スピリチュアル・エナジー-ほおじろえいいち氏-

このページは、科学ジャーナリストのほおじろ えいいち氏によるコラムページです。
ほおじろ氏は、先端科学とスピリチュアリティの統合を目指した内容の執筆をされています。
また、「百匹目の猿現象」の科学的根拠となったシェルドレイクの仮説を船井幸雄に紹介した人でもあります。

運命の赤い糸は、エネルギーの糸?
2007.12.15(第28回)

 昔からいわれているように、将来結ばれるべき2人は、ほんとうに運命の赤い糸で結ばれているのでしょうか。運命の赤い糸という考え方は、「古事記」や「日本書紀」に登場する話や、中国の古い書物に記された話がもとになったといわれています。

 日本の古い話はこうです。昔、未婚のある娘が妊娠してしまった。両親がどうしてかと問うと、見知らぬ男が毎晩通ってくるという。そこで両親は寝床の周囲に赤土をまき、その男が来たら男の衣に糸を通した針を刺しておくようにといった。果たして翌朝、両親がその糸をたどってみると、それは遠く三輪山の神の社まで続いており、大物主大神がその男だった…。

 中国の古い話はこうです。前途有望なある青年がある晩、縁談の相手の女性に会おうと出かけると、途中の道端で不思議な老人と出会った。その老人は彼に告げた。その縁談はよくない。あそこに見える幼女の足とお前の足が赤い縄で結ばれているので、ほんとうの相手はその女の子だ。ならばその子に印をつけるといって、青年はその女の子の額に刀で傷をつけてしまう。ところが数年がたち、出世した青年が結婚した相手の額には、まさにその傷がついていた…。

 2人の小指と小指は見えない赤い糸で結ばれているという話も、どこかで聞いたことがあります。これは、私たちが大切な約束をするとき、指きりゲンマンといって、小指と小指をからめる習慣(?)に由来するのでしょうか。

 私はこの運命の赤い糸に、とても興味を持っています。なぜかというと、最新の科学実験でわかってきたおもしろい事実と符合するような気がするからです。

 その実験とは…。相思相愛の2人に少し離れて向き合いながら立ってもらいます。そしてそれぞれのエネルギー・フィールドの様相を特殊な装置で観察します。エネルギー・フィールドとは、私たち人間が絶えず放射しているフォトン(光)や電子などで構成されている一種の電磁的な層のこと。光の繭(まゆ)のようなものです。そして2人のうちどちらか1人に、前に立っているパートナーに愛の思いを寄せてもらいます。そうすると、その人のエネルギー・フィールドの心臓のあたり(いわゆるハートチャクラ)から、相手のハートチャクラに向かって光のコードのようなものが延びるのが観察されたというのです。


 この実験結果でおもしろいのは、小指の先からも光のコードらしきものが出ているのが観察されたことです。なんでも心臓と小指が経絡でつながっていて、何らかのエネルギーが心臓から小指に流れるらしいのです。

 なるほど、運命の赤い糸とは、エネルギー・フィールドから伸びる光のコードだったのか(!)、と思わされます。

 そこでまた、おもしろい考え方をすることができます。いわゆる「ソウルメイト」についてです。ソウルメイトとは、一般に次のように考えられています。

 私たちの魂は、もともと完全で統合されたひとつのものだった。しかし何らかの理由でそれが男の魂と女の魂に分裂して、それぞれ男と女の肉体を持ってしまった。だから彼らはこの世に生まれて、お互いに自分の魂の片割れを求めるようになる。望みがかなってその魂の片割れと結婚し、一緒に暮らし始めると、二つの魂は溶け合い、まるで一つの生命のようにお互いが相手の存在なしではありえず、この世とも思えない至福の愛を体験する…。

 本コラム第22回で書いたように、エネルギー・フィールドは私たちの「魂」とも関係しているという説があります。ここからちょっと飛躍して、運命の赤い糸、つまり光のコードで結ばれている2つの魂がソウルメイトなのだと考えてみるのも楽しいですね。私たちのエネルギー・フィールドはみんなすべての人につながっているという説もあるくらいです。相思相愛の2人のエネルギー・フィールドは他の誰とよりも強くつながっており、まるで1つの生命体のようにふるまうのかもしれません。

※本コラムの著者・ほおじろえいいち先生は、月刊CD・カセット情報「JUST」9月号にゲストとして登場されています。どうぞお聴きくださいませ!
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Profile:ほおじろ えいいち(本名:喰代栄一)

「願望実現の法則」リアリティ・トランサーフィン2―魂の快/不快の選択1974年埼玉大学理工学部生化学科卒業。東京医科歯科大学医用器材研究所にて約3年間、「ホルモンの生体制御学」なる先端科学に挑戦。1980年に詩集『心的惑星圏』を自費出版。その後短編小説や詩を書いていたが、1993年、光文社より『脳に眠る「月のリズム」』を出版し、科学ジャーナリストとしてデビュー。以来、先端科学とスピリチュアリティ統合を目指して執筆活動を続けている。シェルドレイクの仮説を紹介する『なぜそれは起こるのか』(1996年)はベストセラーになった。
魂の記憶』(2003年)を出版後は生きる意味に取り組み、ヒーリング・エナジーの研究を始めて、『幸せの進化形』 『ヒーリング・エナジー』(いずれも2005年)を出版。また、2006年12月にロシアのベストセラー本の邦訳版『「振り子の法則」リアリティ・トランサーフィン―幸運の波/不運の波の選択』、続いて2007年7月に『「願望実現の法則」リアリティ・トランサーフィン2―魂の快/不快の選択』ともに (ヴァジム・ゼランド著 ほ おじろ えいいち監修 徳間書店刊)を出版。2006年に無限波動技術株式会社(Q-Wave Technologies Inc.)を創設し、Q‐WaveヒーリングDVDなどを提供し始める。      
公式サイト:
http://www.eiichihojiro.jp

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