スピリチュアル・エナジー-ほおじろえいいち氏-

このページは、科学ジャーナリストのほおじろ えいいち氏によるコラムページです。
ほおじろ氏は、先端科学とスピリチュアリティの統合を目指した内容の執筆をされています。
また、「百匹目の猿現象」の科学的根拠となったシェルドレイクの仮説を船井幸雄に紹介した人でもあります。

エネルギー現象としてのシンクロニシティへ
2008.05.01(第37回)

  私たちは肉体や心、あるいは魂といった存在によって構成されていますが、それ自体がひとつのエネルギー体です。このエネルギー体は、それ自体の中に膨大な情報を含んでおり、私たちの身体や組織を一種の光エネルギーで取り囲むように存在しています。それがエネルギー身体です。

 そしてまた、私たちの周りの世界や宇宙も全体としてエネルギー体であり、それ自体の中に膨大な情報が含まれています。そのようなエネルギーの海の中に私たちは浸っているのです。さらに私たちはその海から、生きるために必要なエネルギーや情報を吸収していると考えられています。

 ロシアの元量子物理学者で今はベストセラー作家のヴァジム・ゼランドは『リアリティ・トランサーフィン』というシリーズ本の第3巻(現在翻訳中)で、私たちが外界から取り入れているエネルギーは2種類あると言っています。ひとつは食物を摂取することで得られるエネルギー(生理エネルギー)で、もうひとつは宇宙から取り入れるエネルギー(フリー・エネルギー)だというのです。

 さらにフリー・エネルギーにも2種類あって、ひとつは宇宙から降りそそいで私たちに入ってくるエネルギー、もうひとつは地球から私たちに入ってくるエネルギー。これらのエネルギーは私たちの身体を流れることによって、エネルギー身体をうまく機能させるというのです。要するに、私たちは空気を吸いながら生きているのと同じように、宇宙のフリー・エネルギーを無意識のうちに吸収しながら生きているというわけです。

 そういえば、世の中には食べ物をほとんど摂らなくても健康に生きている人がいます。数はとても少ないですが、そんな彼らはこのフリー・エネルギーを摂り入れるだけで生きているのでしょうか。一方で、人からエネルギーを吸い取るエネルギー・バンパイアは、フリー・エネルギーを宇宙から摂り入れる代わりに他人から吸い取ります。他人が宇宙から摂り入れてその人の周波数になじんだエネルギーの方が、宇宙の荒削りのエネルギーよりもおいしいと感じるからなのでしょうか。吸い取られた方はたいへんです。エネルギー身体をうまく機能させるためのエネルギーが枯渇してくるので、理由もなく疲れてしまうのです。

 さて、ゼランドは、生理エネルギーは私たちの行動に費やされるが、フリー・エネルギーこそ意図のエネルギーで、行動する決意を生じさせ、宇宙から実現可能な新しいことがらを引き寄せ、現実化させていくために費やされるといいます。つまり、前者を内的意図のエネルギー、後者を外的意図のエネルギーというのですが、シンクロニシティに非常に関係しているのが、後者の外的意図のエネルギーです。

 ゼランドは、私たちの魂と理性が快適な状態で(ポジティブに)一致したとき、外的意図のエネルギーが簡単に私たちに流れ込んできて願望が実現しやすくなるといいます。それとほぼ同じメカニズムで、幸運なシンクロニシティのような出来事も起こると、私は考えます。魂と理性が一致するというのは、私たちの心の深い部分も大脳新皮質で考える理屈も一致してポジティブな方向で賛成するような状態のことです。そういうときにこそ、宇宙のフリー・エネルギーは必要で良い情報とエネルギーを私たちに運んでくれると、考えるわけです。

 前回(本コラム第36回)書いたように、「今ここに生きる」という姿勢を保っていると、エネルギー的に自分と世界とが共鳴して一体となるような状況が生まれてくるようです。そのような姿勢で生きていると次第に魂と理性が一致している快適な状態が長くなり、外的意図のエネルギーが必要な情報とともに私たちの中に流れ込んでくるのではないでしょうか。そうするとシンクロニシティが頻発するようになるようです。シンクロニシティもまた、私たちとまわりの世界・宇宙との間で起こるエネルギー現象なのです。


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★ほおじろえいいちのサイエンス&スピリチュアル ショートエッセイはこちら。
http://www.eiichihojiro.jp/blog/category/essay

★本コラムの著者・ほおじろえいいち先生は、月刊『ザ・フナイ』3月号にもご寄稿くださいます。『ザ・フナイ』もぜひお読みください! 

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Profile:ほおじろ えいいち(本名:喰代栄一)

『スピリチュアルの世界がよくわかる本』1974年埼玉大学理工学部生化学科卒業。東京医科歯科大学医用器材研究所にて約3年間、「ホルモンの生体制御学」なる先端科学に挑戦。1980年に詩集『心的惑星圏』を自費出版。その後短編小説や詩を書いていたが、1993年、光文社より『脳に眠る「月のリズム」』を出版し、科学ジャーナリストとしてデビュー。以来、先端科学とスピリチュアリティ統合を目指して執筆活動を続けている。シェルドレイクの仮説を紹介する『なぜそれは起こるのか』(1996年)はベストセラーになった。
魂の記憶』(2003年)を出版後は生きる意味に取り組み、ヒーリング・エナジーの研究を始めて、『幸せの進化形』 『ヒーリング・エナジー』(いずれも2005年)を出版。また、2006年12月にロシアのベストセラー本の邦訳版『「振り子の法則」リアリティ・トランサーフィン―幸運の波/不運の波の選択』、続いて2007年7月に『「願望実現の法則」リアリティ・トランサーフィン2―魂の快/不快の選択』ともに (ヴァジム・ゼランド著 ほ おじろ えいいち監修 徳間書店刊)を出版。2008年2月に『スピリチュアルの世界がよくわかる本』(中経の文庫)を出版。2006年に無限波動技術株式会社(Q-Wave Technologies Inc.)を創設し、Q‐WaveヒーリングDVDなどを提供し始める。      
公式サイト:
http://www.eiichihojiro.jp

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