船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
<二十四節気 寒露・七十二候 鴻雁来>に思う
2019.10.16(Wed)
社名:(株)船井本社
名前:松本 和子

時代の旬を生きる皆様こんにちは、船井本社の松本でございます。
今日もお読みくださり有難うございます。

日本だけでなく、世界各地でいつも大きな事件が起きています。しかしまた、「百匹目の猿」現象を口にする人も増えているように感じています。事件に対して心よりお見舞い申し上げると共に、平和を願う思いがもっと増えていくことを願っております。

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今の季節 新暦9月7日〜9月21日頃は、
◎二十四節気(にじゅうしせっき)は、『寒露(かんろ)』 
夜が長くなり、夜露が冷たく感じられる頃。朝晩の冷え込みがきつくなり、空気が澄んだ秋晴れの過ごしやすい日が多くなります。夜空を見上げると、より美しく綺麗に輝く月が見られます。

◎七十二候(しちじゅうにこう)は、『初侯:鴻雁来(こうがんきたる)』
燕と入れ違いに雁が北から渡ってくる頃。雁は、日本で冬を過ごし、暖かい春になるとシベリアなど北方へ帰っていきます。その、最初に訪れる雁を「初雁(はつかり)」と呼びます。
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昨年、ここで「鴻雁来」を書いたような気がして、自分の原稿を探しましたが見当たらず、私の勘違いだったようだと、ちょっとがっかりしていますが、季節は確実に1年経ちました。

しかし、「今の季節」を上に書きながら、年々季節の実態が、「暦」が示すものと異なってきていると感じております。この季節にしては暑く、そしてこの台風。

以前より、台風の威力が増していて、世界中で大型台風が大暴れし、爪痕を残しています。
そして今、私の住まいのそばでは千葉の完全復旧が未だなのに、事実上、記録史上最大といわれている台風19号が近づいています。
「一度敷いたブルーシートは、滑りやすく危険なので、敷き直しができない」という報道を聞いて、この台風が千葉を逸れてほしいと祈っておりますが、この原稿が皆様のお目に通るころには、台風の後はどうなっているでしょう。 


さてこの6月頃から、災害時の避難について、「避難せよという報道を見ても、危険だと思わなかった。自分は大丈夫だと思っていた。しかし近所の人に早く逃げよう、と言われた(誘われた)ので避難して、それで助かった」という報道を多数目にしました。ご覧になった方もいらっしゃることでしょう。

私は、この報道を見たときには 「自分は臆病だから、警報がでたら危険だと思い、すぐに避難するなあ」と思っていました。


しかし。。。
台風19号への警戒が強まり、JRが計画運休の発表をしてるのを見ても、私は 「10月12日(土)は約束があって、先方が待っている、行かなければならないところがある。どうやって行こうか。たぶん行けるな、帰りは心配だけど」などと考え、どうやって行くか、最悪電車が止まったらどう帰ろうか、などの画策を立てていました。

そこへ友人から「何かあった時の避難所は、確認できてる?」とメッセージが来たのです。

私は、そもそも12(土)は行かなければならないところがあると友人に話したところ、絶対に出かけてはダメだ、先方に行けないと伝えなさい、と強い口調で反対されました。 最初は「でも、行かないと先方が困る」と言っていた私でしたが、何度も反対されているうちに、ハッと、上記の「災害時の避難の報道」を思い出したのです、これは全く同じではないか? 台風19号の接近は大変危険だと報道されているのに、私は危険だと思わず、何とか先方との約束を果たそうとばかり考えていたのです。私のその考えは、完全に客観性を失っていて、友人のお陰で、外出は危険なのだと気付かされました。

「人の話しを聞かない」と言うのは、面と向かって相手の話しを否定することを指すイメージがありますが、一見ふむふむと頷き、聞いているように見えていても、「真剣に自分の身に置き換えて、考えながら聞いていない」というのは、今回のような場合、本当に危険なことだと、改めて思わされました。

友人のお陰で頭を切り替えることができた私は、先方へ、計画運休で行けないと相談したところ、あっさりと中止になりました。
本気で心配してくれる友人の存在に、心より感謝する次第です。
心配とは「気を配る」とは異なり、文字の通り、心を配る、心を馳せる、想いを寄せる、ということだと感じました。私も、そのような人間になりたい、みんなで少しずつ隣人に心を配れば、もっと住みやすい世界になるのではないか、と感じました。以前から言われていることですが、今回身に染みて感じたのです。

遠い友人に何かあったら、私達は祈ります。喜びは倍に、痛み哀しみは半分になるように。
今月ザ・フナイ2019年11月号では、祈りについて、主幹舩井勝仁が触れております。

ザ・フナイは10月号でリニューアルしました。是非ご覧頂きたいと思っております。

ザ・フナイ 2019年11月号(vol.145)
『夢見る水の惑星 海を渡り命の種を運ぶ冒険』 
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54周目:「身体は食べ物で作られる」
55周目:「自分の頭で考える」
56周目:「<二十四節気 芒種・七十二候 腐草為蛍>に思う」
57周目:「<二十四節気 小暑・七十二候 鷹乃学習>に思う」
58周目:「<二十四節気 処暑 ・七十二候 綿柎開>に思う」
59周目:「<二十四節気 秋分 ・七十二候 雷乃収声>に思う」
60周目:「<二十四節気 霜降 ・七十二候 霜始降>に思う」
61周目:「<二十四節気 小雪 ・七十二候 朔風払葉>に思う」
62周目:「<二十四節気 小寒 ・七十二候 芹乃栄>に思う」
63周目:「<二十四節気 立春 ・七十二候 黄鶯睍v>に思う」
64周目:「<二十四節気 啓蟄・七十二候 桃始笑>に思う」
65周目:「<二十四節気 清明・七十二候 鴻雁北>に思う」
66周目:「<二十四節気 小満・七十二候 蚕起食桑>に思う」
67周目:「<二十四節気 夏至・七十二候 乃東枯>に思う」
68周目:「<二十四節気 大暑・七十二候 土潤溽暑>に思う」
69周目:「<二十四節気 白露・七十二候 草露白>に思う」

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