スピリチュアル・エナジー-ほおじろえいいち氏-

このページは、科学ジャーナリストのほおじろ えいいち氏によるコラムページです。
ほおじろ氏は、先端科学とスピリチュアリティの統合を目指した内容の執筆をされています。
また、「百匹目の猿現象」の科学的根拠となったシェルドレイクの仮説を船井幸雄に紹介した人でもあります。

シンクロから運命までカギを握る法則
2008.10.15(第48回)

 10月12日船井幸雄オープンワールドで「シンクロニシティからフローへ」という題で講演をさせていただきました。300名収容の小会場でしたが、お立ちになっていた方や床に座って聞いてくださった方、それから別室で聞いてくださった方もいて、とてもうれしかったです。ありがとうございました。

 この講演会でお話ししたように、シンクロニシティは幸せへの入り口であると私は思っています。自分に起こったシンクロニシティの良い意味に気づき、それが連続して起こるようになると、フローに移行し、「今ここに生きているという充足感や、至福の感情」をいだくことができるからです。ここに、「シンクロニシティ → 良い意味に気づくこと → フロー → 幸せ」 という図式が成り立つのです。

 この図式では、シンクロニシティの良い意味に気づくことがとても重要なのですが、ここで注意しておかなければならないのは、自分の思考スタイルです。人それぞれ、何かとポジティブに考える人、すぐにネガティブに考えてしまう人、その他さまざまな思考スタイルがあるのです。それぞれに長所・短所がありますが、そのどの思考スタイルをとるにせよ、自分の魂の声(心の声・直観)と思考スタイルをポジティブな方向で一致させると、シンクロニシティの良い意味に気づきやすいでしょう。この辺のことについては、セミナーのビデオ「心★サイエンスDVD」の第1巻「シンクロニシティーからフローへ」で詳しくお話ししましたので、ご興味のある方はご覧いただければ幸いです。

 それでは、シンクロニシティはどのようにして起こるのでしょう。このような現象は昔から人々の上に起こっていたので、賢人たちはいろいろとその理由を考えていました。たとえばイタリア中西部に住んでいた古代民族エトルリア人は、この現象は自然と人間が同調することによって起こると考えていたようです。また、古代ギリシャの哲学者ヘラクレイトスは、森羅万象のすべてが変化の中で反応しあい、互いに干渉しあうことによってさまざまな現象が起こる。それがこの現象に深く関係していると考えていました。

 現代科学でもいろいろな人が様々に考えています。たとえば、オーストリアのパウル・カマラー(生物学者)は、自然にはある種のパターンが隠されていて、そのパターンに沿ってシンクロニシティが起こると考えました。おなじみのユングは、心の奥深くにすべての人に通じる無意識の領域があって、そのまた奥に自然界とつながる領域(「類心的領域」)があり、私たちの心が活発になると無意識の念がこの領域を通して自然界に働きかけるから、シンクロニシティが起こると考えました。

 しかしこれらの考え方はまだ少し観念的です。もっと実態をともなった科学的なアプローチはできないものでしょうか。そういう方面から研究をしてみて、最近私はとても興味深い科学者2人を見つけました。1人は量子物理学者のディーン・ラディンで、彼はノエティックサイエンス研究所主任研究員で、超能力の科学的研究に造詣が深いという人です。彼は、「物理的な存在物はすべてエネルギー的な存在であり、私たちが理解し始めたばかりの不思議な方法、あるいは不思議なエネルギーでつながりあっている。その不思議な方法が、<からみあい>である」というのです。

 そしてもう1人は、元量子物理学者で、今はベストセラー作家のヴァジム・ゼランドです。彼は著書『リアリティ・トランサーフィン』(徳間書店刊)のシリーズで意図のエネルギーに関する究明をしているのですが、「私たちの魂と理性が一致した状態のときに宇宙から流れ込んでくるエネルギーがあり、そのエネルギーを通じて私たちは世界・宇宙とつながっている」というのです。 

 そして、この2人の科学者の考え方を結合すると、おもしろいことが言えるのではないかと私は思いつきました。つまり、「私たちの魂と理性が一致した状態の時、エネルギー的な存在である私たちと宇宙はより強くからみあい、つながる・・・。ここに、シンクロニシティという現象の秘密が隠されている」と。そして、これは私たちに起こるエネルギー現象のもっとも重要なものの1つではないかと思うのです。なぜかというと、シンクロニシティの気づき方いかんによって、私たちが幸せに導かれていくかどうかが決まるからです。それは私たちと世界に関するエネルギー法則の1つと言っていいでしょう。

 実はこの法則を様々な角度から追究し、突き詰めていくと、自分の運命は変えられることに気づきます。運命のカギは、選択の傾向にあります。そしてその傾向は、なんと、私たちというエネルギー的存在の中にある情報によって生じているようなのです。この点については、10月25日に開催される《心★サイエンスセミナー》「自分の運命は変えられるか!?」で詳しくお話ししてみたいと思います。シンクロニシティを起こりやすくし、フローを起こしやすくし、そして運命を少しずつ変えてゆくエネルギーも体験していただきたいと思います。興味のある方は是非ご参加ください。50名が定員の小セミナーですので、ご希望の方はお早めにどうぞ。



★ほおじろえいいちのオフィシャルサイトに関連エッセイ
 「クリスタル・メディテーションの素敵なパワー」→ www.eiichihojiro.jp 
★10月25日開催《心★サイエンスセミナー》「自分の運命は変えられるか!?」


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Profile:ほおじろ えいいち(本名:喰代栄一)

『スピリチュアルの世界がよくわかる本』1974年埼玉大学理工学部生化学科卒業。東京医科歯科大学医用器材研究所にて約3年間、「ホルモンの生体制御学」なる先端科学に挑戦。1980年に詩集『心的惑星圏』を自費出版。その後短編小説や詩を書いていたが、1993年、光文社より『脳に眠る「月のリズム」』を出版し、科学ジャーナリストとしてデビュー。以来、先端科学とスピリチュアリティ統合を目指して執筆活動を続けている。シェルドレイクの仮説を紹介する『なぜそれは起こるのか』(1996年)はベストセラーになった。
魂の記憶』(2003年)を出版後は生きる意味に取り組み、ヒーリング・エナジーの研究を始めて、『幸せの進化形』 『ヒーリング・エナジー』(いずれも2005年)を出版。また、2006年12月にロシアのベストセラー本の邦訳版『「振り子の法則」リアリティ・トランサーフィン―幸運の波/不運の波の選択』、続いて2007年7月に『「願望実現の法則」リアリティ・トランサーフィン2―魂の快/不快の選択』ともに (ヴァジム・ゼランド著 ほ おじろ えいいち監修 徳間書店刊)を出版。2008年2月に『スピリチュアルの世界がよくわかる本』(中経の文庫)を出版。2006年に無限波動技術株式会社(Q-Wave Technologies Inc.)を創設し、Q‐WaveヒーリングDVDなどを提供し始める。      
公式サイト:
http://www.eiichihojiro.jp

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