「“女船井”と呼ばれる経営者」の幸せになる生き方

このページは、船井本社グループのイリアール株式会社の代表取締役を２００６年から務める（※2022年退任）乗附なほみによるコラムページです。
舩井幸雄が経営術を実践的に教え、“女舩井”と呼んだ唯一の女性経営者です。
経営者として、女性として、舩井幸雄の教えを活かした生活をお伝えしていきます。

前回も書きましたが、今回の世界的な出来事は
産業革命以上の変化をもたらします。
仕事、買い物、エンターテインメント、医療、金融、行政サービスの
ＩＴ化が格段に進みます。
そして企業も個人も、働き方、稼ぎ方が変わります。

今回の在宅勤務では、いろいろな事が、あぶり出されました。

個人から見れば、簡単に言うと、
満員電車で会社に行く必要はないんじゃないの？　ってこと。
いい点としては、家族との時間、趣味の時間が
かなり増えたのではないでしょうか。

企業から見れば、業務や作業の見える化がされ、
必要でない人、管理能力の無い管理職、
必要でない業務、売上などの成果に直結しない仕事（無駄な会議など）
通勤交通費・出張交通費、オフィススペースなど・・・
削減できる経費と時間が判明しました。

地方拠点を持つ会社では、全国から拠点長を集めて行っていた
会議がWEB会議になることは、個人の負担も減り、
交通宿泊費と、移動時にもかかる人件費を削減できるなど
大きなメリットがあります。

私も、長時間かかっていた会議が、
WEB会議になってから、集中して進行されるようになり
効率的になったと感じています。
どの会議も以前の半分の時間になりました。

つまり個人にとっても企業にとっても
メリットが大きいので、コロナの心配がなくなっても
テレワーク化は進んでいくと思われます。

また単純な業務の機械化は促進され
SFA（営業支援）、CRM（顧客管理）や
GPS（位置情報）付きの営業マン支援ツールも発展します。

監視や管理される感じがして嫌という人もいると思いますが
支援ツールとして活用し、売上を伸ばすことに繋げられれば
むしろアピールできますし、自分の時間も増やせます。

いずれにしろ、窓際族というのは過去の話で
サラリーマンも淘汰される時代になります。
一方で副業もOKという会社も増えます。
ある程度の収入が欲しいとなれば、
個人事業主としても通用するスキルと
リスク管理が不可欠になりますね。

今まで、自分にはできないと思っていたことに
あえて挑戦し、フィールドを広げてみてはいかがでしょうか？