船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
千島学説のびっくりするウイルスの捉え方
2020.9.3(Thu)
社名:(株)本物研究所
名前:藤原 かおり

 皆さまこんにちは。『舩井幸雄.com』&『新・舩井メールクラブ 〜The Real Intelligence〜』担当の藤原かおりです。
 9月になりました。残暑の中にも少しずつ秋の気配が感じられてきましたが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

 さて、コロナの影響で家で過ごす時間も増え、最近、自宅の片隅に積ん読になっていた『よみがえる千島学説―間違いだらけの現代医療』(忰山紀一著 1998年 なずなワールド)という本を読み終えました。
 千島学説とは、岐阜大学の生物学教授だった千島喜久男博士の革新的な生物学理論で、船瀬俊介さんはじめ、多くの方が紹介されているので、舩井ファンの方ならご存知の方も多いでしょう。
 とはいえ私は千島学説といえば、血液は骨髄で作られるという一般常識を覆し、血液は腸で作られるという腸管造血説こそ知っていましたが、それ以外はほとんど知りませんでした。
 今回、この『よみがえる千島学説』を読み、一番驚いた千島説は、「バクテリア(細菌)は親がいなくとも、有機物の腐敗、その他の状態で、その有機物を母体として自然に発生する。(バクテリア自然発生説)」というものでした。
 これに対する現代の一般的な常識は、「バクテリア、ウイルスといえども親から生まれる。腐敗したものから自然に発生するということはない。(生命自然発生説の否定)」です。

 つまり、夏場はとくに食品などはすぐに腐ってしまいますが、それはなぜか? ということです。
 千島学説での答えは、「バクテリア(細菌)が自然発生したためだ」であり、世間一般の常識では、「空気の中に混じっている細菌やその芽胞が食品の中に落ち込んだため」という答えになります。
 皆さまはどちらだと思いますか? 常識的には後者の方がしっくりくると思いますが、どんな高層マンションでも蒸し暑い日が続くととくに食品はすぐに腐ってしまい、虫もわくと思います。この細菌や虫は一体どこから来るの・・・? と思ったことはないでしょうか?

 そして、この「バクテリア自然発生説」をふまえた千島学説では、ウイルスの捉え方も驚くべきものになります。
 すなわち「ウイルス病は外からのウイルス感染が原因ではなく、悪化したからだの組織から(自然)発生するウイルスが原因する」となるのです。かつて流行した伝染病で隔離対象となったライ病について、「ライ病は細菌に感染したために起こる」という説を唱えたのがノルウェーのライ病療養所所長のハンセン氏でしたが(そのためライ病はハンセン氏病と言われている)、これに対する千島氏の反論には驚きました。
 それは「(ハンセン氏病の原因は)不規則で不衛生な生活を続けたからだとみる。精神的ストレスがたまれば血液がにごる。不衛生な食事は悪い血液をつくる。怠惰な生活をすると血液は滞り、変化しはじめる。神経の障がいがあれば、血液から正常な細胞はできず(※千島学説には「からだの組織(細胞)は分裂によってのみ大きくなるというのは正しくない。細胞は細胞でないもの(赤血球)から新しく生まれ、からだは大きくなり、またその大きさを保つ。(細胞新生説)」という内容があります)、変質した細胞になるだろう。こうした悪い条件がいくつかかさなって、からだの組織の細胞が少しずつ老化して壊死にまで進むのである。ライ菌に感染してからだが腐敗するのではなく、細胞が腐敗してそこにライ菌が自然発生したわけだ」というものです。

 つまり、いま流行っている新型コロナウイルスで考えると、外部からウイルスを取り込んだから感染したわけではなく、疲弊したりストレスを抱えていたから、自分の内部で新型コロナウイルスが自然発生して発症したという考え方なのです。
 これは驚くべき説ではないでしょうか?
 しかもこの千島説を実証する実験が1943年に打ち出されているようです。
 フランスの外科医のレーリィが唱えた“レーリィ現象”というもので、自律神経を過剰に刺激すると、病原菌が外から入ってくるのではなく自然に発生して病気になるという、現在でも誰も言っていない新説です。(以下、引用)

 たとえば、肺や胃腸などに分布している自律神経にピンセットで刺激を与える。または、細菌の毒素をぬりつける。すると、その神経の支配を受けている肺や腸などに病気の症状が起こる。肺には結核のあわつぶができ、腸には腸チフス、赤痢などの症状が起こった。レーリィは実験でそれを実証したのである。
 この実験には病原菌は一つも入れていない。ただ自律神経を強く刺激するだけで、伝染病を発生させたのである。これまでの伝染病学説では考えられない革命的発見だった。
 このレーリィの実験は、あまりにもショッキングであったため、かえってたいした反響をよび起こさなかった。(中略)千島一人がこのレーリィ現象を高く評価したにとどまっている。それはいま述べたように、これまでの伝染病学説と真っ向から対立し、千島の“バクテリアの自然発生説”と、考え方として根本的に一致するからである。(引用ここまで)

 この内容にはびっくりしました。この説が正しければ、感染リスクは外側よりもむしろ自分の中にあるということです。コロナで周りに対して疑心暗鬼になりすぎず自身の体調を整え、免疫力アップを心がけるのが何よりも大切だということですね。真実はどうなのでしょうか?


2周目:「鳥インフルエンザからニワトリを想う」
3周目:「日本の独立と個人の自立」
4周目:「資本主義について思うこと」
5周目:「“野性”を目覚めさせるには・・・」
6周目:「にんげんクラブ全国大会で気づいた“つながり”」
7周目:「歪みを正す方法」
8周目:「“グレー”からの脱却」
9周目:「“コンサバ”に思う」
10周目:「“野菜”は本当に健康にいいのか?」
11周目:「ロンドン・シティで感じた意外な“気”」
12周目:「フリーエネルギーとUFOの関係」
13周目:「最近読んでショックを受けた本」
14周目:「“寄り添う”ということ」
15周目:「“五井野イズム”に触れて……」
16周目:「秘伝のお茶と新コラム」
17周目:「偶然とは思えない3つのこと」
18周目:「「本物」は野性的!?」
19周目:「日本人の「水戸黄門」幻想」
20周目:「嫉妬の時代」
21周目:「久しぶりに会った舩井幸雄」
22周目:「舩井幸雄との出会いを思い出してみました。」
23周目:「後から思い出してみるといろいろシンクロがあったこと。」
24周目:「竹中平蔵とは何者か。」
25周目:「足指から目覚める?」
26周目:「舩井SAKIGAKEフォーラムが無事終わりました。」
27周目:「私にとっての12月25日」
28周目:「“本物の健康”を追求するセミナー」
29周目:「最近ビックリした、アンチエイジングのエネルギー」
30周目:「舩井幸雄の「氣」の力を想う」
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32周目:「本物時代の到来」
33周目:「Dr.コパさん」
34周目:「一神教vs多神教」
35周目:「空海から義経へ」
36周目:「“ミンパク”を知っていますか?」
37周目:「人生に難がやってくる意味」
38周目:「旅先でのシンクロ」
39周目:「オザケンの「うさぎ!」」
40周目:「宇宙での生活」
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42周目:「竹田和平さんがメンターと出会われた神社」
43周目:「『君の名は。』とムー」
44周目:「卵がけごはんがごちそうになる・・・」
45周目:「「雑草魂」はもう古い?」
46周目:「銀座のはちみつ」
47周目:「ひょっこり見つかった舩井幸雄の健康情報」
48周目:「加計学園問題で揺れる今治市の可能性」
49周目:「“品格”について考えてみる。」
50周目:「“差別”から歴史を読み解く岸田秀さん」
51周目:「おすすめワイン」
52周目:「会津への旅」
53周目:「究極の“じっくりコトコト”」
54周目:「バリ島でのニュピ体験」
55周目:「「舩井フォーラム ザ・ファイナル」と生アーモンド」
56周目:「リピート必至の逸品」
57周目:「ドアーを閉めさせていただきます」
58周目:「都内でも八十八ヵ所巡り」
59周目:「健康指南 〜アーユルヴェーダより〜」
60周目:「おやつの力」
61周目:「昭和が歴史になる前に読んでおきたい本」
62周目:「わたしの太宰治」
63周目:「パリでも一風堂」
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67周目:「みんなの力 〜「本物研究所感謝総会&“ほんもの”未来フォーラム2019」開催〜」
68周目:「二つの「こうどうかん」」
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70周目:「自己理解と他者理解を深めるためのとっておきのツール」
71周目:「インフルエンザ対策にオススメの健康法」
72周目:「「総理」と「草履」は使い捨て」
73周目:「オーストラリアの森林火災とバンクシア」
74周目:「肺炎のウイルスから思うこと」
75周目:「いまは「本物時代」を迎えるための準備期間?」
76周目:「元号について改めて考えてみる」
77周目:「白も、黒も。みんな違って、みんないい」
78周目:「いつか、Go To ごと」

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