々の際立った個性が発揮されて有機的に結びつく体感を“昔のように”心の底から求めている自分がいます。その状態がまさしく感覚的に言えば「気持ちがいい」、自身のフロー体験の再現なのです。ここでもキーワードは船井流の「本音、包み込み、言霊」だと思います。


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2013年1月26日(土)
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定員:限定15名(先着順)
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お電話のお申込みは、TEL:03-5769-0271(担当・星)までお待ちしております。
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2周目:「妻のお腹の張りについて」
3周目:「包み込みで商売繁盛」
4周目:「船井流ルール化」
5周目:「“ほんまもん”のつながりって何?」
6周目:「夢の設計図は時空の超越体験へのステップ?」
7周目:「幸せ、利益、本当にやりたいこととの統合」
8周目:「“本物”の流通の現場は学びの宝庫」
9周目:「“本物”の流通は人との関係性が決め手」
10周目:「独自固有の長所を生かせば絶妙に共生できる」
11周目:「コミュニケーションプラットホームとミニロゴストロン」
12周目:「子育ての気付きも物事の相似象」
13周目:「人との出会い力が鍵」
14周目:「儲かるお店はマンダラづくりにあり」

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