船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
キャベツの可能性
2021.7.2(Fri)
社名:(株)本物研究所
名前:藤原 かおり

 皆さまこんにちは。『舩井幸雄.com』&『新・舩井メールクラブ 〜The Real Intelligence〜』担当の藤原かおりです。
 雨の多い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

 コロナ禍が続き、行動範囲が狭まり、ある意味、自分の足元がよく見えるようになったから(?)か、これまで曖昧だった(というより関心をあまり向けていなかった)微妙な違いや、長年の勘違いに気づく機会が増えてきました。
 例えば、植物のツツジとさつきの違いや、睡蓮と蓮(はす)の違いについてです。
 皆さまはそれぞれ、違いがわかりますでしょうか? お互い似ていて、でも微妙に違うのです。ザックリわかっているようで実は曖昧・・そのようなものに疑問を持つと、面倒がらずに調べてみるようになりました。そのような違いを知って植物を見ると、視野が広がるようにも感じます。

 また私が最近、自分の長年の勘違いに気づき、地味ながら衝撃を受けたことがあります。僭越ながらここでご紹介させていただきますと・・・

 「シュークルート」というキャベツとソーセージや豚肉、じゃがいもを煮込んだ、ちょっと酸味のある味付けのアルザス・ロレーヌ地方の郷土料理をご存知でしょうか。
 私はこのシュークルートが好きで、たまに作っています(マスタードをつけるとおいしいのです♪)。長年参考にしていたレシピ本には、その酸味のためにワインビネガーを入れるとあるので、何の疑問も抱かずに、ワインビネガーで味付けをしていました(それでもけっこうおいしいです)。
 でも最近、あるユーチューブを見ていて、本場のシュークルートは、キャベツを発酵させたものを使うということを初めて知りました。
 この「発酵キャベツ」は、キャベツを塩だけで発酵させ、3日〜1週間ほどで出来上がります。早速作ってみましたが、キャベツの葉についた微生物で発酵し、お酢とはまた違った、キャベツ由来の乳酸菌の酸味が出て、なんともまろやかでおいしいのです。
 この発酵キャベツを使って作ったシュークルートは、ワインビネガーを入れて作った、言わば「なんちゃってシュークルート」とは、味の深みが全然違います!!
 長年、シュークルートの酸味はお酢の酸味だと勘違いしていたのですが、コロナ禍でユーチューブを始める人が増えたり、私も見る機会が増えたおかげで、この勘違いに気づくことができました。ですがいちおうフォローさせていただくと、長年愛用しているこのレシピ本も、別に嘘をついていたわけではなく、よく見ると、料理名は「シンプル シュークルート」になっていました。ただの「シュークルート」ではないのです。そしてコメントには、「アルザス名物料理をうんとシンプルに、簡単にしました」とありました。言わば、「本場の」シュークルートではなく、オリジナルのレシピですよ〜と暗に伝えていたのです。笑

 そんなこともあり最近、この「発酵キャベツ」作りにはまっています。
 細切りにしたキャベツを塩でもむとキャベツから水分が出て、ずいぶん量が減るのですが、このキャベツを出た水分ごと、ぎゅうぎゅうに瓶に詰めます。最後に重しで押さえつけて瓶のふたをして3日くらい置くと出来上がりです。
(詳しいレシピはこちらを参照いただけます。→ https://haccomachi.jp/recipe/1913/

 ぎゅうぎゅうに押さえつけられ閉じ込められたキャベツだからこそ出てくる旨味・・コロナ禍で私たち人間も押さえつけられている今だからこそ、身に染みるものもあります。
 そしてこの発酵キャベツが、日本の昔ながらの白菜のお漬物と驚くほど似ているのも興味深い。これは偶然でしょうか・・? 大陸を通ってどちらかのレシピが伝わったのか。はたまた、百匹目の猿現象のように、白菜に塩を入れて重しをしていたら乳酸菌で発酵し、酸味が出ておいしくなる方法が日本で広まると、遠く離れた、フランス領になったりドイツ領になったりしていたアルザス・ロレーヌ地方で、キャベツで応用されるようになったとか・・(その逆の可能性もありますが)。
 昔、私はアルザス・ロレーヌ地方のストラスブールという街を旅行したことがありますが、フランスながらドイツっぽい建物にあふれている街が魅力的で、また行きたいなぁ、とひそかに思っている場所です。ここの名物料理の日本との意外な類似点も、コロナ禍がなければもしかしたら一生知らなかったかもしれません。
 コロナ禍ならではの気づきをこれからも楽しみたいと思います。


2周目:「鳥インフルエンザからニワトリを想う」
3周目:「日本の独立と個人の自立」
4周目:「資本主義について思うこと」
5周目:「“野性”を目覚めさせるには・・・」
6周目:「にんげんクラブ全国大会で気づいた“つながり”」
7周目:「歪みを正す方法」
8周目:「“グレー”からの脱却」
9周目:「“コンサバ”に思う」
10周目:「“野菜”は本当に健康にいいのか?」
11周目:「ロンドン・シティで感じた意外な“気”」
12周目:「フリーエネルギーとUFOの関係」
13周目:「最近読んでショックを受けた本」
14周目:「“寄り添う”ということ」
15周目:「“五井野イズム”に触れて……」
16周目:「秘伝のお茶と新コラム」
17周目:「偶然とは思えない3つのこと」
18周目:「「本物」は野性的!?」
19周目:「日本人の「水戸黄門」幻想」
20周目:「嫉妬の時代」
21周目:「久しぶりに会った舩井幸雄」
22周目:「舩井幸雄との出会いを思い出してみました。」
23周目:「後から思い出してみるといろいろシンクロがあったこと。」
24周目:「竹中平蔵とは何者か。」
25周目:「足指から目覚める?」
26周目:「舩井SAKIGAKEフォーラムが無事終わりました。」
27周目:「私にとっての12月25日」
28周目:「“本物の健康”を追求するセミナー」
29周目:「最近ビックリした、アンチエイジングのエネルギー」
30周目:「舩井幸雄の「氣」の力を想う」
31周目:「「願い」のちから」
32周目:「本物時代の到来」
33周目:「Dr.コパさん」
34周目:「一神教vs多神教」
35周目:「空海から義経へ」
36周目:「“ミンパク”を知っていますか?」
37周目:「人生に難がやってくる意味」
38周目:「旅先でのシンクロ」
39周目:「オザケンの「うさぎ!」」
40周目:「宇宙での生活」
41周目:「最近のおススメ!2つ」
42周目:「竹田和平さんがメンターと出会われた神社」
43周目:「『君の名は。』とムー」
44周目:「卵がけごはんがごちそうになる・・・」
45周目:「「雑草魂」はもう古い?」
46周目:「銀座のはちみつ」
47周目:「ひょっこり見つかった舩井幸雄の健康情報」
48周目:「加計学園問題で揺れる今治市の可能性」
49周目:「“品格”について考えてみる。」
50周目:「“差別”から歴史を読み解く岸田秀さん」
51周目:「おすすめワイン」
52周目:「会津への旅」
53周目:「究極の“じっくりコトコト”」
54周目:「バリ島でのニュピ体験」
55周目:「「舩井フォーラム ザ・ファイナル」と生アーモンド」
56周目:「リピート必至の逸品」
57周目:「ドアーを閉めさせていただきます」
58周目:「都内でも八十八ヵ所巡り」
59周目:「健康指南 〜アーユルヴェーダより〜」
60周目:「おやつの力」
61周目:「昭和が歴史になる前に読んでおきたい本」
62周目:「わたしの太宰治」
63周目:「パリでも一風堂」
64周目:「カリスマの生き方」
65周目:「奄美大島に伝わる“ミキ”」
66周目:「お茶の力」
67周目:「みんなの力 〜「本物研究所感謝総会&“ほんもの”未来フォーラム2019」開催〜」
68周目:「二つの「こうどうかん」」
69周目:「モノを捨てよ世界へ出よう」
70周目:「自己理解と他者理解を深めるためのとっておきのツール」
71周目:「インフルエンザ対策にオススメの健康法」
72周目:「「総理」と「草履」は使い捨て」
73周目:「オーストラリアの森林火災とバンクシア」
74周目:「肺炎のウイルスから思うこと」
75周目:「いまは「本物時代」を迎えるための準備期間?」
76周目:「元号について改めて考えてみる」
77周目:「白も、黒も。みんな違って、みんないい」
78周目:「いつか、Go To ごと」
79周目:「千島学説のびっくりするウイルスの捉え方」
80周目:「やっと読めた『裏切られた三人の天皇』」
81周目:「やっと読めた『陰謀の日』(上・下)」
82周目:「伊藤詩織さん事件の真相」
83周目:「一寸の虫の五分の魂を輝かせている鈴虫寺」
84周目:「やっと読めた『風の王国』」
85周目:「私の最近の2つの愛用品」
86周目:「日本新生」

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