「“女船井”と呼ばれる経営者」の幸せになる生き方

このページは、船井本社グループのイリアール株式会社の代表取締役を２００６年から務める（※2022年退任）乗附なほみによるコラムページです。
舩井幸雄が経営術を実践的に教え、“女舩井”と呼んだ唯一の女性経営者です。
経営者として、女性として、舩井幸雄の教えを活かした生活をお伝えしていきます。

コロナ禍で、人間関係の摩擦に悩む人が増えているようです。
私の場合、いつも楽しい人と楽しい事をやって、
嫌なことには近寄らないようにしているので
ストレスは殆どありませんが、過去にはいろいろありました。
そんな経験から・・・
今日は、人間関係の悩みがある方に、応援メッセージ。

プライベートでは、荒ぶって攻撃的な状況の人はもちろん
陰口を言う人、表裏のある人には
できるだけ近付かないのが第一。

言霊というのがあるので、良くない事を口にする人とは
距離を置くようにしています。

仕事上や、家族や、子供の学校関係など避けられない関係では
接触機会をできる限り減らし、
どうしても話すシチュエーションになったら
その人の言う事を穏やかに聞くことに専念。
反論も同調もしません。

もし、いじめに遭ったとしても
殆どの場合、原因は相手の心にありますから
こちらも受け流す。

その人は、承認欲求が満たされていない状態だったり
極度のストレスを抱えていたりして
感情をコントロールできない、心の病気の状態なのです。
コロナ禍で、不自由な事や心配事が増えてメンタルが弱くなり、
感情が不安定になっているかもしれませんし
落ち着いて見えるあなたに嫉妬しているのかもしれません。

優しい性格の人や立場が弱い人には当たりやすいので
たまたま自分がターゲットになった、ということです。
また、親しく心を許している相手だからこそ、
強く当たったり、たまたま無意識に不機嫌そうな態度に
なってしまった、つまり甘えているのかもしれません。

気分の悪い事が起きた時、黙っていられず誰かに言うのは
最大の過ち。
事が大きくなるだけで、解決はしませんし
それが人づてに本人の耳に入ったら最悪です。

口は禍の元。
コロナに加えて禍を増やしてはいけませんね。

　聞き流す、忘れる、考えすぎない、気にしない。

心が病気の状態なんだと考えて、許してあげましょう。
決して自分からトラブルを作らないように。
人もお金も大事にしなければ逃げて行ってしまいます。

と書いていたら、舩井会長の教えを思い出しました。

＜いま伝えたい舩井会長の言葉＞
「何でもそうだけれど、大事にしなければ逃げて行ってしまう。
お金を集めたかったら、お金を大事にする。
物を集めたかったら、物を大事にしたらいい。
大事にしたら必ず集まってくるから
人の場合も、よい人財が欲しいなら、人財を大事にするべきです。」

「相手によって態度を変えてはいけないよ。
すべての出会いに感謝して
誰にでも謙虚で分け隔てなくすることが大切だ」

「プラスの言葉を言う。どんな状況でも前向きの姿勢で」

「何事も否定してはいけない」

「相手がして欲しい事をする」

うーん、やっぱり素晴らしい教えですよね。