船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:服部 真和
私は子供の頃からプロレスのファンでした。大阪に住んでいた中学一年生の時には、プロレスの記者になりたいと、大阪スポーツ⇒東京スポーツの大阪支社に会社を見学したいと電話して訪問したことがあります。確か日刊スポーツの一角にあって、東京から送られてくる記事を大阪スポーツ用に編集し直すというのがメインの作業、という説明を聞いて夢が打ち砕かれがっかりして帰った記憶があります。でもそんなプロレス好きの少年でした。
よくプロレスは八百長か?という話もでてきましたが、私はそんなこと気になりませんでした。むしろだれにもまねできない体を使った極限のエンターテイメントと認識していたと思います。特に、1980年代から90年代にかけて訪れたプロレスのブーム。アントニオ猪木が見せた命懸けの異種格闘技戦のヒリつくような緊張感、ジャイアント馬場の全日本プロレスが誇る四天王プロレスの「そこまでやるか」と言いたくなる極限の受け身、テレビ画面にかぶりつき、技の美しさと男たちの生き様に酔いしれていたわけです。
プロレスと言えば男性のもので、女子プロレスは全く気にかけず、興味もありませんでした。クラッシュギャルズ、ダンプ松本などの名前は知っていましたが、私が求めている苛烈でストイックなプロレスとは別物だと思っていました。そんな思い込みが、50年以上の時を経て、木っ端みじんに打ち砕かれる夜が来ました。
きっかけは、深夜何気なく開いたYouTubeの映像でした。アルゴリズムが気まぐれに表示させたのは、1990年代前半の全日本女子プロレスの映像。サムネイルに映っていたのは、血と汗に塗れた凄惨な表情の女性レスラー二人。流血戦?女子が血を流して戦うの?何気に映像をみていくと私は、息をのんだまま画面に釘付けになっていた。そこに広がっていたのは、私の知る華やかな女子の試合などではなく、肉体と魂を削り削られ、互いの命をむき出しにしてぶつけ合う、至高の闘争でした。
画面の中で繰り広げられていたのは、1993年の横浜アリーナ、北斗晶と神取忍の一戦。序盤で肩を脱臼した北斗が、自らその肩をリングに叩きつけて嵌め直し、血だるまになりながら相手の顔面に拳を叩き込んでいく。あるいは、ブル中野が高さ4メートルの金網の最上段から、100キロを超える巨体を躍らせて放った決死のダイビング・ギロチンドロップ。
「マジかよ・・・」自分がこれまで抱いていた「女子プロレス」に対するイメージが、完璧なまでに浅はかな偏見だったことを痛感させられたのです。
彼女たちのプロレスには、手加減など一切なかった。それどころか、一歩間違えれば命を落としかねない過激な技の攻防が、尋常ではない精度で展開されていたのだ。男たちの泥臭い抗争とはまた違う、凄絶で、どこか悲壮感すら漂う圧倒的なドキュメンタリーがそこには存在していた。
なぜ、彼女たちはここまで戦えたのだろうか。調べていくうちに、当時の全日本女子プロレス全女に存在した過酷な構造を知った。25歳定年制という限られた現役生活、年間300試合にも及ぶ過密巡業、そして他団体とのプライドをかけた対抗戦の殺伐とした空気。今この瞬間に自分のすべてを証明しなければ、明日には居場所がなくなるかもしれない。そんな狂気的なまでのハングリー精神と覚悟が、彼女たちに狂おしいほどの輝きを与えていたのです。
ここで、私が心を奪われた試合を列挙します。
●ブル中野 vs アジャ・コング(1990年11月14日・横浜アリーナ)
決着をつけるべく組み込まれた高さ4メートルの金網デスマッチ。クライマックスは、ブル中野が高さ4mを超える金網の最上段に立ち、そこから倒れているアジャコング目掛けて「ダイビング・ギロチンドロップ」を投下。命懸けのダイブは観客の息を呑ませ、プロレス界の伝説となりました。
●北斗晶 vs 神取忍(1993年4月2日・横浜アリーナ)
女子プロレス史上最高の激闘と評される一戦。序盤で神取の脇固めにより北斗が右肩を脱臼。激痛に絶叫しながらも自ら肩を入れ直してリングに戻り、互いに血だるまになりながら戦う。
●神取忍 vs ブル中野(1994年7月14日・LLPW 武道館)
互いの手首を頑丈な鎖で繋いだ状態で戦う過酷なチェーンデスマッチ形式。神取の「心まで折る」ような凄みと、ブル中野の圧倒的な存在感がぶつかり合った名勝負です
YouTubeの画面越しに観た彼女たちの戦いは、スポーツやエンターテインメントという枠組みを完全に超えていました。それは、一人の人間が誇りと存在意義をかけて命を燃やし尽くす生き様そのものだったように感じました。
もし、かつての私のように「女子プロレスは観たことがない」「男子のプロレスだけ」というプロレスファンがいるならば、今すぐYouTubeの検索窓に「北斗晶 神取忍」あるいは「ブル中野 アジャコング」と打ち込んでみてほしい。
そこには間違いなく、あなたがまだ知らない、もう一つの世界最高峰の熱狂が広がっているはず、と感じているのです。
2周目:「映画館へ行こう!」
3周目:「清々しいメロディに紡ぎだすハート」
4周目:「刺激的な人物がいた!」
5周目:「人の変化で時代を感じる」
6周目:「ひまわり大作戦」
7周目:「雑感」
8周目:「あらためて「プラス発想、素直、勉強好き」を・・・」
9周目:「想いは実現するということの私なりの解釈」
10周目:「宮沢賢治と手帳」
11周目:「防災の心得」
12周目:「書と陶の融合・・・私探しの旅に出て私になる」
13周目:「麻について」
14周目:「歩くことが楽しくなってきた」
15周目:「工夫をしよう!」
16周目:「アルゴ」
17周目:「私が過ごした本物研究所について」
18周目:「「笑いとばせ」という感性」
18周目:「「ありがとう」の言葉の力」
19周目:「美術館は妖怪ブーム」
20周目:「インフレ時代到来か?」
21周目:「20代の仕事の思い出」
22周目:「舩井幸雄が遺してくれたもの」
23周目:「まっ直ぐなやさしさ」
24周目:「山口敏太郎さんという方にお会いした印象」
25周目:「突出したことをしないでセミ・リタイアした男性」
26周目:「「精麻」で幸運を呼び込む」
27周目:「新春はこの人に注目!」
28周目:「20年前を振りかえる」
29周目:「新しいことをやるには……」
30周目:「月並みですが持続のコツ」
31周目:「やってみて気づく」
32周目:「運を味方にするサイトがオープン!」
33周目:「雑感」
34周目:「セルフ・ブランディングの時代を感じて」
35周目:「絶望と無気力の淵から立ち上がって・・・」
36周目:「今から、ワクワクしています!」
37周目:「スピ・サミ・レポート」
38周目:「3・3・3の原則」
39周目:「この人、イイね!」
40周目:「エジプトに行ってきました!」
41周目:「違和感を感じる自分」
42周目:「スピリチュル・サミットの季節が・・・」
43周目:「禅を新発見」
44周目:「道教」
45周目:「ゴッズ・オブ・エジプト」
46周目:「タオという宇宙観」
47周目:「ドラゴン・イン台湾」
48周目:「テレサ・テンは菩薩だった!」
49周目:「宮沢賢治の言葉に触発されて」
50周目:「新しい女性美の提案企画スタート!」
51周目:「響」
52周目:「イスラエルに行き感じたこと」
53周目:「不思議な施術体験、すごかった!」
54周目:「次元上昇」
55周目:「呪詛大国日本」
56周目:「遥かなるイスラエルへの旅」
57周目:「伊勢神宮の月次祭を奉拝して」
58周目:「古本屋で昔、買えなかった本に出合う」
59周目:「カバラの衝撃」
60周目:「女神の時代へ」
61周目:「フェニックス=火の鳥=鳳凰」
62周目:「不思議大好き!知られざる日本」
63周目:「今、最も注目される哲学者は何を語るのか?」
64周目:「奇想のクリエイティブ」
65周目:「熱き心の姿勢が多くの人に希望の火を灯す」
66周目:「チベット死者の書」
67周目:「100年以上前にチベットで修業した僧侶の話」
68周目:「世界にはすごい聖地があるもんだ」
69周目:「極限状態から起こる気づきの嵐」
70周目:「ミャンマーに行ってきました」
71周目:「ヴィパッサナー瞑想の聖地へ」
72周目:「魂が喜ぶ瞬間へ」
73周目:「イスラエルを巡る3つの謎」
74周目:「幸運は準備している人に訪れる」
75周目:「ゴーイチプレミア」
76周目:「協力と情報共有」
77周目:「オンライン化の波」
78周目:「魔術的要素があるという古代ルーン文字」
79周目:「数字の持つ神秘な側面」
80周目:「エジプトに注目」
81周目:「女神の知恵を取り入れていく時代へ」
82周目:「エジプトの息吹を感じる」
83周目:「聖書に隠された数の暗号の秘密とは?」
84周目:「カバラって複雑で難しいけど興味深い」
85周目:「紫微斗数(しびとすう)ってご存じですか?」
86周目:「コロナ禍の状況下、絶体絶命下で開かれた叡智の光がヒントになる?」
87周目:「私という謎と数の関係性」
88周目:「ケルト文明の謎に惹かれて」
89周目:「アーサー王伝説について」
90周目:「2つの「死者の書」と死んだらどうなるのか?」
91周目:「ケルト巡り」
92周目:「黒い聖母マリアとケルト」
93周目:「「カバラ」に興味を持った、そのわけは?」
94周目:「「不思議の国のアリス」というキーワードは外せない!」
95周目:「気軽に知的エンターテイメントを楽しむ」
96周目:「ベリーダンスは神々に捧げる踊り? 神託タロットに影響されて・・・」
97周目:「<学魔>と呼ばれる知の巨人からのメッセージ」
98周目:「「フール・オン・ザ・ヒル」、覚醒へ向かえ!」
99周目:「タロット、自由自在!」
100周目:「アーカーシャとゼロ・ポイント・フィールド」
101周目:「「不思議の国のアリス」は、ぶっち切りの逆転ゴール?」
102周目:「不思議な結晶の塩は何をもたらしてくれるのか?」
103周目:「黒い聖母子像の謎」
104周目:「デビルマンという傑作漫画について」
105周目:「善と悪の聖獣の終わりなき戦い」
106周目:「イエス・キリストの深奥のコトバに触れて」
107周目:「Belly dance inspired by tarot cards"The universe of Tarot."」
108周目:「古代インドの叡智を日常生活に取り入れる」
109周目:「健康維持のためのホリスティックな全体像を知る」
110周目:「サルバドール・ダリの表面と深層の秘密」
111周目:「アーユルヴェーダの辛味スパイスと「いちご」の幸福な出会い」
112周目:「新年、誕生日、私って誰?」
113周目:「フランケンシュタインの幻影」
114周目:「アラビアのロレンスとイギリス三枚舌外交」
115周目:「人種という誤解を長くしていたということ」
116周目:「横浜ホンキートンク・ブルース」
117周目:「松本清張が結ぶ2つの巨石の謎、ゾロアスターの痕跡?」
118周目:「ロートレックの絵から想いは広がる」
119周目:「ジャンヌ・ダルクを知っていますか?」
120周目:「221年ぶりに数兆匹ものセミが大発生した自然の神秘」
121周目:「AIやアプリを活用して発信力をつけよう!」
122周目:「アンコールワット遺跡群と謎?」
123周目:「情報について雑感」
124周目:「メメント・モリ(死を想え)、人は死んだらどうなる?」
125周目:「見えない世界の素敵なギフト、珠、弓前文書」
126周目:「25歳という若さで夭折した天才画家」
127周目:「懐かしい日々」
128周目:「ここ数日で感じたこと」
129周目:「映画に魅せられて、ミニシアターがんばれ!」
130周目:「映画の力」
131周目:「猿の惑星」
132周目:「軽井沢「石の教会」で知ったこと」
133周目:「地獄についてちょっと感じたこと」
134周目:「シークレット・オブ・シークレッツ」
135周目:「こんな小説読んだことがない!」
136周目:「なぜかタロットに惹かれて・・・」
137周目:「「数の神秘」に関する一考察」
2026.08.26: ある発明家が追い求めた心地よい風
2026.08.25: YouTube200万再生…元WHO獣医師のレポート
2026.08.20: 理科の教科書でみた「アゲハ蝶の羽化」を実観察してみました。。
2026.08.19: 【笑って泣ける93分。】 あなたの魂が思い出す映画
2026.08.18: 暑いお盆のころ
2026.08.06: 舩井幸雄記念館 開館10周年イベントのご報告
2026.08.05: 「岩戸開き」第25号に記事が掲載されました
2026.08.04: 世界は、あなたの言葉でできている
































