船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
ばんらんこんについて
2020.8.5(Wed)
社名:(株)本物研究所
名前:魏 威

最近はコロナの影響で、またばんらんこんを飲み始めました。なんで『また』という言葉を使うかどういうと、幼い頃からインフルエンザの予防のために、冬になると毎日飲むものだったからです。

板藍根(ばんらんこん)は、アブラナ科のホソバタイセイの根のことで、日本では菘藍(しょうらん)または大青(たいせい)と呼ばれ、藍色の染料として用いられてきた歴史があります。

板藍根(ばんらんこん)にまつわる中国の昔話もあります。
昔々、あるところに、下働きの男がおりまして、男は毎日山へ柴刈りに行く仕事をしていました。その山には馬藍寺というお寺があり、板藍和尚という老住職がおりました。お昼時に男はいつも板藍和尚に白湯をふるまってもらっていて、そのお礼にお寺の水汲みを手伝っていました。やがて、男は主人の娘と恋に落ちました。娘には親の決めた婚約者がおり、さて、婚礼の日が近づいてまいります。これを知った和尚は男に「死んでも生き返る薬」を渡しました。娘はこの「死んでも生き返る薬」を飲み、仮死状態になりました。娘の両親は彼女が死んだと思って、娘を埋葬しました。男は夜中こっそり埋葬された土の中から棺を掘りかえし、娘を抱えて山寺に、しばらくすると、板藍和尚の言ったとおり娘は息を吹き返しました。男は板藍和尚からもうひとつもらっていた「疫病に効く薬」を手に、娘を連れて逃げました。「疫病に効く薬」を売りながら、二人は幸せに暮らしました。

中国では板藍根(ばんらんこん)は常備薬として非常にポピュラーな存在です。
風邪やインフルエンザの流行りやすい季節には、外出から帰宅後すぐに板藍根(ばんらんこん)の煎じ液でうがいをします。また、板藍根(ばんらんこん)の粉末を溶かした湯や、煎じた液を湯でうすめてお茶として常飲しています。

板藍根(ばんらんこん)という生薬には以下の作用を医学的に証明されています。
細菌感染や悪い菌の体内増殖を防ぐ、抗菌作用、ウイルス感染を防ぐ、抗ウイルス作用、免疫力をつけて外邪から身を守る、熱をとり、炎症を鎮める、解熱消炎作用。

コロナはまだまだ続きそうですが、皆様ぜひご自愛ください。


37周目:「故きを温ねて」
38周目:「本物は世界に広めるべき」
39周目:「『人生を変える300の言葉 不安な時代を前向き肯定的に生きるヒント』を読んで」
40周目:「「ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる」について」
41周目:「実は秋の恋人」
42周目:「私の夢」
43周目:「日本の新年と中国の新年」
44周目:「「抗糖化」の大事さ」
45周目:「「抗糖化」は大事」
46周目:「日本人の挨拶文化について」
47周目:「私が感じた日本の社会」
48周目:「中国のテーブル文化から中国ビジネスへ」
49周目:「財布なしのスマホ中国人」
50周目:「抗糖化」
51周目:「中国のネットショップのイベントダブル11」
52周目:「わたくしからみる日本の観光業」
53周目:「日本人の集団意識について」
54周目:「腸や乳酸菌について」
55周目:「ワクワク乳酸菌」
56周目:「ダイエット」
57周目:「Wechatにおけるソーシャルメディアビジネス」
58周目:「保税倉庫を活用し、ビジネスを広げる」
59周目:「中国でのビジネス」
60周目:「最近中国で流行っているニュースに関しては」
61周目:「Wechatビジネスに関して」
62周目:「日本での就活体験」
63周目:「仕事に対する責任感」
64周目:「日本観光の傾向が「爆買」から「体験」へ」
65周目:「何故日本語は世界通用言語になれないのか?」
67周目:「医療ツーリズムについて」
68周目:「中国人に送ってはいけないものについて」
69周目:「最近の中国の豚肉値上げについて」
70周目:「ダイエットについて」
71周目:「医療ツーリズムの感想」
72周目:「中国の介護の現状」
73周目:「コロナウイルスの感想」
74周目:「腸内環境を整えましょう」
75周目:「漢方薬について」
76周目:「中医学や漢方薬について」
77周目:「漢方医学について」

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