船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
自然の秩序維持機能と人類の行方
2019.10.30(Wed)
社名:(株)本物研究所/(株)51コラボレーションズ
名前:門脇 宥希

記録的台風が立て続けに起きている異常気象ですが、報道されていないのは人の命を育む農業の現況です。超高齢化が急速に進み、危機的状況にある日本の農業ですが、さらにそれに加えて、ここ4〜5年の異常気象は農業のベテランやプロでも壊滅的に追い込まれることも急増しているようです。

数少ない日本の先進モデル事例と言える、福岡県大宰府のお膝元で農業生産法人オーガニックパパを営む、八尋健次先生の農場でつくられるお米を昨年より販売、

http://51collabo.com/?shop=hom1017

お陰さまで1000キロ近いご購入をいただいて、心より感謝申し上げますが、台風だけでなく日照りや長雨等、異常気象の多発は、人間の命を育む根底をぐらつかせることにも繋がってくることになります。よって、異常気象にも元々強い生命力のある栽培方法が求められますが、八尋先生の農地は、無農薬に加え無肥料栽培を何年も実践されていて、今のような混乱期に特に注目が集まっています。

加えて産地は、大宰府天満宮の跡敷地内にあり、修験道の聖地「宝満山」から流れる山水を、ダムなどで水を遮ることなく活用されている特殊な場所。更に、今年は新元号「令和」のきっかけとして、万葉集編者の父、大伴旅人ゆかりの地、「梅花の宴」がまた大宰府にあるということで、「令和ゆかりの里」として、注目度が上がっています。

元々大宰府は「梅」マークが大変印象的ですが、梅は発酵食品として最強レベルのパワーフードのようで、発酵食品のような加工品の生産は、農業にとって、店頭に並ぶ商品よりも多い、廃棄レベルのB品の有効活用として大変重要です。このような生産→発酵加工品…世界的に注目されているSDGs(エスディージーズ)に含まれる、サスティナブルな習慣は、元々日本の文化に根付いていたし、特に大宰府周辺の土地にも特徴的に見られる傾向です。

お米の生産の話に戻りますが、無農薬で無肥料栽培を成功させようと思うと、土壌の微生物の働きが欠かせないと八尋先生は仰います。微生物の活躍を阻害せず、元々持っている能力を存分に発揮してもらう農法…つまり「発酵」の重要性をよくよく熟知していて、「発酵」抜きには語れない、現代の簡略化された農法と比べると、難しい農法ということになります。

異常気象が教えてくれる、「食」の大切さと本来の農法と発酵文化…。

しかし、舩井幸雄は何度も言っていました。自然現象には「秩序維持機能」がある…。だから異常気象と言っているのは「人間」の勝手な視点なのかもしれません。自然の立場から考えれば、乱れた、汚れた自然を戻す「秩序維持機能」だった…。確かに汚れた空気や海水を元に戻そうと考えれば、「攪拌(かくはん)」作用が必要です。活力のある水を飲もうと思って、ペットボトルの水をシェイクしてから飲むのと同じことです。

自然が人類に教えてくれる大局的な視点。視点を変えれば、すべてが学びになります。


2周目:「妻のお腹の張りについて」
3周目:「包み込みで商売繁盛」
4周目:「船井流ルール化」
5周目:「“ほんまもん”のつながりって何?」
6周目:「夢の設計図は時空の超越体験へのステップ?」
7周目:「幸せ、利益、本当にやりたいこととの統合」
8周目:「“本物”の流通の現場は学びの宝庫」
9周目:「“本物”の流通は人との関係性が決め手」
10周目:「独自固有の長所を生かせば絶妙に共生できる」
11周目:「コミュニケーションプラットホームとミニロゴストロン」
12周目:「子育ての気付きも物事の相似象」
13周目:「人との出会い力が鍵」
14周目:「儲かるお店はマンダラづくりにあり」
15周目:「フロー体験の再現」
16周目:「小商いのススメ」
17周目:「小商い共生モデルはセレンディピティを引き起こす」
18周目:「共生時代での卸問屋の役割」
19周目:「資本主義から新しい時代への超具体的実践」
21周目:「善悪の判断基準を超える」
22周目:「語って語って語り抜け」
23周目:「コミュニケーション進化が加速する!」
24周目:「新しい形態づくりで生き方が変わる」
25周目:「情報媒体の威力」
26周目:「時間という洗脳」
27周目:「ハラを決めて衆知結集一体化へ」
28周目:「目を背けずに陰(いん)を見る」
29周目:「分離か統合か」
30周目:「視点(次元)をズラす」
31周目:「2035年はどうなるか?」
32周目:「マネー資本主義崩壊はいつか?」
33周目:「つなぎ役」
34周目:「コラボレーションする故に我あり」
35周目:「二項対立の果て」
36周目:「表を動かす陰の力」
37周目:「2016年、丙申(ひのえさる)年の兆候が出てきた」
38周目:「数に秘められたシクミを思い出す時代」
39周目:「言霊(げんれい)の真髄を知り事(こと)が始まる」
40周目:「世を変える素晴らしい人財の発信が燃える」
41周目:「言葉にならない情報を言語化」
42周目:「現状維持か破壊か?」
43周目:「高い壁に覆われた自由と幸せは錯覚か?」
44周目:「支配と被支配の終わりの序章か?」
45周目:「次元の扉を開く重力波」
46周目:「私(わたくし)から公(おおやけ)へ」
47周目:「私が舩井幸雄に惚れた理由」
48周目:「破壊と創造は同じタイミングでやってくる」
49周目:「やらされ仕事」
50周目:「軍産複合体と食」
51周目:「人のエゴレベルの変化が垣間見える、新世代の兆候」
52周目:「生命の樹(カバラ)と日本の至高、言霊」
53周目:「「ユダヤ人大富豪の教え」の真髄はどこにあるのか?」
54周目:「右回りの時計の時間…洗脳からの解放」
55周目:「あなたの目の前の現実は、仮想現実か?」
56周目:「生き抜く土台だ!イスラエルのキブツ」
57周目:「知識偏重教育に隠された身体の叡智」
58周目:「薬を使う対処療法の限界」
59周目:「AI(人工知能)時代に求められる能力」
60周目:「誰も知らない日本の叡知」
61周目:「すべての諸問題の原因は「土」か?」
62周目:「ユダヤ人大富豪の秘密はどこだ?」
63周目:「卸問屋とメディアの類似」
64周目:「資本主義崩壊の目撃者となるか」
65周目:「カタカムナと言霊(コトタマ)」
66周目:「日本語脳とニュー・バーチャル・リアリティ」
67周目:「若者よ目を覚ませ」
68周目:「YAP遺伝子を呼び醒ます出雲の裏」
69周目:「船井流包み込みと不二一元論」
70周目:「メディア扇動も限界必至か」

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