船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
分離か統合か
2015.3.18(Wed)
社名:(株)船井メディア
名前:門脇 宥希

 私はこれまでのコラムでも一貫して、人と人との関係性、コミュニケーションの重要性について挙げてきましたが、それは「そこ」に生きる本質があるのではないかという仮説があるからでした。その仮説を納得できる一文に出会うことができました。

 七沢賢治先生編集で甦った小笠原孝次先生著『言霊精義』から引用させていただきます。前著『言霊百神』は、古事記の改訳、確信に迫る内容でした。初版は昭和52年です。

 〜人と人との不調和の原因には二つある。一つは主体と客体がよって立つ五つの次元(母音)の段階が一致しないことである。

 もう一つは両者を結ぶ架け橋すなわち振動する霊の波長と性状が同調しないことである。

 世界の闘いが個々の思想や信仰や政策の利害の齟齬(そご)に由来すると考えることは、

“現象から見た皮相の見解”

であって、生命の公理である、

“五つの母音の不一致と八つの父韻が同調を得ないところ”

に、矛盾の根本原因が存する。この生命の根底に存する先天の原理から解決していかなければ、いかほど原水爆の製造と使用の禁止に熱心であろうと、世界はいつまでも相剋(そうこく)のるつぼである。〜


 ありとあらゆる場面に出てくる、二項にわかれた対立の根本は言霊……それも音(オン)にあると結論づけています。

 ほとんど世に知られていない、この根本原因……
 皆様はどのように感じられましたでしょうか?

 もう歴史的に何度も繰り返しているように思えますが、昨今特に頻繁に大手マスコミで取り上げられるようになったテロ、紛争の対立構造……すべて主体(私)と客体(あなた)の二項(二対)にわかれた互いの主張のズレです。互いが自身を正義だととらえれば、相手を悪ととらえて対立するわけですが、二項に分離するか、統合するかで世の中が大転換する分岐点がまさに“今”、とても重要な時期のように思えます。

 そのような歴史的に大きな事件、世の中の対立構造だけでなく、我々の日々の生活の中で見える、企業内外の対立、家庭内外の対立、加えて自分自身……自己の中でも異なる感情が対立しているかもしれません。二項に分かれた現象は、世間に溢れかえっていると言えます。

 そこの根本原因を小笠原先生は「言霊にあり」と断言しているのです。

 我々は言葉、言霊をどのようにとらえているでしょうか。自分が発した言葉、相手から聞いた文脈からエネルギーを察知して感情が揺れ動くことがほとんどでしょう。

 そこで、言葉を更に細分化、一文字一文字の「一つの音(オン)」、それもエネルギーであり光そのものだととらえることはできないでしょうか?

 善悪の判断基準が存在しないコミュニケーションができれば、つまりそこに感情、情緒が入らず、二項対立がなくなってくると思うのです。そもそも我々が善か悪かで判断している基準そのものが、狭い視野で見た中で洗脳されている可能性もおおいにあります。

 感情、情緒が蔓延している……我々が今生きている階層、次元をもう卒業し、次なるステージへの進化が必要のようです。

 分離からは何も生まれない……統合してゼロになり、そこから創造が始まる……“今”まさに分岐点にいるからこそ、小笠原先生の積年の分析が“今”甦っているように思います。


2周目:「妻のお腹の張りについて」
3周目:「包み込みで商売繁盛」
4周目:「船井流ルール化」
5周目:「“ほんまもん”のつながりって何?」
6周目:「夢の設計図は時空の超越体験へのステップ?」
7周目:「幸せ、利益、本当にやりたいこととの統合」
8周目:「“本物”の流通の現場は学びの宝庫」
9周目:「“本物”の流通は人との関係性が決め手」
10周目:「独自固有の長所を生かせば絶妙に共生できる」
11周目:「コミュニケーションプラットホームとミニロゴストロン」
12周目:「子育ての気付きも物事の相似象」
13周目:「人との出会い力が鍵」
14周目:「儲かるお店はマンダラづくりにあり」
15周目:「フロー体験の再現」
16周目:「小商いのススメ」
17周目:「小商い共生モデルはセレンディピティを引き起こす」
18周目:「共生時代での卸問屋の役割」
19周目:「資本主義から新しい時代への超具体的実践」
21周目:「善悪の判断基準を超える」
22周目:「語って語って語り抜け」
23周目:「コミュニケーション進化が加速する!」
24周目:「新しい形態づくりで生き方が変わる」
25周目:「情報媒体の威力」
26周目:「時間という洗脳」
27周目:「ハラを決めて衆知結集一体化へ」
28周目:「目を背けずに陰(いん)を見る」

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