スピリチュアル・エナジー-ほおじろえいいち氏-
このページは、科学ジャーナリストのほおじろ えいいち氏によるコラムページです。
ほおじろ氏は、先端科学とスピリチュアリティの統合を目指した内容の執筆をされています。
また、「百匹目の猿現象」の科学的根拠となったシェルドレイクの仮説を船井幸雄に紹介した人でもあります。
シカゴ大学の心理学者だったM・チクセントミハイ博士は、1990年に出版した彼の著書で、「フロー」という考え方を提唱しました。英語のFlowは、流れという意味で、フローとは、文字通り人生や今おこなっている行為が流れに乗っていると感じる感覚や状態のことです。
彼はフローを「人が全人的に行為に没頭しているときに感じる包括的な感覚」としました。そしてフローを経験するための条件として、自分の能力にちょうどよい行為をしていることをあげています。要するに、自分にぴったりしたことを行っているときに、その行為に自分のすべてを没入でき、言葉には表現できない充実感や喜び、そして今この瞬間こそ生きているのだという感覚を味わえるということなのでしょう。
このフロー感覚は、たとえばチェスや将棋、また囲碁をやっているときなどにも感じることがあります。次に打つ手がまるで流れに乗ったように次々と決まって、ゲームが進んでいくときなどです。それはトランプゲームでも起こります。自分の都合のいいカードが自分の手元にめぐってきて、うまく行くようなときです。その時ちょうどタイミングよく自分の手元によいカードが回ってきたというのが1回ならば、それは小さなシンクロニシティです。しかし、まるで幸運の女神がついているように、そういうことが次々と起こると、もうそれはフローにほかなりません。
同じようなことがスポーツについてもいえます。たとえばテニスです。一対一で対戦する場合、自分自身が一種の境(きょう)に入って、自分の身体の動きが自動的に動いていると感じられるような場合、それはフローといえるでしょう。自分の動きが、勝利への流れに乗っているのです。
面白いのは団体競技です。たとえばバスケットボール、バレーボール、サッカー、野球などです。勝つチームは、試合の途中から勝利の女神が微笑んで、とてもよい流れに乗っているように見えることがあります。そんなときフローが働いています。勝つチームはメンバーみんなが、ここぞというときにファインプレーを次々として、チームを勝利へと導きます。
そんな時、メンバーはおのおのが自分のいるべきポジションで自分のなすべき最高のプレーをし、すべてがタイミングよく流れています。そしてそのことにメンバーのそれぞれが、今ここに自分が最高の状態で生きていると感じ、そのこと自体に没入しているのです。
最近、フローについての研究がいろいろな人によってなされるようになりました。そのなかでもアメリカの人間科学者チャーリーン・ベリッツとジャーナリストのメグ・ランドストロムは、フローをシンクロニシティの延長線上にあるものととらえ、共著『パワー・オブ・フロー』
彼らはこの本の中で、フローが働いているときは、ものごとが落ち着くべきところに落ち着き、障害が消え、タイミングが完璧で、お金や、仕事、人間、チャンスなど必要なものは何でも必要なときに手に入る、と説明しています。もし本当にそうだとすると素晴らしいことです。また、私たちの人生は常にそうありたいものです。そして、そのような状態で生きていくことこそ、本当の幸せといえるでしょう。
フローが働いているときは、おそらく私たちの心の内側にある思考エネルギーや感情エネルギーが、私たちの外側で起こっている出来事やそのエネルギーと結びついて、それらが一定のパターンでかみ合い、共鳴しながら、一体となって現象しているのでしょう。そのため、私たちは適切な場所で適切なときに適切なことをしているという感覚をもつのです。それはきわめてスピリチュアルなものであり、幸せなエネルギーの流れに乗って自分が行くべきところに向かって進んでいると確信するような感覚です。
それでは、このフローを得るにはどうしたらよいのでしょう。どうやらシンクロニシティにカギがありそうです。拙著『スピリチュアルの世界がよくわかる本』
★ ほおじろ えいいち著の新刊書『スピリチュアルの世界がよくわかる本』
※ 無料電子小冊子『Qウエーブヒーリング 幸せの秘密』(pdf形式)のダウンロードはこちらからご自由にどうぞ。
★本コラムの著者・ほおじろえいいち先生は、月刊『ザ・フナイ』3月号にもご寄稿くださいます。『ザ・フナイ』もぜひお読みください!
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1974年埼玉大学理工学部生化学科卒業。東京医科歯科大学医用器材研究所にて約3年間、「ホルモンの生体制御学」なる先端科学に挑戦。1980年に詩集『心的惑星圏』を自費出版。その後短編小説や詩を書いていたが、1993年、光文社より『脳に眠る「月のリズム」』を出版し、科学ジャーナリストとしてデビュー。以来、先端科学とスピリチュアリティ統合を目指して執筆活動を続けている。シェルドレイクの仮説を紹介する『なぜそれは起こるのか』(1996年)はベストセラーになった。
『魂の記憶』(2003年)を出版後は生きる意味に取り組み、ヒーリング・エナジーの研究を始めて、『幸せの進化形』 『ヒーリング・エナジー』(いずれも2005年)を出版。また、2006年12月にロシアのベストセラー本の邦訳版『「振り子の法則」リアリティ・トランサーフィン―幸運の波/不運の波の選択』、続いて2007年7月に『「願望実現の法則」リアリティ・トランサーフィン2―魂の快/不快の選択』ともに
(ヴァジム・ゼランド著 ほ
おじろ えいいち監修 徳間書店刊)を出版。2008年2月に『スピリチュアルの世界がよくわかる本』
(中経の文庫)を出版。2006年に無限波動技術株式会社(Q-Wave
Technologies Inc.)を創設し、Q‐WaveヒーリングDVDなどを提供し始める。
公式サイト:http://www.eiichihojiro.jp

















