スピリチュアル・エナジー-ほおじろえいいち氏-

このページは、科学ジャーナリストのほおじろ えいいち氏によるコラムページです。
ほおじろ氏は、先端科学とスピリチュアリティの統合を目指した内容の執筆をされています。
また、「百匹目の猿現象」の科学的根拠となったシェルドレイクの仮説を船井幸雄に紹介した人でもあります。

魂のビッグバンと百匹目の猿現象
2007.07.15(第18回)

 人間には発達させるべき才能や能力、感覚、そして認識などはいくつもあります。芸術的才能や社会適応能力、言語能力、性的感覚、善悪の認識やモラル等など…。それらのものの原形は生まれながらに備わっていますが、心身の成長とともに、また人間同士のふれあいや社会生活の中で、発達し、成熟して行きます。そういったもののなかに、スピリチュアルな成長・発達のライン(以下「スピリチュアルライン」と呼ぶ)がある。現代の思想家ケン・ウィルバーは著書 『統合心理学への道』(春秋社刊)のなかで、そう述べています。私もこの考え方は正しいと思います。

 その成長・発達は、人によっては「自分が生きている意味」を捜し求めることから始まることもあるでしょう。あるいは、精神的な修養や宗教的な修行を実践することによって、その発達が著しく進むという人もいるでしょう。スピリチュアルな本を読み、スピリチュアルなグッズなどに触れながら、スピリチュアルな成長をしてゆく人たちもたくさんいると思います。人間は、正しく成長するならば、自然に自分のスピリチュアルラインを発達・成熟させてゆく生物なのです。したがって、その成長発達過程が順調であれば、それだけであなたは魅力あふれる人になるでしょう。

 なぜなら、その成長過程で、あなたは生きる意味を発見し、喜びにあふれ、感謝しながらその意味に沿って生きていくことができるようになるからです。それは自分の使命を発見し、まっとうする大いなる流れに乗って生きて行くということでもあります。なすべきことをなし、社会や人々に自分なりの貢献をして、自分はとても満足して幸福感とともに日々を過ごす。それこそ最高に「スピリチュアル」な生き方ではないでしょうか。そういう生き方をするとき、あなたは素晴らしいスピリチュアル・エナジーを発するオーラにつつまれて見えるでしょう。

 ところが、何らかの理由で、スピリチュアルな成長が人生のある段階でブロックされてしまっている人がいます。いやむしろ、たいていの人がそうなのかもしれないですね。私たちは科学的・合理的な考え方に強い影響を受け、理性や理屈脳を発達させ過ぎて、太古の昔は持っていた魂の感覚(スピリチュアルな感覚)を忘れてしまった。ネガティブな社会的エネルギーや、宇宙から降り注いでいた一種のエネルギーがそれに輪をかけてきた…。最近私はつくづくそう思うのです。

 でも、これからは違う。これからはそのブロックが徐々にはずされて、人々はスピリチュアルラインを大いに発達させて行くに違いない。私はそう確信いたします。近頃スピリチュアルものがブームになるのもそのひとつの証拠でしょう。宇宙は今「アクエリアス(宝瓶宮)の時代」を迎えているといいます。「今までの一切の思想や宗教、国籍や人種にとらわれない、水晶(クリスタル)のような透明な精神を持った新しい人類が現れてくる」ともいわれています。その透明な精神とは、スピリチュアルラインを充分に成長させたところから生まれるのではないでしょうか。

 スピリチュアルラインは、私たちの魂に直結しています。スピリチュアルラインを成長させるということは、魂を浄化し、質を高めることでもあります。自らの魂を清め、質を高めていこうとする人は、今後確実に増えていくでしょう。そしてその数がある臨界点に達したとき、百匹目の猿現象のようなことが起こるのではないでしょうか。おそらくそれは「魂のビッグバン」ともいえるようなものでしょう。

 もうすぐ地球自体が新たな次元に突入し、多くの人がふるい落とされる。また、環境の激変などが起こって人類は存亡の危機に直面するとする説があります。そういう事態がたとえ起こったとしても、私たちが「魂のビッグバン」を成し遂げることができていれば、どうということはないはずです。多くの人が魂を浄化し、魂の質を高めるということは、私たちがそのような事態の影響を受けない、あるいはそのような事態にはならないということを意味しているからです。信じられないくらいに平和で幸福な新時代を迎えることができるに違いないのです。

 魂のビッグバン、それはあなたのスピリチュアルラインを成長させることから始まります。
バックナンバー
第45回

願望を達成させる微笑み?

第44回

ゼロ磁場地帯って、いったい何?

第43回

「崖の上のポニョ」のエネルギー

第42回

ネガティブな感情と進化

第41回

「陰」と「陽」が変わる時間

第40回

進化はウィン・ウィンに向かう(?)

第39回

つながっている心

第38回

「スピリチュアル」とは何か?

第37回

エネルギー現象としてのシンクロニシティ

第36回

シンクロニシティからフローへ

第35回

幸せなエネルギーの流れに乗って

第34回

良い思いのエネルギー

第33回

シンクロニシティの深い意味

第32回

「ヒーリング」って、何だろう

第31回

「スピリチュアル・フード」は美味しい

第30回

人間関係のカギはエネルギーにある

第29回

やっぱり努力、努力のエネルギー

第28回

運命の赤い糸は、エネルギーの糸?

第27回

ポジティブシンキングに思うこと(2)

第26回

ポジティブシンキングに思うこと

第25回

地球は心を持っている

第24回

エネルギー的にも(−)になった男性たち

第23回

ペットたちと暮らすハッピー・ライフ

第22回

光をまとい、光に影響を受ける身体

第21回

黒い服と淡いピンクのクンザイト

第20回

意図のエネルギーって、いったい何?

第19回

夢でも現実でも、同じ原理が働く?

第18回

魂のビッグバンと百匹目の猿現象

第17回

シンクロニシティーには意味がある

第16回

誰でも願い事はあるけれど…

第15回

こんなヒーリング・エネルギーもあるのです

第14回

魂のチカラと百匹目の猿

第13回

きわめつきのシンクロニシティー

第12回

ガーディアン・エンジェルって何でしょう

第11回

あたたかなドームにつつまれた気持ち

第10回

エナジー・バンパイアーについて

第9回

一瞬のうちにお酒が飲めるようになる?

第8回

深夜の不思議でハッピーな贈りもの

第7回

イジメはエネルギー体「振り子」のしわざ?

第6回

あなたの思考エネルギーはブーメランのように

第5回

リラクセーションのエネルギーをあなたに!

第4回

ポジティブなエネルギーと、ネガティブなエネルギー

第3回

人を心から愛せる人は、人に心から愛される

第2回

どうなっているの、恋人どうしのエネルギー関係

第1回

エネルギー情報体としての私たち

Profile:ほおじろ えいいち(本名:喰代栄一)

「願望実現の法則」リアリティ・トランサーフィン2―魂の快/不快の選択1974年埼玉大学理工学部生化学科卒業。東京医科歯科大学医用器材研究所にて約3年間、「ホルモンの生体制御学」なる先端科学に挑戦。1980年に詩集『心的惑星圏』を自費出版。その後短編小説や詩を書いていたが、1993年、光文社より『脳に眠る「月のリズム」』を出版し、科学ジャーナリストとしてデビュー。以来、先端科学とスピリチュアリティ統合を目指して執筆活動を続けている。シェルドレイクの仮説を紹介する『なぜそれは起こるのか』(1996年)はベストセラーになった。
魂の記憶』(2003年)を出版後は生きる意味に取り組み、ヒーリング・エナジーの研究を始めて、『幸せの進化形』 『ヒーリング・エナジー』(いずれも2005年)を出版。また、2006年12月にロシアのベストセラー本の邦訳版『「振り子の法則」リアリティ・トランサーフィン―幸運の波/不運の波の選択』、続いて2007年7月に『「願望実現の法則」リアリティ・トランサーフィン2―魂の快/不快の選択』ともに (ヴァジム・ゼランド著 ほ おじろ えいいち監修 徳間書店刊)を出版。2006年に無限波動技術株式会社(Q-Wave Technologies Inc.)を創設し、Q‐WaveヒーリングDVDなどを提供し始める。      
公式サイト:
http://www.eiichihojiro.jp

このページのトップへ