船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
川端康成
2023.9.4(Mon)
社名:(株)本物研究所
名前:藤原 かおり

 皆さまこんにちは。9月になりましたが残暑きびしい日々が続いています。いかがお過ごしでしょうか。夏の疲れが出る時期でもあります。くれぐれも無理はしないようにしましょう。『舩井幸雄.com』&『舩井メールクラブ』担当の藤原かおりです。

 さて少し前の話になりますが8月の夏休みに、普段はなかなか読めないような本を1冊は読み切ろうと思い、川端康成氏の文庫本「伊豆の踊子」(新潮文庫)を読み終えました。だいぶ前に買ってまったく手をつけていなかったものです。
 言わずと知れた名作で、もちろんご存知の方も多いと思います。長年にわたり読み継がれた有名な作品なのでてっきり長編かと思っていたら、なんと文庫本でたった38ページの短編でした。なんとなく難解なイメージを持っていましたが、読みやすくすぐに読めてしまいました。川端氏の作品は初めて読みましたが、ピュアさ、はかなさ、そして色気が作品全体に漂っていて、これが川端氏の作風なのだろうな、と想像しました。

 厚さ1cmにも満たない薄いこの文庫本には「伊豆の踊子」以外にもいろいろな川端氏の短編が盛り込まれていて、その中の「抒情歌」という作品を読んで少し驚いたのでここでシェアさせていただきます。

 内容は、ある霊感の強い女性が愛していた恋人に捨てられ、その恋人は別の人(しかもその女性の友人!)と結婚してしまいます。しかしその男性は突然死んでしまいます。「抒情歌」は、主人公の女性が亡くなった愛する男性に向けて語る形になっていますが、その内容がかなりスピリチュアルなのです。
 主人公の女性は、古今東西の霊界を語る様々な文献を知っているようで、ヨーロッパの陸軍兵だったレイモンドの霊界での様子を霊媒師のレナアド夫人らを通して語られた霊媒通信の内容を語っています。大心霊学者スウェーデンボルグの「天国と地獄」の内容にも触れ、レイモンドが語る霊界の内容と比較をしたりもしています。

 舩井幸雄もスウェーデンボルグをよく研究していたことは広く知られています。川端氏の著作からスウェーデンボルグの名前が出て来るのは意外な感じがしましたが、川端氏の作品から感じ取れる言いようのないはかなさ、せつなさ、濃厚な色気、冷酷さ・・。これらの独特の雰囲気は、生と死が近いことから生まれるのではないか、と考えると合点がいきます。実際、川端氏は2、3歳で父と母を、7歳で祖母を、そして15歳までに、たった一人の姉と、祖父をことごとく死界に送るという壮絶な人生を体験されています。そんな環境の中、川端氏が死後の世界を日常的によく考えていたのはごく自然なようにも思えました。

 余談ですがこの文庫本の巻末では、三島由紀夫氏が川端康成氏の同文庫に収められた作品を解説しています。そんなキャスティングの豪華さで定価430円(税別)とは、贅沢で貴重なものを手軽に味わえるのではないかと思います。


2周目:「鳥インフルエンザからニワトリを想う」
3周目:「日本の独立と個人の自立」
4周目:「資本主義について思うこと」
5周目:「“野性”を目覚めさせるには・・・」
6周目:「にんげんクラブ全国大会で気づいた“つながり”」
7周目:「歪みを正す方法」
8周目:「“グレー”からの脱却」
9周目:「“コンサバ”に思う」
10周目:「“野菜”は本当に健康にいいのか?」
11周目:「ロンドン・シティで感じた意外な“気”」
12周目:「フリーエネルギーとUFOの関係」
13周目:「最近読んでショックを受けた本」
14周目:「“寄り添う”ということ」
15周目:「“五井野イズム”に触れて……」
16周目:「秘伝のお茶と新コラム」
17周目:「偶然とは思えない3つのこと」
18周目:「「本物」は野性的!?」
19周目:「日本人の「水戸黄門」幻想」
20周目:「嫉妬の時代」
21周目:「久しぶりに会った舩井幸雄」
22周目:「舩井幸雄との出会いを思い出してみました。」
23周目:「後から思い出してみるといろいろシンクロがあったこと。」
24周目:「竹中平蔵とは何者か。」
25周目:「足指から目覚める?」
26周目:「舩井SAKIGAKEフォーラムが無事終わりました。」
27周目:「私にとっての12月25日」
28周目:「“本物の健康”を追求するセミナー」
29周目:「最近ビックリした、アンチエイジングのエネルギー」
30周目:「舩井幸雄の「氣」の力を想う」
31周目:「「願い」のちから」
32周目:「本物時代の到来」
33周目:「Dr.コパさん」
34周目:「一神教vs多神教」
35周目:「空海から義経へ」
36周目:「“ミンパク”を知っていますか?」
37周目:「人生に難がやってくる意味」
38周目:「旅先でのシンクロ」
39周目:「オザケンの「うさぎ!」」
40周目:「宇宙での生活」
41周目:「最近のおススメ!2つ」
42周目:「竹田和平さんがメンターと出会われた神社」
43周目:「『君の名は。』とムー」
44周目:「卵がけごはんがごちそうになる・・・」
45周目:「「雑草魂」はもう古い?」
46周目:「銀座のはちみつ」
47周目:「ひょっこり見つかった舩井幸雄の健康情報」
48周目:「加計学園問題で揺れる今治市の可能性」
49周目:「“品格”について考えてみる。」
50周目:「“差別”から歴史を読み解く岸田秀さん」
51周目:「おすすめワイン」
52周目:「会津への旅」
53周目:「究極の“じっくりコトコト”」
54周目:「バリ島でのニュピ体験」
55周目:「「舩井フォーラム ザ・ファイナル」と生アーモンド」
56周目:「リピート必至の逸品」
57周目:「ドアーを閉めさせていただきます」
58周目:「都内でも八十八ヵ所巡り」
59周目:「健康指南 〜アーユルヴェーダより〜」
60周目:「おやつの力」
61周目:「昭和が歴史になる前に読んでおきたい本」
62周目:「わたしの太宰治」
63周目:「パリでも一風堂」
64周目:「カリスマの生き方」
65周目:「奄美大島に伝わる“ミキ”」
66周目:「お茶の力」
67周目:「みんなの力 〜「本物研究所感謝総会&“ほんもの”未来フォーラム2019」開催〜」
68周目:「二つの「こうどうかん」」
69周目:「モノを捨てよ世界へ出よう」
70周目:「自己理解と他者理解を深めるためのとっておきのツール」
71周目:「インフルエンザ対策にオススメの健康法」
72周目:「「総理」と「草履」は使い捨て」
73周目:「オーストラリアの森林火災とバンクシア」
74周目:「肺炎のウイルスから思うこと」
75周目:「いまは「本物時代」を迎えるための準備期間?」
76周目:「元号について改めて考えてみる」
77周目:「白も、黒も。みんな違って、みんないい」
78周目:「いつか、Go To ごと」
79周目:「千島学説のびっくりするウイルスの捉え方」
80周目:「やっと読めた『裏切られた三人の天皇』」
81周目:「やっと読めた『陰謀の日』(上・下)」
82周目:「伊藤詩織さん事件の真相」
83周目:「一寸の虫の五分の魂を輝かせている鈴虫寺」
84周目:「やっと読めた『風の王国』」
85周目:「私の最近の2つの愛用品」
86周目:「日本新生」
87周目:「キャベツの可能性」
88周目:「日月神示と将棋」
89周目:「目まいがするほどショックだった本、『新版 悪魔の飽食』」
90周目:「「スパイの妻」と「新版 悪魔の飽食」」
91周目:「電力契約のプランを変えてみました」
92周目:「女のアホが世界を救う!」
93周目:「舩井幸雄の手土産」
94周目:「舩井幸雄からのメッセージ」
95周目:「「数霊REIWA」と百匹目の猿現象」
96周目:「「アイカサ」を使ってみました」
97周目:「ミステリーによく合うコーヒー」
98周目:「高島康司さんや佐藤じゅん子さんのお話をぜひ聴いてください!」
99周目:「ペリー公園と東京湾フェリー」
100周目:「「幸福な死」」
101周目:「今年やりたいこと100」
102周目:「マイノリティによるアメリカ史」
103周目:「『ゴールデンカムイ』」
104周目:「無料動画、ご視聴いただきましたか?」
105周目:「熱海で土石流が起こった本当の理由」
106周目:「防衛費拡大は本当に必要か?」
107周目:「再び原発事故が起こる前に」

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