船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
マイノリティによるアメリカ史
2023.2.15(Wed)
社名:(株)本物研究所
名前:藤原 かおり

 皆さまこんにちは。
 電車の窓から満開の梅の花が見えたり、少しずつ春の兆しが感じられるようになってきました。いかがお過ごしでしょうか。『舩井幸雄.com』&『舩井メールクラブ』担当の藤原かおりです。

 昨年末に「舩井幸雄.com」にオープンさせていただいた「本物★BOOKカフェ」というコーナー。皆さま、ご覧いただけましたでしょうか?
 この中で、「南米★アマゾン&アンデス 大自然の恵みとここだけの秘話
〜知られざる南米大自然の恵みを提供する2人の異色対談〜」
という対談ページがあります。

 南米アンデスに太古の昔から聖なる食として根付いた「インカインチ」を提供しているアルコイリスの大橋則久さんと、アマゾンのジャングルで5年間生活し、原住民に愛されているコパイバマリマリを提供している異色の経歴のサポートジャングルクラブの吉野朝さんの対談です。

 お二人が提供する商品は弊社でもだいたい取り扱わせていただいていますが、私はとくにサポートジャングルさんが提供する「コパイバマリマリ」を気に入って使わせていただいています。
 会社のデスクに置き、気分転換したい時など手に数滴たらし、芳しい樹木の香りを嗅ぎながら手のマッサージをしています。少し前に口内炎ができ、なかなか治らなかったのですが、コパイバマリマリを口内炎に塗るとすぐに治りました。そんなことから私はこれは本物だな、と感じています。
(ちなみにこの「コパイバマリマリ」は、ある男性の若手人気ユーチューバーが気に入って使っているとのことでユーチューブで紹介したことから人気に火が付き、現在爆売れ状態で、社内でも常に入荷時期をチェックしなければならない商品になっています。)

 サポートジャングルクラブの吉野朝社長は、幼少期に5年間、南米アマゾン熱帯雨林パウイニ自治区で現地インディオと共に暮らすという経験をされています。

 アメリカ大陸の原住民・・インディアン(中南米での呼び名は「インディオ」)についてあまり深く考えたことはありませんでしたが、吉野朝社長のお話から想像できる中南米の原住民(インディオ)の生活とは異なり、北米の原住民(インディアン)はひどい扱いを受け続けていることを最近知りました。
 私の好きな思想家の岸田秀さんの『ものぐさ日本論』(青土社 1996年)という本を最近読んだのですが、ここに、「マイノリティによるアメリカ史」というテーマで作家の宮内勝典さんと岸田さんの対談が載っていました。
 宮内さんは長年アメリカ合衆国に住まれていて対談の少し前に帰国されたそうで、アメリカ人の実態などが話題になっていました。その中で、アメリカの原住民のアメリカ・インディアンについて触れられていました。私は何となく、アメリカの原住民・インディアンは現在、アメリカの市民生活にそれなりに溶け込んでいたり、せいぜいインディアンの血筋の人たちが多く住む地域がある、という状態で暮らしているのだと思っていました。
 ですが実態は、アメリカ・インディアンは、砂漠など過酷な地の居留地(リザベーション)に囲い込まれ飼い殺し状態になっているのだそうです。絶対にそのリザベーションから出られないわけではないようですが、生活習慣などの違いから結局、一般のアメリカ社会にはなじめず、ほとんどのアメリカ・インディアンがリザベーションに戻ってくるのだそうです。狩猟中心の生活で、資本主義的なお金儲けや農業さえも良しとしないアメリカ・インディアンたちの生活は過酷極まりないそうで、まさに永年「アメリカの闇」となっているのだそうです。
 この本は1996年に発行されていますが、ちょっとネットで調べるとアメリカ・インディアンのリザベーションについてのいろいろな情報があり、この対談当時と状況はそれほど変わっていないことが伺えます。
 調べてみるとアメリカ・インディアンの闇をテーマにしたアメリカの映画に2017年に製作された「ウインド・リバー」というのがあったので見てみました。実話がベースになっているストーリーで、ネイティブアメリカン(アメリカ・インディアン)の居留地で起こった殺人事件を女性捜査官が追う社会派サスペンスです。アメリカが抱える闇も浮き彫りにされています。
 残酷な内容ながらけっこう見ごたえもありました。自らの国が抱える闇を映画として描くのはさすがアメリカだな・・とも思いますが、もともとアメリカの地に住んでいたアメリカ・インディアンが、僻地に追いやられ、いまも窮屈で過酷な思いをしながら生きていることにいたたまれなさを感じてしまいます。
 映画「ウインド・リバー」は、続編が製作されることが去年決定したそうです。問題意識を感じる人が実は世界中に多くいることのあらわれだと感じます。アメリカの闇に光が射すことを願わずにいられません。


2周目:「鳥インフルエンザからニワトリを想う」
3周目:「日本の独立と個人の自立」
4周目:「資本主義について思うこと」
5周目:「“野性”を目覚めさせるには・・・」
6周目:「にんげんクラブ全国大会で気づいた“つながり”」
7周目:「歪みを正す方法」
8周目:「“グレー”からの脱却」
9周目:「“コンサバ”に思う」
10周目:「“野菜”は本当に健康にいいのか?」
11周目:「ロンドン・シティで感じた意外な“気”」
12周目:「フリーエネルギーとUFOの関係」
13周目:「最近読んでショックを受けた本」
14周目:「“寄り添う”ということ」
15周目:「“五井野イズム”に触れて……」
16周目:「秘伝のお茶と新コラム」
17周目:「偶然とは思えない3つのこと」
18周目:「「本物」は野性的!?」
19周目:「日本人の「水戸黄門」幻想」
20周目:「嫉妬の時代」
21周目:「久しぶりに会った舩井幸雄」
22周目:「舩井幸雄との出会いを思い出してみました。」
23周目:「後から思い出してみるといろいろシンクロがあったこと。」
24周目:「竹中平蔵とは何者か。」
25周目:「足指から目覚める?」
26周目:「舩井SAKIGAKEフォーラムが無事終わりました。」
27周目:「私にとっての12月25日」
28周目:「“本物の健康”を追求するセミナー」
29周目:「最近ビックリした、アンチエイジングのエネルギー」
30周目:「舩井幸雄の「氣」の力を想う」
31周目:「「願い」のちから」
32周目:「本物時代の到来」
33周目:「Dr.コパさん」
34周目:「一神教vs多神教」
35周目:「空海から義経へ」
36周目:「“ミンパク”を知っていますか?」
37周目:「人生に難がやってくる意味」
38周目:「旅先でのシンクロ」
39周目:「オザケンの「うさぎ!」」
40周目:「宇宙での生活」
41周目:「最近のおススメ!2つ」
42周目:「竹田和平さんがメンターと出会われた神社」
43周目:「『君の名は。』とムー」
44周目:「卵がけごはんがごちそうになる・・・」
45周目:「「雑草魂」はもう古い?」
46周目:「銀座のはちみつ」
47周目:「ひょっこり見つかった舩井幸雄の健康情報」
48周目:「加計学園問題で揺れる今治市の可能性」
49周目:「“品格”について考えてみる。」
50周目:「“差別”から歴史を読み解く岸田秀さん」
51周目:「おすすめワイン」
52周目:「会津への旅」
53周目:「究極の“じっくりコトコト”」
54周目:「バリ島でのニュピ体験」
55周目:「「舩井フォーラム ザ・ファイナル」と生アーモンド」
56周目:「リピート必至の逸品」
57周目:「ドアーを閉めさせていただきます」
58周目:「都内でも八十八ヵ所巡り」
59周目:「健康指南 〜アーユルヴェーダより〜」
60周目:「おやつの力」
61周目:「昭和が歴史になる前に読んでおきたい本」
62周目:「わたしの太宰治」
63周目:「パリでも一風堂」
64周目:「カリスマの生き方」
65周目:「奄美大島に伝わる“ミキ”」
66周目:「お茶の力」
67周目:「みんなの力 〜「本物研究所感謝総会&“ほんもの”未来フォーラム2019」開催〜」
68周目:「二つの「こうどうかん」」
69周目:「モノを捨てよ世界へ出よう」
70周目:「自己理解と他者理解を深めるためのとっておきのツール」
71周目:「インフルエンザ対策にオススメの健康法」
72周目:「「総理」と「草履」は使い捨て」
73周目:「オーストラリアの森林火災とバンクシア」
74周目:「肺炎のウイルスから思うこと」
75周目:「いまは「本物時代」を迎えるための準備期間?」
76周目:「元号について改めて考えてみる」
77周目:「白も、黒も。みんな違って、みんないい」
78周目:「いつか、Go To ごと」
79周目:「千島学説のびっくりするウイルスの捉え方」
80周目:「やっと読めた『裏切られた三人の天皇』」
81周目:「やっと読めた『陰謀の日』(上・下)」
82周目:「伊藤詩織さん事件の真相」
83周目:「一寸の虫の五分の魂を輝かせている鈴虫寺」
84周目:「やっと読めた『風の王国』」
85周目:「私の最近の2つの愛用品」
86周目:「日本新生」
87周目:「キャベツの可能性」
88周目:「日月神示と将棋」
89周目:「目まいがするほどショックだった本、『新版 悪魔の飽食』」
90周目:「「スパイの妻」と「新版 悪魔の飽食」」
91周目:「電力契約のプランを変えてみました」
92周目:「女のアホが世界を救う!」
93周目:「舩井幸雄の手土産」
94周目:「舩井幸雄からのメッセージ」
95周目:「「数霊REIWA」と百匹目の猿現象」
96周目:「「アイカサ」を使ってみました」
97周目:「ミステリーによく合うコーヒー」
98周目:「高島康司さんや佐藤じゅん子さんのお話をぜひ聴いてください!」
99周目:「ペリー公園と東京湾フェリー」
100周目:「「幸福な死」」
101周目:「今年やりたいこと100」

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