船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
<二十四節気(12)大暑・七十二候(初候) 桐始結花>に思う
2022.7.22(Fri)
社名:(株)船井本社
名前:松本 和子

時代の旬を生きる皆様こんにちは、船井本社の松本でございます。
今日からこの社員コラム「本音で生きよう」は97周目を迎えます。
今日もお読みくださり有難うございます。

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日本には一年間を24分割し、それぞれに季節を表す言葉をつけた「二十四節気」があります。
この記事がアップされるころ、新暦7月22日〜7月26日の季節は。。。

◎二十四節気(にじゅうしせっき)『大暑(たいしょ)』 : 二十四節気の12番目に当たります。
一年でもっとも暑さが厳しく感じられる頃。体力を保つために鰻を食べる「土用の丑」。新型コロナウイルス蔓延防止のため、中止となっていた各地でのお祭り、花火大会も、今年は少しずつ復活しつつあります。

◎七十二候(しちじゅうにこう) 
●7/22〜7/26頃は初候:『桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)』 
桐が花を咲かせる頃。盛夏を迎える頃には、卵形の実を結びます。桐は、伝統的に神聖な木とされ、豊臣秀吉などの天下人が好んだ花であり、現在も日本国政府の紋章として使用されています。

●7/27〜8/1頃は次候:『土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)』
熱気がまとわりつく蒸し暑い頃。私たちは、この暑さを打ち水などでしのぐことしかできませんが、木や草花は緑をますます濃くして夏を歓楽しているようです。

●8/2〜8/6頃は末侯:『大雨時行(たいうときどきにふる)』
夕立や台風などの夏の雨が激しく降る頃。きれいな青空に湧き上がる入道雲は、夕立を教えてくれます。雲の頭が坊主頭に見えることから、入道雲と呼ばれています。

◆旬の花は『白粉花(おしろいばな)』、野菜は『ゴーヤ』、虫は『カブトムシ』、魚は『金魚』 ですね。

★次の二十四節季は、8/7〜8/22 (13)立秋です。この日から、季節の挨拶も暑中見舞いから残暑見舞いに替わります。立秋(りっしゅう)の頃は、まだ真夏と感じる暑い日が続きますが、お盆明けには空の雲の形が変わってくるなど、秋の気配が少しずつ感じられてきます。
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御存知の方もいらっしゃると思いますが、土用は年に4回あります。季節と季節の間にあって、言うなれば「次の季節への準備期間」でもあります。今年の夏土用の期間は、2022年7月20日〜8月6日です。立秋前の18日間という、長い期間です。

古来より、土用期間中は「土公神(どこうしん・土を司る神)が支配する期間」で、土を動かしたり、新しい事を始めたり、旅行、引っ越しなどを禁止する風習がありました。土公神の怒りをかって、災厄が降りかかると考えられていたのです。ただの迷信と片付けることもできますが、実際、季節の変わり目は体調を崩しやすく、気持ちも不安定になりやすい時期です。医学が発達していない昔の人達が健康でいるには、季節の動きに合わせて生活を守ることが大切だったのです。そんな時に養生に食べるものとして、鰻、うどん、瓜、梅干しなどがあり、その代表格が「土用丑の日の鰻」として、現代まで伝わってきました。2022年の夏土用の丑の日は、7/23(土)と、8/4(木)です。

なお、土用の間、ずっとジッとしているのも大変ですから、間日(まび)と呼ばれ、土公神が天上界へ戻るので、土を動かしてもよい日もあります。ガチガチに決まっているのではない、緩い感じが、素敵だなと思っています。(今年の夏土用の間日は、7/25、26、30、8/6です)

天気予報で、「二度目の梅雨明け」と称するような、 湿気の多い暑さがまたやってきました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

前々回からお伝えしている「茅の輪くぐり」に、遂に行って参りました。10年越しの夏越しの祓です。
昨年病気をしてからは、どんなに忙しくても歳時を気にし、祭事に参加できるぐらいの心の余裕があると、健やかに暮らせる、と感じ始めています。

現代の暮らしは昔と大きく変わったとはいえ、ここ100年ほどのことであって、人間という生き物は、もう何万年も大きく変わっていないのです。古来から伝わってきているものがあるということは、私たちの健康を守るものがあったということで、だからこそ我々は今、ここに生き残ってきたのではないでしょうか。

主幹 舩井勝仁も、8月号にて「日本に生まれてきた役割」についてお伝えしております。少しだけ、引用させて頂きます。
「自然と共生してきたことで育まれてきた精神性を失いつつある現代の日本人。でもきっと自然にふれる機会を増やして、意識を少し変えるだけで、本来の精神性を再生できるのではないかと思えてきます。」
   
強く心に染み入ります。このお盆の時期、先祖に手を合わせ、先人に心を静かに馳せると、暑さの中に何か涼やかなものが降りてくるような気が致します。

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<ザ・フナイは、一定の思想にかたよることなく、日本と世界の将来、地球と人類の行く末を真剣に考える人たちの意見を自由に掲載し、読者の皆さまに、さまざまな見方、意見、視点があることを充分にお知りいただいたうえで、どのような世界に自分は住みたいのか? をご自身で判断していく材料にしていただけるよう、多方面からの情報をお届けしています。>

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54周目:「身体は食べ物で作られる」
55周目:「自分の頭で考える」
56周目:「<二十四節気 芒種・七十二候 腐草為蛍>に思う」
57周目:「<二十四節気 小暑・七十二候 鷹乃学習>に思う」
58周目:「<二十四節気 処暑 ・七十二候 綿柎開>に思う」
59周目:「<二十四節気 秋分 ・七十二候 雷乃収声>に思う」
60周目:「<二十四節気 霜降 ・七十二候 霜始降>に思う」
61周目:「<二十四節気 小雪 ・七十二候 朔風払葉>に思う」
62周目:「<二十四節気 小寒 ・七十二候 芹乃栄>に思う」
63周目:「<二十四節気 立春 ・七十二候 黄鶯睍v>に思う」
64周目:「<二十四節気 啓蟄・七十二候 桃始笑>に思う」
65周目:「<二十四節気 清明・七十二候 鴻雁北>に思う」
66周目:「<二十四節気 小満・七十二候 蚕起食桑>に思う」
67周目:「<二十四節気 夏至・七十二候 乃東枯>に思う」
68周目:「<二十四節気 大暑・七十二候 土潤溽暑>に思う」
69周目:「<二十四節気 白露・七十二候 草露白>に思う」
70周目:「<二十四節気 寒露・七十二候 鴻雁来>に思う」
71周目:「<二十四節気 立冬・七十二候 地鴻雁来>に思う」
72周目:「<二十四節気 冬至・七十二候 乃東生>に思う」
73周目:「<二十四節気 小寒・七十二候 雉始雊>に思う」
74周目:「<二十四節気 立春・七十二候 魚上氷>に思う」
75周目:「二十四節気 立春・七十二候 桜始開>に思う」
76周目:「<二十四節気 穀雨・七十二候 葭始生>に思う」
77周目:「<二十四節気 小満・七十二候 紅花栄>に思う」
78周目:「<二十四節気 夏至・七十二候 半夏生>に思う」
79周目:「<二十四節気 大暑・七十二候 大雨時行>に思う」
80周目:「<二十四節気(15)白露・七十二候(末候) 玄鳥去>に思う」
81周目:「<二十四節気(17)寒露・七十二候(末候) 蟋蟀在戸>に思う」
82周目:「<二十四節気(20)小雪・七十二候(次候) 朔風払葉>に思う」
83周目:「<二十四節気(23)小寒・七十二候(次候) 水泉動>に思う」
84周目:「<二十四節気(2)雨水・七十二候(初候) 土脉潤起>に思う」
85周目:「<二十四節気(4)春分・七十二候(次候)桜始開>に思う」
86周目:「<二十四節気(6)穀雨・七十二候(末候)牡丹華>に思う」
87周目:「<二十四節気(9)芒種・七十二候(次候) 腐草為蛍>に思う」
88周目:「<二十四節気(11)小暑・七十二候(末候) 鷹乃学習>に思う」
89周目:「<二十四節気(14)処暑・七十二候(末候) 禾乃登>に思う」
90周目:「<二十四節気(17)寒露・七十二候(末候) 蟋蟀在戸>に思う」
91周目:「<二十四節気(20)小雪・七十二候(次候) 朔風払葉>に思う」
92周目:「<二十四節気(23)小寒・七十二候(末候) 雉始雊>に思う」
93周目:「<二十四節気(2)雨水・七十二候(次候) 霞始靆>に思う」
94周目:「<二十四節気(5)清明・七十二候(初候) 玄鳥至>に思う」
95周目:「<二十四節気(7)立夏・七十二候(末候) 竹笋生>に思う」
96周目:「<二十四節気(10)夏至・七十二候(初候) 乃東枯>に思う」

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