「“女船井”と呼ばれる経営者」の幸せになる生き方

このページは、船井本社グループのイリアール株式会社の代表取締役を２００６年から務める（※2022年退任）乗附なほみによるコラムページです。
舩井幸雄が経営術を実践的に教え、“女舩井”と呼んだ唯一の女性経営者です。
経営者として、女性として、舩井幸雄の教えを活かした生活をお伝えしていきます。

２０１０年１１月のこと。
書道家の武田双雲さんの所へお邪魔していた時、双雲さんが、ふいに
「世界中の人が同時に感謝の気持ちを持ったら、
戦争していても休戦するとか、嫌だなと思っていたこともありがたく思えるとか、
世界が変わると思うんだよね」
と語り始めました。

アドバルーンで大空へ揚げた 双雲先生の書

感謝色にライトアップされた江の島のタワーと 空に上がったありがとうの書と来場者の短冊

「感謝という言葉の反対語って何かな？
幸福の反対は不幸、
愛の反対は憎しみではなく無関心とはマザー・テレサの言葉だけど、
不感謝とか非感謝とか言わないよね？
感謝だけは対義語がないんだよね。
つまり特別で、ずば抜けて高いレベルの波動を発する言葉だと思う。」

江の島には双雲先生の作品がいっぱい

次第に力が入り、立ち上がって、
「つまり原子や分子の振動にも影響するから、
感謝の気持ちを持ってお茶を淹れたら美味しくなるし、
人だけじゃなくペットや物にさえも、その波動は伝わるってことなんだ。
それで『way２０２０』というムーブメントを起こそうと思ってるんだけど。
２月２日を感謝の日にしたいんだ。
１２月２５日はクリスマス、２月１４日はバレンタインデー、２月２日は感謝の日。
それで、１０年後の２０２０年２月２日には、
宗教や国境や政治の壁を超えて世界中に広がって、
この日だけでも戦争がなくなっている、というようにしたいんだよね。
感謝の気持ちで戦争はできないでしょ？」

松岡みやびさんのハープ演奏で双雲先生が書のライブ

こう熱く語られ、私も心から
「その通り！みんなが一斉に感謝の気持ちを表したら、世の中が良くなるだろうな」
と思い、できることを協力して行こう、と思いました。

「ところで、どうして２月２日なの？」と尋ねたら、
「いつでもいいんだけど……」というお返事だったので、
将来、国民の祝日になるとしたら、祝日のない６月だとありがたいし、
６月には他の大きなイベントがないな、と考えて、
「それならイベントが少ない６月にしたら？　いっそ双雲さんのお誕生日の６月９日は？」
と提案したら、
「いや、別に僕のことはいいんだけど……」と恥ずかしそうに、おっしゃったのですが、
「６９って、陰陽等いろいろな意味があるように思うし、
カンシャロックって言うとway２０２０より語呂が良くて覚えやすそうだし、
手で６９の形を作れるので、言語を超えて拡げられるし、
６と９を繋げると無限大∞の形になるし、
リンク、つながり、絆、いろんなもを表すシンボルとしていいよね〜」

と一緒にいた、みんなで盛り上がり、
かくして『Way２０２０』は、『感謝６９』になりました。

双雲先生と（右は妹です）

かくして双雲さんは、メディアのお仕事のたび、会う人ごとに、『感謝６９』について語り、
２０１１年６月９日には多くの著名人の方の賛同を得、
２０１２年６月９日には、藤沢市と江ノ島電鉄さんのご協力のもと、江の島でイベントを行い、
おそらく数千人の人に広がりました。
今年２０１３年６月８・９日には、多くの企業が協賛して第二回のイベントを行い、
何万人かの方に広がったと思います。

来年には、多くの大企業の協賛が決まっていますし、
１００匹目の猿現象で、もっともっと多くの人に伝わるのではないかと思います。

双雲先生の講演_感謝69への熱い思いを語る

来場者にメッセージを書く双雲先生

物事がうまくいかない時は、感謝の気持ちが足りない時。
６月９日だけじゃなくて、毎日が感謝で溢れたら。
幸せが増えると思います。
さあ今、何に感謝しますか？

『感謝69』ホームページ： http://kansha69.com