船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
ヤマト人とは
2015.11.26(Thu)
社名:(株)本物研究所
名前:長 博信

書籍『続 聖なる約束 ヤマト人への手紙』

 「地球温暖化」といわれていますが、地球環境は寒冷化へと既に移行しています。NASAによれば、南極大陸の氷が年々増えているという調査結果が数年以上も前から確認されていて、結論づけられています。
 時代が変化していることを示す一例です。

 先月、パシフィコ横浜で開催された“舩井フォーラム2015”にて、赤塚高仁先生のご講演を聴かせていただきました。そして、ご講演終了後に書籍販売コーナーに立ち寄り、赤塚高仁先生の書籍『続 聖なる約束 ヤマト人への手紙』を購入し、その内容の素晴らしさに改めて感銘を受け、何度も読み返しました。時代の変わり目の今こそ、是非とも読んでいただきたい一冊なので、ご紹介させていただきます。

 現在、全世界的に想定外の災難や事故が多発するなど、ますます不確実で、不透明な時代へと私たちは突入しています。また、東芝不正経理(粉飾決算!?)、東洋ゴムデータ改ざん、フォルクスワーゲン社の排ガス不正、旭化成建材の杭打ちデータ改ざん事件などのように、これまでは隠せていたようなことも次々と明るみに出て、大企業であろうとも不正は淘汰される時代となっています。
 時間の経過が速くなっているため、今までの経済至上主義といった価値観やそれらを基準とした物事の考え方では、通用しない時代を迎えているように思えます。
 特に、世界の政治、経済、社会、環境、健康問題は、激変の真っ最中です。
 これからは必要のないものは、100%刈り取られていくようです。

 現在の地球は泥沼の世界です。
 世界は対立し、争い、人殺し、事件、事故、災難、天変地異の毎日です。
 支配者は、お金・権力・地位・名誉のために人々から人権と資産を奪っています。
 その結果、お金持ちがさらに富を独占し、他人を傷つけて、デモやテロが多発しています。そして人々は生きがいを失い、不安と恐怖に支配され、子どもは将来の希望を持てなくなっています。
 しかし、実は世界の権力構造の崩壊が既に起こっています。

 舩井が「エゴからエヴァへ」と申しておりましたが、宇宙は「愛と調和と循環の法則」で動いているといいます。恐怖・不安・憎しみ・悩み・ねたみ・嫉妬・他人を排除し裁くのではなく、共存共生・助け合い・分かち合いが重要ということで、 “平和・統合の時代”を迎えたようです。

 私たちは平和が訪れる前に、汚れ・曇りをきれいにし、感性を高める必要があります。 「自分の幸福」を実現することとともに、「世の中が幸福」になることを同時に実現していくという思考と行動が大切なのではないでしょうか。世のため、人のため、人を幸せにしたいという想いです。
 そのためには、正しい意志を世の中に発し、正しい軸を形成することが大切です。
 極端な言い方をすれば、これまでの常識を捨て、学問や知識に頼るのではなく、真の心の声や普遍的な法則に意識を向けるということです。
 そこには、叡智が眠っています。

 今回、赤塚先生のご講演をお聴きし、書籍を読ませていただき、改めて日本という国の役割が重要なのだと感じました。
 その第一の理由は、「世界で一番古い歴史を持つ国」だからです。
 あくまでも有史上ですが、それでも日本が建国したのは、今から2675年前の2月11日です。
 何かがあるということは、造った存在があるということであり、国があるということは、建国した人物があり、建国された時があるということです。

 アメリカの建国は、1776年7月4日。239年の歴史です。
 ピラミッドがあるエジプト・アラブ共和国は、1971年。わずか44年の歴史です。
 中華人民共和国の建国は、1949年。「中国4000年の歴史」と言っていますが、国としては66年の歴史しかありません。イスラエルの建国は、1948年。67年の歴史です。イスラエルは、西暦73年にローマ帝国によって滅ぼされてから、1875年間世界に散らばっていました。
 世界で3番目に古い歴史を持つのはイギリスで、はっきりした建国記念日はありませんが、約940年の歴史です。世界で2番目に古い歴史を持つ国が、デンマークです。
 こちらもはっきりした建国記念日はありませんが、10世紀頃といわれていますので、1100年程度の歴史です。
 このように、国の歴史の長さに違いがあるように、古い魂のある国と新しい魂の国があります。戦争や争いをする国というのは、歴史が浅い、新しい魂の国です。
 本来、日本民族は大人の民族ですから、子どもの民族には大人の対応が必要です。

 しかし、日本は文明開化を目指し、富国強兵を掲げ、2度の大戦に参加しました。
 当時の状況や価値観を考えれば、次々と欧米諸国の植民地とされるアジア諸国において、唯一、日本だけが欧米の植民地になることなく、アジア・有色人種の差別に立ち向かったのです。ですが、精神文明の国である日本が、戦争によって物質文明に溺れた結果、敗戦しました。

 日本は1905年に日露戦争で勝利します。
 それまでの時代は、世界は白人大国であり、白人主権の世界に、突如として立ち向かい、アメリカすら戦争を避けようとしたロシアを黄色人国家が破り、日本は国際社会の主役に踊り出たのですが、アメリカ人は自分たちとは思想も宗教も違う日本人に、嫌悪感と恐怖感を抱くようになり、「黄色人種国家である日本には、白人国家が団結して対抗すべきである」といった流れが起きて、世界は大東亜戦争=太平洋戦争へと進んでいきます。 また、アメリカは「オレンジプラン」という日本を戦争によって、支配下に置こうとする戦略計画書を作成しており、この頃には既に世界最大の経済国家となっていたアメリカにとって、日本の後ろには大市場である中国があったこともアメリカの経済成長にとって重要でした。ここには、沖縄の戦略的重要性についても記述されています。
 つまり、アメリカは太平洋を支配し、アジア市場で優位に立つために、戦略的拠点として日本を植民地にするという考えを既に持っており、それを実行しました。
 そして、日本を打ちのめすまで戦いをやめず、徹底的ダメージを与えて屈服させた後、日本にアメリカの意志を押しつけ、アメリカの目的に服従させ、現在も進行中です。

 16世紀以降、現在の資本主義の制度や仕組みを作ったのは白人です。
 これは、政治経済の仕組みだけでなく、文化やスポーツでも国際的なルールを決める際には、同じです。
 例えば、モータースポーツの頂点であるF1では、かつてHONDAが圧倒的な強さを誇っていましたが、欧州諸国の自動車会社にとって有利となるようレギュレーションを変更しました。同じく1990年代にスキー・ノルディック複合競技においては、2大会連続の金メダルを日本が獲得すると、日本が得意とするジャンプの得点比率を下げるようルール改正しました。ソウル五輪で鈴木大地選手がバサロ泳法で金メダルを取れば、バサロの距離を制限しました。柔道においては、日本の主張が認められずに国際大会では青と白の道着で対戦するようになりました。先日おこなわれたワールドカップで南アフリカに歴史的勝利をおさめ、五郎丸選手の活躍で盛り上がったラグビーでは、イギリスはオリンピックを除いてイングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドと4つに分かれて出場します。
 このように、黄色人種の国技や伝統は軽んじられ、白色人種の国技や伝統は守られ、白色人国家にとって都合のいいようにルールを作っているのが世界の常識です。
 私たちは、学校教育・TV・新聞などのマスコミを通じて、「日本は侵略国家だった」とか、「大虐殺をした野蛮な国家だった」と聞かされ洗脳されています。
 報道や教科書で教えられることや現在の価値観だけではわからないことがたくさんあり、歴史には、光も影もあり、正義も不義もありますし、戦勝国の都合の良いように歴史はつくられているという側面もあるので、一部だけを捉えて、信用するのは危険です。

 大東亜戦争=太平洋戦争において、アメリカが極度に恐れたのは、日本人の戦いぶりでした。爆弾を抱えた飛行機で、パイロットごと敵艦に突っ込んでいく戦法は、たいした損害を与えはしませんでしたが、大きな精神的なダメージを与えました。
 アメリカ人にとっては考えられないことだったからです。
 そこで、アメリカは日本人の強さの秘密を徹底的に研究しました。
 そしてたどり着いたのが、“縦の絆”です。
 それは、尊い両親からつながり、神武天皇、天照大神、天之御中主神へとつながっていきます。特攻していった英霊たちは、私心を無くし、たとえ肉体は無くなっても、“縦の絆”の中に生き続ける魂を悟っていたから、国家や家族のために散っていったのだとGHQは理解しました。そして、GHQは日本が再び世界の脅威になることなく、二度と白人に刃向かえないようにするために、日本人が誇りとしていた“縦の絆”を根っこから切ったのです。

 具体的には、「本当の日本の国史」「修身教育」の停止、「教育勅語」の廃止などによって、日本の歴史と教育は作為的にねじ曲げられ、教育とマスメディアによって、“日本人は悪いことをした”という洗脳をし、自国の誇りを語れない紙屑のような人間にしようとしたのです。そして、この作戦は現在も教育・政治・行政・マスメディアを思うように動かしながら進行中です。

 日本の本当の意味での再生は、失われた本当の日本の歴史を知り、民族の心を取り戻すことから始める必要があるのではないでしょうか。核爆弾が落ちても、戦争に負けても、地震が来ても、津波が来ても、原発が爆発しても、日本はこれまで必ず蘇ってきました。 「日本は世界の雛形」です。日本がダメになったら、世界は終わります。

 世界中のどの国もだいたい12歳までに自国の建国の歴史を教えています。
 しかし、自国の建国の歴史を教えない世界唯一の国が日本です。
 民族のアイデンティティは、民族の歴史を学び、そこから生まれます。
 しかし、私たちは歴史のようなものを日本史として学校教育で刷り込まれ、何の疑問もなく生きてきたのです。

※以下は、アメリカの中学校の教科書に載っていた日本の建国の歴史です。
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イザナギという権威ある神が、その妻イザナミと共に、「天の浮橋」の上に立った。
イザナギは、眼下に横たわる海面を見下ろした。
やがて、彼は暗い海の中に、宝石を散りばめた槍をおろした。
その槍を引き戻すと、槍の先から汐の雫が落ちた。
雫が落ちると、次々に固まって、島となった。
このようにして日本誕生の伝説が生まれた。

また、この伝説によると、イザナギは多くの神を生んだ。
その中の一人に太陽の女神があった。
女神は孫のニニギノミコトを地上に降り立たせ、新しい国土を統治することを命じた。
ニニギノミコトは大きな勾玉と、神聖な剣と、青銅の鏡の3つを持って、九州に来た。
これらはすべて、彼の祖母から贈られたものであった。
これら3つの品物は、今日もなお、天皇の地位の象徴となっている。

ニニギニノミコトには、ジンムという曾孫がいて、この曾孫が日本の初代の統治者となった。
それは、キリスト紀元前660年2月11日のことであった。

何百年もの間、日本人はこの神話を語り継いできた。
この神話は、日本人もその統治者も、国土も、神々の御心によって創られたということの証明に使われた。

現在のヒロヒト天皇は、神武天皇の直系で、第124代に当たるといわれる。
かくして日本の王朝は、世界で最も古い王朝ということになる。

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 なんと!アメリカの教科書に、「イザナギ・イザナミの国生み神話」「天照大神と三種の神器とニニギノミコトの天孫降臨」「神武天皇の建国宣言」「万世一系の世界で最も古い王朝である」ことなど、戦後の日本の教科書で一切触れられていないことが書かれています。

 自国の成り立ちも神話も教えられない国は、世界で日本だけです。
 教育をコントロールすれば、子どもたちから歴史が抜き取られ、本来の日本人でなくなります。
 日本は、神々からつながる天孫降臨の国であり、天照大神の子孫である天皇を中心として、神話が生き続ける世界中どこにもない国だから、建国以来、終戦まで1度も滅びることなく、植民地支配されることもなく、続いてきたのではないでしょうか。

 1853年にペリーが率いる黒船がやってきました。
 これは、日本とは別の性格を有する文明の襲来であり、天の理を知り、目に見えない美徳を大切にし、森羅万象に手を合わせ、八百万の神々とつながり、独自の世界観を持って国家を運営してきた日本と、世界を動かすのは人間の意志であり、その手段は力であるという西洋文明の衝突でした。

 この2者が対決すれば、力の文明が勝者になることは明らかです。
 そこで、江戸幕藩体制を崩壊させて欧米諸国と対等に関係を持つために、天皇に権力を返還し、神聖なる天皇が本来果たすべき統治のお役を取り戻そうとする“明治維新”が起きました。明治天皇は、「王政復古の大号令」を発し、初代天皇=神武天皇の御心に戻ることこそ、大和心であり、神話に始まるヤマト人の魂に立ち返ることこそ、皇(スメラ)の道であることを宣言されました。

 その明治天皇が、大和心に灯をつける道を示したのが、「教育勅語」です。
 この「教育勅語」は、古今を通じて、どの民族にも通用する真理であり、人類普遍の道徳律であるということを世界の歴史が証明しています。
 西ドイツでは、敗戦後に国家再建のために「教育勅語」を採用しています。
 アメリカでは、男女平等・子どもの権利・自由を教育に持ち込んだ結果、国家のモラルが低下して、どうにもならなくなった1980年代に、レーガン大統領が教育の立て直しのために「教育勅語」を取り入れて立て直しに成功しています。
 ところが、大東亜戦争=太平洋戦争に負けて、日本は「教育勅語」を取り上げられてしまいました。現在のモラルが低下した日本にこそ、「教育勅語」が必要に思われます。

【 教育に関する勅語 】  明治天皇のおことば 
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私の思うのは、天皇の祖先たちが国を始めたのは遥か遠く神話の時代のことで、そこで築かれた徳は深く厚いものでした。 
私たちの国民は忠と孝の道をもって何億何兆のもの民が心を一つにし、世々にわたってその美をなしてきましたが、これこそ我が国の精華であり、教育の神髄もまたそこにあります。
あなたがた国民よ、父母に孝行し、兄弟仲良くし、夫婦は相和し、友は信じあい、慎み深く行動し、博愛の手を広げ、学問を修め手に職をつけ、知能を啓発し徳と才能を磨き、世のため人のために進んで尽くし、常に憲法を重んじ、法律に従い、いったん非常事態ともなれば、公のために勇敢に闘い、このようにして天下に比類なき皇国の繁栄に尽くしていくべきです。
これらは、ただあなた方が忠実でよき国民であるということだけでなく、あなた方の御先祖の残した良き伝統を反映してゆくものでもあります。
このような道は実に、我が天皇の御先祖が残してくださった遺訓であり、子孫臣民のともに守らなければならないもので、古今に通じて間違いなく、国内だけでなく海外においても通用する原理原則です。
私は、あなたがた国民と共にこれらのことを銘記して守ってゆきますし、皆も協力一致してその徳の道を歩んでゆくことを願っています。

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 1300年前に太安万侶が書き著した古事記には、『天地のはじめの時、天高原になりませる神の御名は天之御中主神(アメノミナカヌシ)・高御産巣日神(タカミムスヒ)・神産巣日神(カミムスヒ)。この三柱の神は、みな一人神なりまして、身を隠したまいき』と書かれており、目に見えない偉大なるエネルギーである三神が“三位一体”となって、この天地・宇宙を創造されたことを伝えています。
 その後、次々と神々が生まれ、伊耶那岐神(イザナキ)と伊耶那美神(イザナミ)の登場により、本州の8つの島ができ、大八島の国=日本が誕生したとあります。
 その後、伊耶那岐神(イザナキ)から誕生した天理の人格神である天照大神(アマテラス)が、天の神々と相談され、無限に広がるまことの豊かさを地上に実現する国の具現化を目指すため、孫の邇邇芸命(ニニギノミコト)を地上に遣わしました。=“天孫降臨”です。天照大神(アマテラス)は、邇邇芸命(ニニギノミコト)に三種の神器を授けるとともに、「天壌無窮の神勅」と呼ばれるお言葉を仰せられました。

 『豊かな葦原で秋になると稲穂がたくさん稔る國は、私の生みの子が統治すべきである。なんじ皇孫よ、これから行って統治しなさい。元気で行きなさい。天つ神の霊統を継ぐ者が栄えるであろうことは、天地と共に永遠で窮まりないであろう。』

 これは、“天照大神(アマテラス)の直系の御子孫として代々日本の国の統治者となり、天皇の御位を継いで、その輝かしい光栄と重い責任とを担い、宇宙が存在する限り永遠に栄える”という意味であり、天照大神(アマテラス)の宣言であり、誓約でもあるのです。つまり、日本国が、天つ神の子孫を中心とした国であり、神との約束が生き働いている国=神の国であるということを意味しています。
 そして、今から2675年前の2月11日に、邇邇芸命(ニニギノミコト)の曾孫である神倭伊波礼被琵古命(カムヤマトイワレヒコノミコト)は、神武を名乗り、初代天皇となりました。

 「八紘一字」とは、神武天皇が即位の祈りの際に、「掩八紘而爲字」(あまのしたおおひていえとなさん)と仰ったことに由来する言葉で、『人類が一家族のように睦み合っていける世界を創造しよう』という壮大な神の愛をこの世に実現するための光の言葉です。

 一字=一家の秩序とは、一番強い家長が弱い家族から搾取するのではなく、一番強いものが弱いもののために働く制度です。したがって、日本の家長である天皇は、国民を支配して搾取する王ではなく、神の国をこの地に興そうと願った天照大神(アマテラス)、それを「八紘一字」という国家理念とし、建国したのが神武天皇なのです。
 しかし、現在の国際社会は弱肉強食であり、西洋民族が支配する世界が続いています。支配し、搾取し、自分だけ良ければそれでいいという世界を創ってきました。
 それに対して、天照大神(アマテラス)は、もし戦うことがあっても、滅ぼしたり支配してはならない、大きな和をもって統治する“しらす”国になるようにと命じています。
「八紘一字」こそ、天の願いであり、本来、日本が世界の諸民族と違うところなのです。

 自然を崇拝し、祖先を崇拝することは、神を崇めることであり、ヤマト人の信仰の根源です。本居宣長は、「カミ」についてこのように述べています。
 『すべての神とは、いにしえの御典(みふみ)などにみられるように、天地の諸々の神に始まり、その祀った社にいます御霊をもいう。さらに、人はもちろんのこと、鳥、獣、木、草のたぐい、海、山、また他にも、何であれ尋常でなく、すぐれた徳があり、かしこき物をカミという。この「すぐれた」とは、尊さ、善、功績などにおいて優っているものだけをいうのではなく、悪しきもの、奇しきものなどであっても、世にすぐれてかしこきものならば神というのである。』

 日本においては、信仰は神の教えではなく、神の道なのです。
 日本には、八万の神社があり、八百万の神が祀られています。
 また、巨木や巨石などは神聖なものとされています。

 ヤマト言葉で、「ミ」とは身であり、肉を表わします。肉体をそぎ落とし、霊の力を表わしていく行のことを「ミソギ」と呼びます。
 「ヒ」とは霊であり魂であり、「ヒ」が留まっている存在が「ヒト」です。
 天照大神(アマテラス)の直系の御子孫として代々日本の国の統治者となり、天皇の御位を継いで、その輝かしい光栄と重い責任とを担い、宇宙が存在する限り永遠に栄える”という天照大神(アマテラス)の誓約によって、日本は守られているといえるのではないでしょうか。
 今こそ、「ヤマト心」を大切にしましょう!


 参考、引用させていただいた書籍をご紹介します。
 ご興味のある方は、お取り寄せください。

『続 聖なる約束 ヤマト人への手紙』
著 者 : 赤塚 高仁                            
価 格 : 1,620円(税込)


2周目:「新しく正しい時代を築いていく」
5周目:「属国日本の現状」
7周目:「本物について」
9周目:「小沢氏がつくった「新政研」」
11周目:「現在の気象や地殻の大変化」
13周目:「米債務問題について」
14周目:「最近の自然の異変について」
21周目:「食関連の偽装問題について」
22周目:「児童相談所に関する問題」
23周目:「携帯基地局の設置がもたらす恐怖」
24周目:「仙臺四郎に学ぶ」
25周目:「未来の新しいコンセプト=麻」
26周目:「志の高さが未来を切り拓く」
27周目:「ゼロ磁場のエネルギーについて」
28周目:「富の二極化」
29周目:「現代人にとって必要なミネラル」
30周目:「『長の十訓』を読んで」
31周目:「ブルース・リーが遺した名言」
32周目:「物質世界と精神世界」
33周目:「おススメの書籍」

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