船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
人種という誤解を長くしていたということ
2024.4.22(Mon)
社名:(株)本物研究所
名前:服部 真和

皆様、こんにちは!本物研究所の服部です。

先日、人類学をチョッとかじっていたら、私が何の疑問もなく思っていたことが、実は大きな誤解に基づいていたということを知り、ビックリしました。それ、知っているよ、という方もいらっしゃると思いますが、私は、それを知らずにいてインパクトを受けたので、シェアしたいと思います。

それは「人種」についてです。私は人種という言葉を聞くと、白人、黒人、黄色人ということを思い浮かべます。あるいは、白人をコーカソイド、黒人をネグロイド、黄色人をモンゴロイド、と呼び、私たち日本人はモンゴロイドという認識でいました。しかし、それは全くの間違いで、人類における人種は、一つなのだそうです。

いやだって、明らかに皮膚の色が違うし、目の色も・・・。と私は思っていたのですが、皮膚の色や他の身体的特徴は、関係ないのだそうです。それはミトコンドリア、DNA、ゲノムという研究が進み、わかってきたことは、私たちが人種と思っているものは、大きな誤解であるというのです。

皮膚の色が同じでも遺伝子レベルで、大きく異なることがあるし、逆に、皮膚の色が違っていても遺伝子レベルで近い場合がある。つまり、人種を分ける科学的根拠はなく、人は視覚的印象で区分けしてしまっている(人種⇒遺伝という誤解をしている)というのです。

私、それを知ったときに、ビックリしました。では、皮膚の色は? 目の色は? それらは環境によるもので、人類の多様性を理解するためには大切な問題ではあるが、人種という概念には、それらは有効ではないということが、人類学者ではあたりまえのことのようなのです。私、恥ずかしながら全く知りませんでした。巷でも知らない人、多いんじゃないかと思ったりします。

そもそも人種という概念は、社会的なものであり、そこには政治的、差別的視点が入っていてヒエラルキーが形づくられているということ。この人種の概念は、そもそもヨーロッパやアメリカで創られ、世界に影響を与えたというのです。

さらに言えば、たとえば、白人を指すコーカソイドの由来は、トルコのコーカサス山脈に由来、それはコーカサス山脈に、旧約聖書のノアの箱舟がたどり着いたとされるアララト山があって、そこから始まったとされることにより、それ故に、コーカソイドと名付けられたということなんです。えっ? それって神話(聖書)の話じゃん。つまりですよ、この人種の概念にはユダヤ=キリスト教的な考え方が反映されているということなんです。あら、まあ・・・、言葉がでません。

我々人類は、アフリカが起源であり、およそ5万年ほど前に移動が始まり世界に広まった。人類に対して「人種」というの区分けはなく、科学的根拠もない。つまりあらためて、人類、皆、兄弟なんだということ。戦争なんか、無意味そのもの。早く銃など捨て、おぉ、兄弟!とハグしてもらいたいな、と思います。


2周目:「映画館へ行こう!」
3周目:「清々しいメロディに紡ぎだすハート」
4周目:「刺激的な人物がいた!」
5周目:「人の変化で時代を感じる」
6周目:「ひまわり大作戦」
7周目:「雑感」
8周目:「あらためて「プラス発想、素直、勉強好き」を・・・」
9周目:「想いは実現するということの私なりの解釈」
10周目:「宮沢賢治と手帳」
11周目:「防災の心得」
12周目:「書と陶の融合・・・私探しの旅に出て私になる」
13周目:「麻について」
14周目:「歩くことが楽しくなってきた」
15周目:「工夫をしよう!」
16周目:「アルゴ」
17周目:「私が過ごした本物研究所について」
18周目:「「笑いとばせ」という感性」
18周目:「「ありがとう」の言葉の力」
19周目:「美術館は妖怪ブーム」
20周目:「インフレ時代到来か?」
21周目:「20代の仕事の思い出」
22周目:「舩井幸雄が遺してくれたもの」
23周目:「まっ直ぐなやさしさ」
24周目:「山口敏太郎さんという方にお会いした印象」
25周目:「突出したことをしないでセミ・リタイアした男性」
26周目:「「精麻」で幸運を呼び込む」
27周目:「新春はこの人に注目!」
28周目:「20年前を振りかえる」
29周目:「新しいことをやるには……」
30周目:「月並みですが持続のコツ」
31周目:「やってみて気づく」
32周目:「運を味方にするサイトがオープン!」
33周目:「雑感」
34周目:「セルフ・ブランディングの時代を感じて」
35周目:「絶望と無気力の淵から立ち上がって・・・」
36周目:「今から、ワクワクしています!」
37周目:「スピ・サミ・レポート」
38周目:「3・3・3の原則」
39周目:「この人、イイね!」
40周目:「エジプトに行ってきました!」
41周目:「違和感を感じる自分」
42周目:「スピリチュル・サミットの季節が・・・」
43周目:「禅を新発見」
44周目:「道教」
45周目:「ゴッズ・オブ・エジプト」
46周目:「タオという宇宙観」
47周目:「ドラゴン・イン台湾」
48周目:「テレサ・テンは菩薩だった!」
49周目:「宮沢賢治の言葉に触発されて」
50周目:「新しい女性美の提案企画スタート!」
51周目:「響」
52周目:「イスラエルに行き感じたこと」
53周目:「不思議な施術体験、すごかった!」
54周目:「次元上昇」
55周目:「呪詛大国日本」
56周目:「遥かなるイスラエルへの旅」
57周目:「伊勢神宮の月次祭を奉拝して」
58周目:「古本屋で昔、買えなかった本に出合う」
59周目:「カバラの衝撃」
60周目:「女神の時代へ」
61周目:「フェニックス=火の鳥=鳳凰」
62周目:「不思議大好き!知られざる日本」
63周目:「今、最も注目される哲学者は何を語るのか?」
64周目:「奇想のクリエイティブ」
65周目:「熱き心の姿勢が多くの人に希望の火を灯す」
66周目:「チベット死者の書」
67周目:「100年以上前にチベットで修業した僧侶の話」
68周目:「世界にはすごい聖地があるもんだ」
69周目:「極限状態から起こる気づきの嵐」
70周目:「ミャンマーに行ってきました」
71周目:「ヴィパッサナー瞑想の聖地へ」
72周目:「魂が喜ぶ瞬間へ」
73周目:「イスラエルを巡る3つの謎」
74周目:「幸運は準備している人に訪れる」
75周目:「ゴーイチプレミア」
76周目:「協力と情報共有」
77周目:「オンライン化の波」
78周目:「魔術的要素があるという古代ルーン文字」
79周目:「数字の持つ神秘な側面」
80周目:「エジプトに注目」
81周目:「女神の知恵を取り入れていく時代へ」
82周目:「エジプトの息吹を感じる」
83周目:「聖書に隠された数の暗号の秘密とは?」
84周目:「カバラって複雑で難しいけど興味深い」
85周目:「紫微斗数(しびとすう)ってご存じですか?」
86周目:「コロナ禍の状況下、絶体絶命下で開かれた叡智の光がヒントになる?」
87周目:「私という謎と数の関係性」
88周目:「ケルト文明の謎に惹かれて」
89周目:「アーサー王伝説について」
90周目:「2つの「死者の書」と死んだらどうなるのか?」
91周目:「ケルト巡り」
92周目:「黒い聖母マリアとケルト」
93周目:「「カバラ」に興味を持った、そのわけは?」
94周目:「「不思議の国のアリス」というキーワードは外せない!」
95周目:「気軽に知的エンターテイメントを楽しむ」
96周目:「ベリーダンスは神々に捧げる踊り? 神託タロットに影響されて・・・」
97周目:「<学魔>と呼ばれる知の巨人からのメッセージ」
98周目:「「フール・オン・ザ・ヒル」、覚醒へ向かえ!」
99周目:「タロット、自由自在!」
100周目:「アーカーシャとゼロ・ポイント・フィールド」
101周目:「「不思議の国のアリス」は、ぶっち切りの逆転ゴール?」
102周目:「不思議な結晶の塩は何をもたらしてくれるのか?」
103周目:「黒い聖母子像の謎」
104周目:「デビルマンという傑作漫画について」
105周目:「善と悪の聖獣の終わりなき戦い」
106周目:「イエス・キリストの深奥のコトバに触れて」
107周目:「Belly dance inspired by tarot cards"The universe of Tarot."」
108周目:「古代インドの叡智を日常生活に取り入れる」
109周目:「健康維持のためのホリスティックな全体像を知る」
110周目:「サルバドール・ダリの表面と深層の秘密」
111周目:「アーユルヴェーダの辛味スパイスと「いちご」の幸福な出会い」
112周目:「新年、誕生日、私って誰?」
113周目:「フランケンシュタインの幻影」
114周目:「アラビアのロレンスとイギリス三枚舌外交」

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