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船井幸雄注目の “本物”に携わる人たち

このページでは、舩井幸雄が注目していた、医療、経営、農業、未来予測、占星術などあらゆる分野で活躍する“本物”と言っていい方々を紹介します。それぞれの方に毎月1回、3回ずつコラムを書いていただき、順番にいろいろな方を紹介させていただきます。

2013.08.10(第32回)
★今回の執筆者★
株式会社 済度 代表取締役社長 
今尾 充子さん(2回目)
(今尾さんの詳しいプロフィールはページ下にあります。)
科学的根拠を追求することで、“本物”とは何かを知る

 7月の内容は、原料へのこだわり“野生のパパイア”について書かせて頂きましたが、今回は、“本物”であることを証明する科学研究についてお伝えしたいと思います。

 カリカセラピSAIDO-PS501は、医薬品ではなく健康食品なのに“どうして研究することにこだわるのか?”と不思議がられます。

 研究にこだわる理由は、25、26年前に遡ります。
 当時、利用者の体験談、病名を出すだけで「眉唾だ!」とか、「健康食品が効くわけがない」と、否定の嵐で、憤りと悲しさを感じる毎日でした。
 そんな折、岡山大学で脳神経科学を専門に研究していた森昭胤教授(現在は名誉教授)に出会い、森先生の「本当に効果があるのならば、科学的に証明しなさい」との一言から研究が始まりました。
 ちょうどその頃、病気の原因といわれる「活性酸素・フリーラジカル」の研究が一部の研究機関で始まっており、実験するには面白そうな材料だと思ってくださったようです。 「活性酸素とは何ぞや?」といった感じで、活性酸素やフリーラジカルのことなど世間には知られていない時代です。

 活性酸素の研究が始まり、研究結果が出る度に、歓声をあげたものです。
 「これでやっと信じてもらえる」、涙がでるほど嬉しかった当時の感動は今も忘れていません。「堂々と多くの人に伝えることができる」、「医療の革命かもしれない」と真剣に思ったものですが、薬事法などの法律や世の中の仕組みを知るにつれ、「医療革命は、無理……」。諦めながらも、もしかして法律が変わる時代が来るかも知れないとの“密かな希望”が頭の片隅に消えずに残っていました。

 15年前、福岡に済度を設立し、野生のパパイアを原料にしたカリカセラピSAIDO-PS501を完成させました。完成と同時にカリカの効果を証明する学術研究にも力を入れ、研究者の方々のご理解とご協力により、これまでに複数の研究成果を学会で発表し、学術雑誌にも論文を掲載しています。

 研究を始めた頃は、前述のようにカリカ効果が証明されることの嬉しさでいっぱいでしたが、カリカの実体が分かれば分かるほど、喜びは当然ありますが、以前にも増して自分の役割、責任を強く感じるようになってきました。
 研究により真実を知ることは、怖いことでもありますが、本当の可能性を見出すことに繋がります。“本物“であるならば、ちゃんと姿をみせてくれるからです。

 カリカの研究の中でみた“本物”、簡単にいくつか紹介します。

(T)カリカの研究は、活性酸素・フリーラジカル(以下、活性酸素)の消去作用を調べ、それに関連した疾病に対する効果を確認することから始まりました。

 過剰な活性酸素は、細胞を酸化させることでさまざまな病気に関与するといわれています。私たちの体には、過剰な活性酸素を消してくれる抗酸化酵素などがつくられていますが、年齢とともに抗酸化酵素が減少します。
 そのため、活性酸素を消す抗酸化物質が注目されるようになり、さまざまな抗酸化サプリメントや飲料水などが数多く販売されています。
 ただ、根拠が曖昧なものが多く、特定成分の過剰摂取の害も懸念されています。
 また、最近の研究では、活性酸素不足が男性不妊の原因で、精子ができにくくなることがマウスの実験で確認されました。活性酸素は生命現象にも深く関与しているのです。オタマジャクシの尻尾が無くなるのも活性酸素の働きです。

 カリカの活性酸素に関する研究は数多くあり、全ての実験でカリカの効果が証明されています。その中で、筑波技術大学東西医学統合医療センターで行ったヒトでの実験では興味深い結果が出ていました。
 健康な人(酸化ストレスの低い人)は、毎日1袋食べ続けることで自らの抗酸化能が高くなり安定し、一方、健康でない人(酸化ストレスの高い人=活性酸素が過剰な人)の場合は、カリカの抗酸化作用がすぐに発揮され、酸化ストレスが下がりました。
 このことは、カリカが一方的に活性酸素を消しているのではなく、その人のその時の体調に応じて働いていることを表しています。
  
(U)岡山大学での免疫の研究で最初に行われた実験が、LPSの影響の確認でした。
 LPSとは、グラム陰性菌の外壁にあるリポ多糖で、免疫を刺激します。
 LPSは空気中にも存在しており、健康食品による生体への影響が外部から混入したLPSの刺激である場合が多いことが指摘されているため、カリカのLPSの影響の有無を調べられました。

 カリカの研究は特定の物質の研究ではなく製品そのものの研究ですが、もし、カリカの効果がLPSによるものならば、「研究は中断することになっていた」と、後から聞かされました。
 LPSは免疫を刺激するため免疫が上がり、効いているように感じるようですが、LPSは毒性があり、体内に蓄積することでよくない影響が出てきます。
 実験の結果、カリカの働きは、LPSでなく、カリカそのものであることが確認され、本格的に免疫の研究が進められたのです。

 我々も、今回の実験を行うことで知り得たことなのですが、LPSのことを知っている人は少ないようです。もし、カリカがLPSの影響であったならば、即、カリカの製造・販売を中止したでしょう。

 研究とは、有効性を追求するだけでなく、害の有無を確認することも併せ持っています。

(V)大阪市立大学での研究「皮膚と腸管粘膜とアレルギー炎症に対する影響」のマウスの実験(右上写真参照)では、免疫のバランスを調整していることが分かりました。

 私たちの免疫システムは様々な物質により調整されています。その中のヘルパーT細胞はTh1型とTh2型に分けられますが、それぞれ反応する物質が異なります。
 Th1型は細菌やウイルスなどの異物に反応し、Th2型はカビやダニなどと反応します。
 この2つの免疫のバランスによりアレルギー疾患を防いでいます。アレルギーは、各々の役割を持つ免疫のバランスが崩れることで起こります。
 カリカがTh1とTh2のバランスをコントロールしていることが実験で明らかになっています。
   

 岡山大学での免疫の研究では、アトピーの患者さんにカリカを服用してもらった結果に表れています。アトピーはTh1細胞とTh2細胞のバランスが崩れ、Th2細胞の過剰な反応で引き起こされますが、カリカを投与することで過剰なTh2が抑制され、健康人と同程度に回復しました。
 また、癌は、免疫の低下によって増殖していきますが、岡山大学でのマウスの実験で、カリカを投与したマウスの癌が消滅、または、小さくなりました。
 これらの研究成果は、それぞれの国内外の学会で発表しています。
 カリカは、免疫が亢進すると抑制する、免疫が低下すると免疫を高める、カリカの働きは、体調に合わせ免疫をコントロールし、バランスをとっていることを意味します。
 もし、カリカが免疫を亢進するだけの効果ならば、アレルギーの方にはご利用を控えて頂かなければなりません。また、逆の場合も然りです。

 人の身体は、自らバランスをとりながら健康を維持し、病気にならないよう、また、病気を治癒させる力を持っています。
 カリカの研究の結果を総合的に判断すると、カリカは、一方的に細胞活性させるのではなく、その人にとって必要な働きをしているのだと思います。

 ここでいう“本物”とは、主役であるその人の力を生かし、サポートするものなのだと考えています。そのことを証明する方法の一つが、研究です。

 科学は日進月歩です。昨日までと異なることが、今日新たに発見されることが多々あります。それが大正解なのかどうかは分かりません。
 ただ、真実を追求する、研究する謙虚さは大切なことだと思います。



 安倍政権の成長戦略の中に、「健康寿命の延伸」が盛り込まれました。
 それに関連して、健康食品の機能表示、規制改革会議が行われているようです。
 科学的な研究で効果が認められれば、その機能性を表示してもよい、ということです。
 特定保健用食品や栄養機能食品以外で効果を表現できるようになるということは、今まで考えられなかったことです。
 さまざまな問題は出てくるでしょうが、時代が変わってきたことを実感します。
 密かな希望に光がかすかに見えてきたように思います。

*カリカの学術研究については、当社ホーム・ページ( http://www.saido-ps501.co.jp )及び「青パパイア発酵食品の科学 −野生の力と健康―」に詳しく書かれています。

Profile:今尾 充子(いまお みつこ)

今尾 充子さん
株式会社 済度 代表取締役社長
1987年から26年にわたり青パパイア発酵食品の製造・研究開発・普及に携わる。野生の青パパイアの未熟果を原料に日本伝統の発酵技術を駆使し、青パパイア発酵食品「カリカセラピSAIDO-PS501」を開発。多くの人々の健康にお役に立ちたいという願いを現実にするために、科学的根拠に基づいた原料選定、安全性、品質管理、健康への影響評価を追求すべく各大学および公的な研究機関と共同研究を行い、多数の研究論文を発表。現在も新たなテーマで研究を続けている。
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