船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
会津への旅
2018.1.19(Fri)
社名:(株)船井本社 『舩井幸雄.com』&『舩井メールクラブ』事務局
名前:藤原 かおり

会津若松駅にある【あいづっこ宣言】が書かれた看板

鶴ヶ城

野口英世が描かれたコーヒーカップ。野口英世がかつて手の手術を受けた建物は現在、資料館と喫茶店になっています。

 皆さまこんにちは。(株)船井本社『舩井幸雄.com』&『舩井メールクラブ』事務局の藤原かおりです。
 1月も半ばを過ぎ、2018年にもそろそろ慣れてきた頃でしょうか。
 そして今日1月19日は舩井幸雄の命日です。舩井幸雄が亡くなって今日で丸4年になります。舩井を思い出してつくづく思うのは、「魔法みたいな人だった」ということです。嘘みたいな(大きな)ことをチョチョイとやってしまう……。そんなスーパーマンのような人に人生で出会えてよかったなぁ、とつくづく思っています。

 さて先日、福島県の会津に旅行に行ってきました。
 お正月休みに『明治維新という過ち』(原田伊織 毎日ワンズ刊)という本を読んだのですが、明治維新を断行した長州藩の主要メンバーたちがどれほど野卑で下劣だったか、ということがこれでもかというほど説かれていて、翻って、戊辰戦争で最後まで旧幕府側についた会津藩の忠誠と悲劇を同情する視点で書かれていました。
 著者は、司馬遼太郎氏を敬いながらも司馬史観が日本に与えた罪に触れ、明治時代以降を「長州・薩摩の書いた歴史」としてではなく、真実の歴史として知る大切さを語っています。
 この本が会津ではベストセラーになったということを知り、会津への興味ががぜん沸いてきたのです。

 郡山駅から高速バス約1時間で会津若松駅に着きました。
 バスの道中、あたりは一面の雪景色。人影も見えず、車もほとんど走っておらず、雪の上に足跡もありません。……こういう日常もあるのだと、東北の文化のようなものを感じました。

 会津若松駅に着くとまず目についたのが【あいづっこ宣言】という教えが刻まれた看板です。「ならぬことはならぬものです」という、誠実さを大切にする会津の人の想いが伝わってきます。

 街を歩いてみると、雪が積もっていて寒いはずなのにどこかあたたかさを感じます(とは言え、油断していると滑って転びます)。
 触れ合う人もあたたかく、変わらないことに価値を置くような、そんな日本の“ふるさと”のようなものを感じました。
 そして今年2018年は、戊辰戦争から150年の節目の年でもあるのですね。
 2013年の大河ドラマの「八重の桜」の山本(新島)八重らが約1ヵ月籠城した末、降伏した鶴ヶ城や、十代の若者で構成された悲劇の白虎隊……。八重のゆるキャラの「八重たん」はいまも大人気のようで、あちこちで見かけました。
 鶴ヶ城内の案内で、戊辰戦争で敗れた会津藩の人たちは会津からの移動を余儀なくされ、青森県の現在のむつ市をはじめ各地に散っていたことを知りました。そんな会津の人たちに、国を失ったユダヤ人の姿が少し重なりました。

 そして意外だったのが、会津での野口英世の存在感です。野口英世は現在の猪苗代町で生まれ、会津で青春時代を過ごしていたのですね。会津若松駅からほど近くに「野口英世青春通り」という通りがあり、野口英世の銅像や野口英世ゆかりのものが点在し、野口英世にエールを送る想いが伝わってきました。
 私は正直、千円札の肖像画がなぜ長年野口英世なんだろう……と少し思っていたのですが、野口英世は、会津の人たちにとくに愛され、拠り所でもある存在なのかもしれません。千円札を通して、会津の心は日本全国、そして世界にも広がっていると言えるかもしれません。これから千円札を使う時に会津に想いを馳せてみようかなと思いました。
 変わらない良さ、変わらない勇気、そんなことを感じさせてくれた会津への旅でした。


2周目:「鳥インフルエンザからニワトリを想う」
3周目:「日本の独立と個人の自立」
4周目:「資本主義について思うこと」
5周目:「“野性”を目覚めさせるには・・・」
6周目:「にんげんクラブ全国大会で気づいた“つながり”」
7周目:「歪みを正す方法」
8周目:「“グレー”からの脱却」
9周目:「“コンサバ”に思う」
10周目:「“野菜”は本当に健康にいいのか?」
11周目:「ロンドン・シティで感じた意外な“気”」
12周目:「フリーエネルギーとUFOの関係」
13周目:「最近読んでショックを受けた本」
14周目:「“寄り添う”ということ」
15周目:「“五井野イズム”に触れて……」
16周目:「秘伝のお茶と新コラム」
17周目:「偶然とは思えない3つのこと」
18周目:「「本物」は野性的!?」
19周目:「日本人の「水戸黄門」幻想」
20周目:「嫉妬の時代」
21周目:「久しぶりに会った舩井幸雄」
22周目:「舩井幸雄との出会いを思い出してみました。」
23周目:「後から思い出してみるといろいろシンクロがあったこと。」
24周目:「竹中平蔵とは何者か。」
25周目:「足指から目覚める?」
26周目:「舩井SAKIGAKEフォーラムが無事終わりました。」
27周目:「私にとっての12月25日」
28周目:「“本物の健康”を追求するセミナー」
29周目:「最近ビックリした、アンチエイジングのエネルギー」
30周目:「舩井幸雄の「氣」の力を想う」
31周目:「「願い」のちから」
32周目:「本物時代の到来」
33周目:「Dr.コパさん」
34周目:「一神教vs多神教」
35周目:「空海から義経へ」
36周目:「“ミンパク”を知っていますか?」
37周目:「人生に難がやってくる意味」
38周目:「旅先でのシンクロ」
39周目:「オザケンの「うさぎ!」」
40周目:「宇宙での生活」
41周目:「最近のおススメ!2つ」
42周目:「竹田和平さんがメンターと出会われた神社」
43周目:「『君の名は。』とムー」
44周目:「卵がけごはんがごちそうになる・・・」
45周目:「「雑草魂」はもう古い?」
46周目:「銀座のはちみつ」
47周目:「ひょっこり見つかった舩井幸雄の健康情報」
48周目:「加計学園問題で揺れる今治市の可能性」
49周目:「“品格”について考えてみる。」
50周目:「“差別”から歴史を読み解く岸田秀さん」
51周目:「おすすめワイン」

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