船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
運命を拓くとは・・・
2016.10.13(Thu)
社名:(株)本物研究所 執行役員&事業統括グループマネージャ
名前:坂本 眞一

 皆さん、こんにちは!
 季節は秋。この時期、身体の変調を訴える人も、多いかと思います。ちょうど、暑い夏から秋への移行期であるうえに、雨もよく降るので、この気候の変化に適応できないからだと思います。
 面白いことに、秋ぐちに体調に違和感を感じる人も、秋の深まりとともに多くは体調を回復していく傾向にあるようですが、十分お体には留意くださいませ。
 さて、今回の社員コラムは以前より紹介させていただきました「中村天風氏」の著書の中からお勧めの一冊をご紹介します。

坂本のお勧めの1冊!
 『運命を拓く』(講談社文庫)の語録と私の所感を述べさせていただきたいと思います。

◎心一つの置きどころ
【天風語録】
所詮、人生は心一つの置きどころ。人間の心で行う思い方、考え方が、人生の一切を良くもし、悪くもする、というのが人生支配の根本原則である。
思い方や考え方が積極的であれば、積極的なものが出来、消極的なら消極的なものが出来る。
何事においても、そのときの心の状態が、成功を生み、また失敗に追いやる。

【坂本所感】
中村天風氏のこのような考えは、『「原因」と「結果」の法則』のジェームズ・アレン(下記参照)と似ていると思います。 「自分の思いが人生を創る」と、アレンも言っています。

『心が変われば、態度が変わる。態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる。運命が変われば、人生が変わる』

 考え方が変われば、自分の行動が変わり、結果として人生が変わる、ということでしょう。また、「良い思いが良い実を結ぶ」とも、アレンは言っています。天風哲学では“積極の心”をすすめています。夢や目標を達成するためには、いい心の姿勢をキープして、いい努力を続けることが大事なのではないでしょうか。

*ジェームズ・アレン・・・英国が生んだ謎の哲学者、「原因と結果の法則」はジェームズ・アレンによって、ほぼ一世紀前の1902年に書かれたものですが、世界中でいまなお着実に売れ続けているという驚異的なロングセラー書です。正確な数字はわかりませんが、この世界の歴史上最も多くの読者を獲得してきた自己啓発書だといって間違いないでしょう。聖書に次ぐベストセラーだとさえ言われています。

◎言葉は人生を左右する
【天風語録】
人生というものは、言葉で哲学化され、 科学化されている。すなわち言葉は人生を左右する力がある。いやしくも人を傷つける言葉、勇気を挫くような言葉、あるいは人を失望させるような言葉、憎しみ、悲しみ、妬みの言葉を遠慮なくいってる人間は、悪魔の 加勢をしているようなものだ!人々の心に勇気を与える言葉、喜びを与える言葉、何とも言えず、人生を朗らかに感じるような言葉 を、お互いに話し合うようにしよう。

【坂本所感】
人間は、言葉を使って考えます。考えによって、言動を変えることができ、その結果として自分の人生が形成されます。ですから、使う言葉(頭で考えるときに浮かぶ言葉)によって、人生が 変わるというのも納得できます。もちろん、人に対する言葉には、とく に気をつけたほうがよいと思います。人を傷つけたり、悲しませたり するような悪い言葉は使わないほうがいいでしょう。
 人の悪口は言わないほうがいいし、人をバカにしないほうがいい。
 反対に、人が喜ぶような言葉を言えるようになれたらいいですよね。
 たとえば、ありがとうと言う、人をほめるなど、人が言ってほしい言葉、人を励ます言葉、勇気を与える言葉、人を動かす言葉・・・。また、自分に対しても悪い言葉を使わないように、いい言葉を使うように心がけることができたらよいと思います。たとえば、自分が大切にしたい心がけや方針や夢や目標などを言葉、つらい時には、自分の心を支える言葉、心(気分や考えなど)を切り替える言葉・・・。
 自分が使う言葉をよりよいものにしていくことが、自分の人生をよりよいものにしていくことにつながるように思います。

 最後に、中村天風氏の世界は、まさに異次元の世界に達していて、私たちを驚嘆させる語録ばかりです。とはいえ、なかなか運命をコントロールするのは難しく、そういう点では、自分の思いを実現に導いてくれる<ロゴストロンL>は、私たち現実世界に生きている人間にとって、いまの時代、必須ともいえるツールだと感じています。
 次回も『運命を拓く』から中村天風氏の教えを伝授させていただきたいと思っております。

<ロゴストロンL>ご興味ある方は下記のメールアドレスかお問い合わせくださいませ。
資料を送らせていただきます。
sakamoto@honmono-ken.com TEL:0120-06-0271 (株)本物研究所 坂本


3周目:「我以外皆我師」
4周目:「中村天風氏教義・心身統一法」
5周目:「心身統一法実践編」
6周目:「中村天風式のヨーガとは…」
7周目:「私の好きなパワースポット」
8周目:「イルミネーションを見ながら感じること」
9周目:「偽証罪も動かぬ証拠が・・・」
10周目:「佐々木了雲先生に学ぶ」
11周目:「金融のプロから学ぶこと」
12周目:「一流になるためのコツとは・・・」
13周目:「「運命を拓く」を読んで <人間の心の在り方が人生を支配する>」
14周目:「マヤ暦とマヤ文明について」
15周目:「日本のTPP参加にてアメリカの圧力を感じること」
16周目:「砂糖が持つ依存症とは・・・」
17周目:「〜哲人・中村天風氏の人生観〜人はどう生きたらいいの?」
18周目:「河村武明さんから学ぶこと」
19周目:「バクテリアで身体をいつまでもハツラツと!」
20周目:「〜素頭をどう鍛えるかで人生が変わる〜」
21周目:「未来への言霊を読んで」
22周目:「『舩井幸雄を想う』を読んで・・・」
23周目:「不変のマーケティングとは……」
24周目:「衝撃の未来と新しい働き方とは?」
25周目:「小山会長(前船井総合研究所会長)の勉強会を受けて」
26周目:「スポーツから学ぶこと」
27周目:「マズローの神髄とは……」
28周目:「政木フーチから学んだこと・・・」
29周目:「竹布の素晴らしさとは・・・」
32周目:「元船井総研の小山会長の勉強会を受けて」
33周目:「ワールドカップラグビーからみる日本人の在り方」
34周目:「政木フーチの真髄を知る……」
35周目:「本物研究所が取り組んでいること」
36周目:「「ベストセラー作家 ひすいこたろう氏の講演会」に参加して」
37周目:「食を理解して、健幸に生きよう!」
38周目:「波動の第一人者 山梨浩利氏の講演会の感想その1」
39周目:「メンタル&スキルによってプロを目指す・・・」
40周目:「リオ・オリンピックで一番感じたこと」

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