船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
“ミンパク”を知っていますか?
2016.2.17(Wed)
社名:(株)船井本社 『舩井幸雄.com』&『舩井メールクラブ』事務局
名前:藤原 かおり

 皆さまこんにちは。寒い日が続いていましたが、春の兆しも少し感じられるようになってきました。いかがお過ごしでしょうか。(株)船井本社『舩井幸雄.com』事務局&『舩井メールクラブ』事務局の藤原かおりです。

 さて先日、親しくさせていただいているビジネス社の方とお話ししていたら、「いやー、いまはやっぱり“ミンパク”が流行っていますからね〜。うちもようやくミンパクの本を出したんですよ」とおっしゃっていました。
 私はそれを伺い、「え、ミンパク? いまミンパクが流行っているの? ミンパクって何?」と思いつつ、最近ビジネス社から出されたというその“ミンパク”について書かれた本『知識ゼロからの民泊ビジネスがっちり成功術』(Airbnbアドバイザー鶴岡真緒著)をいただきました。
 ご存知の方も多いとは思いますが、ミンパクとは「民泊」のことです。これは、日本を訪れる外国人旅行客が年々増えることで、宿泊施設がまったく足りていないという現状から、自宅の個室の1部屋から別荘やアパート1棟まで、ゲストハウスとして提供するというビジネスです。サンフランシスコで設立された民泊システム「Airbnb」を介して行うのが主流のようです(上記著書の著者の鶴岡真緒さんは、シングルマザーで、英語力、資金力ゼロから始めた民泊ビジネスで大成功されているようです)。
 そういえば、中国人観光客が一般のアパートに宿泊していて何かトラブルがあったって、ニュースで見たことがあったな、あれが民泊か……大丈夫なのかな、などと思っていました(実際、法律的にグレーなところもいろいろあるようです)。

 また最近、15年ほど前、私がフランスのパリに1年間留学していた頃に知り合い、いまも友人の、同世代の日本人女性のSさんと久しぶりに会ってランチをしていました。彼女は日本で知り合ったフランス人の男性と国際結婚をして、3年前からまたパリに住んでいるのですが、一時帰国中のつかの間のひとときでした。
 とくに昨年はパリでいろいろな事件が立て続けに起こったので、最近のパリの様子を聞いたりしながら、話題は旅行の話になりました。
 そこで私は、「そういえばいま日本で“民泊”って流行っているみたいなんだけど、知ってる?」と聞いてみると、「民泊? あぁ、あの旅行などの時に一般の家庭に宿泊するシステムでしょ。うち、よく使っているよー」というのです。
 聞くところによると彼女は、だんなさんとフランス国内を旅行する時など、最近はだいたいこの民泊システムを使っているそうなのです。まずインターネットで部屋をチェックした上で手配して、現地に到着すると、家主のいないその家に宿泊するのだそうです。基本的にその家のキッチンや洗濯機なども自由に使えるので、現地で買った食材などをキッチンで料理し、洗濯もできるので、ホテルより気軽で割安の上、身軽に旅行ができるそうです(出る時は簡単に掃除もするそうです)。もともと民泊は、休みが多く、家を空けることが多いヨーロッパで生まれた文化とも言います。

 え、もう「民泊」を活用していたのね、早い!と思いつつ、それでも安全面で何か不安はないのかなぁ……と私が思っていたら彼女は、
「そういえばかおりさん、パリにいた時、最後の1ヵ月は人の家で一人暮らししていたでしょ。要はあれよ、あのスタイル」と言うのです。
 そうだ、私はパリに留学していた頃の滞在は、大半は現地の民間の寮でルームメイトのいる部屋で暮らし、その他、少しホームステイも体験し、最後の1ヵ月は「せっかくだからパリで一人暮らしがしたい。でも家具や電化製品をいまから買う余裕はない」ということで、バカンス中で部屋を空けている日本人女性のアパートの部屋をそのまま借りて暮らしていたのです。
 その部屋はたしか、日本人対象の現地のフリーペーパーに「お部屋を貸します」という告知があるのを見つけ、そこに連絡し、アパートに伺い、部屋を見せてもらい、その方と軽くお話しし、感じも良くて信頼できそうだったので決めたのです(もちろん有料です)。
 実際、そのアパートで一人暮らしした1ヵ月間は、とくに問題もなく、「部屋にあるものは何でも適当に使ってください」ということだったので、キッチンなども使わせてもらい、持ち主の方が読書家だったようで本棚が充実していたので、いろいろと本も読ませてもらったりして、初めての街でとても充実して暮らせました。

 あれが「民泊」か……、だとしたら、日本でもやり方によっては広まる可能性は大いにあるようにも思えました。とはいえ安全面ではまだまだ不安も感じます。全体的な人間のレベルがアップし、(犯罪などの)おかしなことをする人はまずいない、というような世の中になれば、楽しみの幅も、今よりもっと広がっていくようにも思えました。


2周目:「鳥インフルエンザからニワトリを想う」
3周目:「日本の独立と個人の自立」
4周目:「資本主義について思うこと」
5周目:「“野性”を目覚めさせるには・・・」
6周目:「にんげんクラブ全国大会で気づいた“つながり”」
7周目:「歪みを正す方法」
8周目:「“グレー”からの脱却」
9周目:「“コンサバ”に思う」
10周目:「“野菜”は本当に健康にいいのか?」
11周目:「ロンドン・シティで感じた意外な“気”」
12周目:「フリーエネルギーとUFOの関係」
13周目:「最近読んでショックを受けた本」
14周目:「“寄り添う”ということ」
15周目:「“五井野イズム”に触れて……」
16周目:「秘伝のお茶と新コラム」
17周目:「偶然とは思えない3つのこと」
18周目:「「本物」は野性的!?」
19周目:「日本人の「水戸黄門」幻想」
20周目:「嫉妬の時代」
21周目:「久しぶりに会った舩井幸雄」
22周目:「舩井幸雄との出会いを思い出してみました。」
23周目:「後から思い出してみるといろいろシンクロがあったこと。」
24周目:「竹中平蔵とは何者か。」
25周目:「足指から目覚める?」
26周目:「舩井SAKIGAKEフォーラムが無事終わりました。」
27周目:「私にとっての12月25日」
28周目:「“本物の健康”を追求するセミナー」
29周目:「最近ビックリした、アンチエイジングのエネルギー」
30周目:「舩井幸雄の「氣」の力を想う」
31周目:「「願い」のちから」
32周目:「本物時代の到来」
33周目:「Dr.コパさん」
34周目:「一神教vs多神教」
35周目:「空海から義経へ」

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