船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:浜崎 大輔
みなさまこんにちは。(株)本物研究所、営業部(トレーディング兼任)の浜崎です。
入社して2025年で23年になります。都内江戸川区在住28年です。江戸川区をこよなく愛してます。
私たちの食卓に並ぶ魚と野菜。
これらが、もし一つの場所で、しかも環境に優しい方法で同時に育てられたら?
そんな夢のような話が、実は現実になりつつあります。
それが、アクアポニックスです。
土を使わない畑と、水の中の農場
アクアポニックスとは、「魚の養殖」と「水耕栽培」を組み合わせた、持続可能な食料生産システムのことです。
土を使わず、化学肥料も使わない、まさに自然の摂理を凝縮したような方法です。
仕組みはシンプルでして、魚が暮らす水槽で出た排泄物は、水中のバクテリアによって植物にとって最高の栄養に変わります。
この栄養たっぷりの水が、植物の根っこに送られ、植物はそれを吸ってすくすく育つんです。
そして、栄養を吸い取られたきれいな水は、再び魚の水槽へと戻っていきます。
この完璧な水の循環こそが、アクアポニックスの最大の魅力です。
アクアポニックスが現在注目されています。
現代社会が抱える様々な課題に対し、アクアポニックスの技術が貢献できます。
通常の農業と比べて、アクアポニックスは90%以上も水を節約できると言われています。水を捨てずに循環させるため、無駄がほとんどありません。
世界中で水不足が懸念される中、この節水能力は非常に大きなメリットです。
また、魚の排泄物が植物の栄養となるため、化学肥料は一切使いません。
さらに、土を使わないことで、土壌由来の病害虫のリスクも減り、農薬を使う必要もほとんどないんです。
私たちの健康はもちろん、地球環境にも優しい、究極の「オーガニック」な野菜と魚を同時に手に入れられるわけです。
あわせて、野菜の栽培をハウスや工場の中で行うため、天候に左右されないのも特徴です。
台風や猛暑、日照不足といった気候変動の影響を受けずに、一年中安定して新鮮な野菜や魚を生産できます。
これは、日本の食料自給率向上や、災害時の食料確保という点でも非常に期待されています。
アクアポニックスの技術は、遠い未来の話ではないみたいです。
例えば、東京都内の水族館や学校、さらにはレストランの店内でも、実際にアクアポニックスのシステムを見ることができます。
採れたての新鮮な野菜が、レストランのすぐ横で育っている光景は、まさに地産地消に代わり「ビル産ビル消」という新しい食のスタイルといえます。
地方では、使われなくなった廃校や工場が、アクアポニックス農場として再生され、新たな雇用を生み出し、地域の活性化に貢献している事例も出てきています。
魚と野菜が手を取り合い、持続可能な食料生産を実現するアクアポニックス。私たちの食卓と地球の未来を豊かにするこの技術に、これからも注目していきましょう。
※参考HPを下記につけときますね。
株式会社アクポニ(ふじさわアクポニビレッジ)
ウェブサイト: https://aquaponics.co.jp/
見学やアカデミーに関する情報は、サイト内の「見学・研修」や「アクポニアカデミー」のセクションで確認できます。
株式会社スーパーアプリ(マナの菜園)
ウェブサイト: https://www.super-appli.co.jp/
事業者向け見学会や有料見学に関する詳細が掲載されています。
十和田アクアポニックス農場
ウェブサイト: https://towada-aquaponicsfarm.com/
農場見学の予約や詳細情報が掲載されています。
サンシャイン水族館
ウェブサイト: https://sunshinecity.jp/aquarium/
アクアポニックス水槽の具体的な展示場所や内容は、来館時に案内所で確認するか、ウェブサイト内の展示情報をご覧ください。
Iwakura Experience
ウェブサイト: https://iwakura-experience.tokyo/vagetable/
アクアポニックスに関する体験プログラムやイベントの情報掲載。
62周目:「ベトナム展示会の報告(1)」
63周目:「ベトナム展示会の報告(2)」
64周目:「ベトナム展示会の報告(3)」
65周目:「経営者的思考を持とう。」
66周目:「玄米は炊飯器より美味しい炊き方があります。」
67周目:「ハチの実験」
68周目:「新しい事務所で思うこと」
69周目:「アンパンマンから学ぶこと」
70周目:「武田信玄から学ぶこと」
71周目:「『注文をまちがえる料理店』から学ぶこと」
72周目:「『ロウソクの科学』から学ぶこと」
73周目:「『QRコード』から学ぶこと」
74周目:「『南アフリカ』から学ぶこと」
75周目:「『全国高校サッカー選手権』から学ぶこと」
76周目:「『丘みどり』さんから学ぶこと」
77周目:「『障がいのある人』から学ぶこと」
78周目:「『炎鵬』から学ぶこと」
79周目:「『発する言葉と聞く姿勢』から学ぶこと」
80周目:「『頑張る』から学ぶこと」
81周目:「『人・本・旅』から学ぶこと」
82周目:「『藤井聡太七段』から学ぶこと」
83周目:「『落語家林家木久扇』から学ぶこと」
84周目:「『テルマエ・ロマエ』から学ぶこと」
85周目:「『小学生のとある行動』から学ぶこと」
86周目:「『全集中』から学ぶこと」
87周目:「『武田信玄』から学ぶこと」
88周目:「『志村けんさん』から学ぶこと」
89周目:「『パーシビアランス』から学ぶこと」
90周目:「『井上康生監督』から学ぶこと」
91周目:「『幸田露伴』から学ぶこと」
92周目:「『幻のオリンピアン』から学ぶこと」
93周目:「『将棋とAI』から学ぶこと」
94周目:「『バウンスバック』から学ぶこと」
95周目:「『コーチ』から学ぶこと」
96周目:「『生き生きとした日常を送る三つの欲求』から学ぶこと」
97周目:「『リーグワン』から学ぶこと」
98周目:「『必笑』から学ぶこと」
99周目:「『虫の声』から学ぶこと」
100周目:「『言葉の施し』から学ぶこと」
101周目:「『スーパー総選挙』から学ぶこと」
102周目:「『浜崎家の年末年始』の過ごし方」
103周目:「『屋根の修理』で学んだこと」
104周目:「『江戸川区の政治』で学んだこと」
105周目:「『ハリウッド俳優』に学んだこと」
106周目:「『継続はチカラ』に学んだこと」
107周目:「『Bリーグ』に学んだこと」
108周目:「『もうひと息賞』に学んだこと」
109周目:「『世界が引き裂かれるとき』に学んだこと」
110周目:「『トップに学ぶこと』に学んだこと」
111周目:「『ノルウェー』に学んだこと」
112周目:「『毛細血管と失明の関係』に学んだこと」
113周目:「『丸の内仲通り』に学んだこと」
114周目:「『黒田博樹氏』に学んだこと」
115周目:「『鳥山明氏』に学んだこと」
116周目:「『キュリー夫人』に学んだこと」
117周目:「『松下幸之助氏』に学んだこと」
118周目:「『サグラダ・ファミリア聖堂』に学んだこと」
119周目:「『日本の地政学』に学んだこと」
120周目:「『電吉バンバン』できました!」
121周目:「今年の締めくくりは 『丸山総合大学』」
122周目:「「東海道新幹線」から学んだこと」
123周目:「「伊能図」から学んだこと」
124周目:「【江戸川区発祥】小松菜の魅力とは?」
125周目:「「伝統的酒造り」が近所にあったこと」
126周目:「メンターになる人、老害になる人。」
127周目:「【感謝総会2025】のお知らせ」
128周目:「あなたの飲んでいる「水」、本当に安全ですか?」
129周目:「インドから学ぶ「ジュガール」の思想」

2025.08.26: お墓参り
2025.08.21: 本当の幸せとは何か。
2025.08.20: 魚と野菜が手を取り合う? 「アクアポニックス」とは?
2025.08.19: 楽園の島@
2025.08.07: 目にやさしく集中力UP!太陽と同等の光LED照明「明王」
2025.08.06: 寒川神社とゼロ磁場温泉旅
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