船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
最近読んでショックを受けた本
2012.10.5(Fri)
社名:(株)船井本社 秘書室 『船井幸雄.com』事務局&『船井メールクラブ』事務局
名前:藤原 かおり

 皆さんこんにちは。すっかり秋らしく過ごしやすく、月夜が美しい季節になりました。いかがお過ごしでしょうか。
 船井本社『船井幸雄.com』事務局&『船井メールクラブ』事務局の藤原かおりです。

 9月22、23日に開催され、今回で最後となった「船井幸雄オープンワールド」が無事終わりました。ご来場くださいました皆さま、本当にありがとうございました。
 船井幸雄も無事、23日に30分間の講演をすることができました。
 19年目を迎えたオープンワールドが、今回が最後になるということで、大変感慨深いものがありました。
 船井幸雄は講演の中で、「よい世の中にしていこうということを、いまここで聴いている人が、一人1万人に伝えてください。これから(5000人の人が1万人に伝えて)5000万人が変わるよう、お願いします」というような話をしていました。
 これからは、より良い未来が無事訪れるよう、具体的に行動していかなければいけないのだと、私も気が引き締まりました。

 さて今回は、最近読んで、かなりショックを受けた本を紹介させていただきます。
 それは、孫崎 亨著『戦後史の正体』(創元社)です。
 この本は、船井勝仁が当サイトのコラム「「天律時代」の到来に向けて」の8月の「最近読んで参考になった本」で紹介していて、気になって読みました。高島康司さんも9月の『船井メールクラブ』の発信文で同書を紹介されていました。
 話題の本なので、すでに読まれた方も多いのではないでしょうか。

 この本は、日本の戦後史を「米国からの圧力」を軸に読み解いたものです。
 著者の孫崎氏は、元外交官で、ソ連(当時)に5年、イラクとイランにそれぞれ3年ずつ勤務し、東京では情報部門のトップの国際情報局長を務められたご経験があるという、世界情勢の裏にも表にも精通されている方のようです。
 その孫崎氏が、これまでタブーとされていた「米国からの圧力」を軸に、日本が戦後、いかにして米国にコントロールされ、支配されてきたか、またそれに加担してきた歴代の日本の首相や政治家、要人は誰か、逆に、米国の圧力に抵抗した結果、潰されてきた首相や政治家は誰か……などを実名をあげ、赤裸々に語っています。
 政治的な背景や人間関係もよくわかります。
 元外交官によって書かれたこのような本が書店に堂々と並ぶのにもびっくりです。少し前なら考えられなかったのではないでしょうか。

 孫崎氏いわく、戦後の日本は、米国に追随していこうという「追随派」と、米国の圧力に屈せず日本独自の価値を貫いていこうという「自主派」の二つの勢力が常にせめぎ合ってきたといいます(意外にも、この「自主派」の政治家はこれまで数多くいたようです)。
 しかし「自主派」はこれまでことごとく米国の圧力につぶされ、「追随派」優勢の状態のまま、現在のにっちもさっちもいかない状態に至ります。
 孫崎氏自身は、「自主派」の立場をとっており、「今後、力の強い米国に対して、どこまで自分の価値をつらぬけるかが今後の日本人にとって、もっとも重要なテーマだ」と確信されているようです。

 そしてこの本を読んで私が一番ショックだったのは、
 日本は、いまだ独立国ではなかった……ということを認めざるを得なくなってしまったことです。
 これまで私は、日本は独立国であり、アメリカとも対等な立場であると信じて疑ったことはありませんでした。……が、そうではないというのです。
 
 沖縄の基地問題、オスプレイの問題や米国債の購入にしても、「なぜ、日本はすぐにアメリカの言いなりになるのか?」
 という疑問を抱いていましたが、それは「日本はアメリカの属国だから仕方がないのだ」と考えれば納得せざるを得ないことになります。

 日本はいまだ非独立国であり、アメリカに逆らえる立場にはないのだ、ということはショッキングなことですが、将来を良くしていくためにも、まずこれを認めた上で、物事を考えていくことは大事なことかもしれません。
 日本にいじめや自殺者数が多いという問題がたえないのも、私は根底に、この日米関係の歪みが大きく関わっているように思えてなりません。日本自体がアメリカにいじめられているのですから……。


2周目:「鳥インフルエンザからニワトリを想う」
3周目:「日本の独立と個人の自立」
4周目:「資本主義について思うこと」
5周目:「“野性”を目覚めさせるには・・・」
6周目:「にんげんクラブ全国大会で気づいた“つながり”」
7周目:「歪みを正す方法」
8周目:「“グレー”からの脱却」
9周目:「“コンサバ”に思う」
10周目:「“野菜”は本当に健康にいいのか?」
11周目:「ロンドン・シティで感じた意外な“気”」
12周目:「フリーエネルギーとUFOの関係」

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