船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:藤原 かおり
こんにちは。さわやかで秋の気持ちのよい季節ですね。いかがお過ごしでしょうか。
『舩井幸雄.com』&『舩井メールクラブ』担当の藤原かおりです。
さて先日、ずっと気になっていた茨城県の東海村に行ってきました。東海村といえば・・日本初の原子力発電や研究が行われてきた「原子力発祥の地」です。(1963年10月26日に東海村に建設された動力試験炉JPDRで初発電が行われました。これを記念して毎年10月26日は「原子力の日」とされています)
なぜ気になっていたかというと、舩井メールクラブは2012年1月に発足させていただいた有料のメールマガジンクラブなのですが、そもそもこちらを始めさせていただいたきっかけは、2011年に起こった311東日本大震災でした。大震災と津波、それに続く福島第一原発の放射能事故で、当「舩井幸雄.com」の舩井幸雄が発信する情報に関心が高まり、アクセスが集中しサーバーがパンク状態になりました。少し落ち着いた後も舩井幸雄が情報を発信するたびアクセスが集中しました。そんなに皆様が舩井幸雄からの情報を求めてくれているなら、ということで、改めて有料にはなりますが、舩井幸雄からの情報をしっかりと皆さまにお伝えできるための場、「舩井メールクラブ」を開設させていただきました。
そしてご存知の方も多いと思いますが、舩井幸雄は当初から原発に対して否定的な意見を持っており、以下の「マスメディアの世論調査は恣意的。信用できない。また原発は低コストではない。」というような情報を多く発信していました。
https://funaiyukio.com/funa_ima/index.asp?dno=201105004
(こちらの内容は現在も「生活防衛の教室」で経済情報を発信している経済アナリストの塚澤健二先生からいただいたレポートを参考にした記事になっています。)
このような経緯でスタートした舩井メールクラブですので、「日本と原発」という根源的で誰にとっても他人事ではない大きなテーマはいまも持たせていただいています。
たとえば今年9月には元福井地方裁判所裁判長の樋口英明さんに「原発とAIそして損切り」というタイトルの寄稿をしていただきました。
樋口さんは、2014年に関西電力大飯原発3・4号機の運転差止を命じる判決を下し、さらに2015年には、原発周辺地域の住民ら9人の申立てを認め、関電高浜原発3・4号機の再稼働差止の仮処分決定を出した元裁判長です。
今回の樋口さんの記事の中で、AIとの対話を通して明らかにされた原発の現状に私は衝撃を受けました。その箇所を以下に転載させていただきます。
私(※樋口さん):原発は「トイレなきマンション」とも言われていますよね。
G(※AIのジェミニ):「トイレなきマンション」とは、原発の現状や課題を比喩的に表現した言葉です。
豪華で生活しやすいマンション(=便利で大量の電気を生み出す原子力発電)を建設したものの、住民が出す排泄物を処理・処分するトイレ(=使用済み核燃料などの「高レベル放射性廃棄物(核のごみ)」の最終処分場)が備わっていない状態に例えています。
原子力発電を行うと、必ず危険性の高い放射性廃棄物が発生します。しかし、それをどこに、どのように安全に埋設・処分するのかという「最終処分場」の決定や技術的・社会的合意が確立しないまま発電所を稼働させ続けてきたことを皮肉・批判する表現です。最終処分場が決まらないため、廃棄物は各地の原発施設内や再処理工場などに「一時保管」され続けており、保管容量の限界が懸念されています。
私:昔は解決できると思っていたのですか。
G:はい、原発を導入し始めた1950〜1960年代の時点では、「技術の進歩によって将来必ず解決できる問題だ」と考えられていました。楽観視されていた主な理由は以下の2点です。
1.「核燃料サイクル」が完成するという期待
当時は、使用済み核燃料を単に「ゴミ」として捨てるのではなく、再処理してリサイクルする「核燃料サイクル」構想が前提にありました。
使用済み燃料からプルトニウムを取り出し、高速増殖炉(「もんじゅ」など)で再利用すれば、燃料を増やしながら電気を作れるという「夢のサイクル」が描かれていました。
これが実現すれば放射性廃棄物の量や毒性を大幅に減らせると考えられており、残った高レベル廃棄物の最終処分も「科学技術が進歩すれば安全に地底深くに埋設(地層処分)できる」と信じられていました。
2. 将来世代への先送りと「夢のエネルギー」の熱狂
当時の日本は高度経済成長期の真ん中にあり、深刻な電力不足に直面していました。当時は「安価で大量に発電できる夢のエネルギー」としての期待が突出しており、「最終処分の具体策は「稼働しながら追々考えればよい」と後回しにされました。原発を稼働させてから使用済み燃料が満杯になるまでには数十年単位の猶予があったため、その間に技術的・社会的な解決策が見つかるだろうという楽観論が支配的でした。
私:なぜ、解決できるという予測が外れたのですか。
G:高速増殖炉は、技術的な難易度が極めて高く、事故やトラブルが相次いだことで、わが国の「もんじゅ」をはじめ世界中で開発が頓挫・延期しました。「技術的な見通しの甘さ」と「社会的・政治的な合意形成の難しさ」を軽視していたことが、現代まで「トイレなきマンション」と呼ばれ続ける要因となっています。
私:「もんじゅ」が失敗して、核燃料サイクルは放棄されたのですか。
G:政府は「もんじゅ」が失敗した後も、使用済み核燃料を再処理して回収したプルトニウムを再利用する「核燃料サイクル」政策そのものは放棄していません。
私:その使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す青森県の六ヶ所再処理工場もまだ完成していないのですね。
G:その通りです。使用済み核燃料からプルトニウムなどを取り出して再利用するための「六ヶ所再処理工場」は、着工から30年以上が経過した現在も完成していません。核燃料サイクルの「要(かなめ)」となる施設ですが、完成延期が27回も繰り返されており、日本の原発政策の大きなアキレス腱となっています。
(転載ここまで)
世間が高度経済成長で盛り上がっていた1950〜1960年代に技術の進歩で今後、放射性廃棄物の問題は解決できると楽観視していたのはなんとなく想像がつく気もしますが、ここまで見切り発車的に原発の稼働が始まったことを樋口さんの記事で初めて知って驚かずにいられませんでした。たしかに使用済み核燃料を再処理して回収したプルトニウムを再利用する「核燃料サイクル」がうまくいっていれば本当に夢のようなエネルギー循環になっていたと思いますが、、。しかし60年以上たってもいまだ問題は解決できていない、という事実が現状としてあるのでその事実を、未来を担う子供たちのためにも受け入れ、その上で今後の方針を決める段階に来ているのではないでしょうか。
※舩井メールクラブでは現在、神道研究家の中矢伸一先生の集中企画を開催中です。第2回の動画の対談収録は昨日11/4の正午というまさに米中間選挙の開票作業が行われている最中にさせていただきました。
このタイミングで中矢伸一さんは何を語ったのでしょうか?
11月末までのご入会で素敵なプレゼントもお贈りさせていただきます。ぜひこの機会に舩井メールクラブへのご入会を検討してみてください。
→ https://honmono-pro.com/2026nakaya-funai-mailclub/
2周目:「鳥インフルエンザからニワトリを想う」
3周目:「日本の独立と個人の自立」
4周目:「資本主義について思うこと」
5周目:「“野性”を目覚めさせるには・・・」
6周目:「にんげんクラブ全国大会で気づいた“つながり”」
7周目:「歪みを正す方法」
8周目:「“グレー”からの脱却」
9周目:「“コンサバ”に思う」
10周目:「“野菜”は本当に健康にいいのか?」
11周目:「ロンドン・シティで感じた意外な“気”」
12周目:「フリーエネルギーとUFOの関係」
13周目:「最近読んでショックを受けた本」
14周目:「“寄り添う”ということ」
15周目:「“五井野イズム”に触れて……」
16周目:「秘伝のお茶と新コラム」
17周目:「偶然とは思えない3つのこと」
18周目:「「本物」は野性的!?」
19周目:「日本人の「水戸黄門」幻想」
20周目:「嫉妬の時代」
21周目:「久しぶりに会った舩井幸雄」
22周目:「舩井幸雄との出会いを思い出してみました。」
23周目:「後から思い出してみるといろいろシンクロがあったこと。」
24周目:「竹中平蔵とは何者か。」
25周目:「足指から目覚める?」
26周目:「舩井SAKIGAKEフォーラムが無事終わりました。」
27周目:「私にとっての12月25日」
28周目:「“本物の健康”を追求するセミナー」
29周目:「最近ビックリした、アンチエイジングのエネルギー」
30周目:「舩井幸雄の「氣」の力を想う」
31周目:「「願い」のちから」
32周目:「本物時代の到来」
33周目:「Dr.コパさん」
34周目:「一神教vs多神教」
35周目:「空海から義経へ」
36周目:「“ミンパク”を知っていますか?」
37周目:「人生に難がやってくる意味」
38周目:「旅先でのシンクロ」
39周目:「オザケンの「うさぎ!」」
40周目:「宇宙での生活」
41周目:「最近のおススメ!2つ」
42周目:「竹田和平さんがメンターと出会われた神社」
43周目:「『君の名は。』とムー」
44周目:「卵がけごはんがごちそうになる・・・」
45周目:「「雑草魂」はもう古い?」
46周目:「銀座のはちみつ」
47周目:「ひょっこり見つかった舩井幸雄の健康情報」
48周目:「加計学園問題で揺れる今治市の可能性」
49周目:「“品格”について考えてみる。」
50周目:「“差別”から歴史を読み解く岸田秀さん」
51周目:「おすすめワイン」
52周目:「会津への旅」
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97周目:「ミステリーによく合うコーヒー」
98周目:「高島康司さんや佐藤じゅん子さんのお話をぜひ聴いてください!」
99周目:「ペリー公園と東京湾フェリー」
100周目:「「幸福な死」」
101周目:「今年やりたいこと100」
102周目:「マイノリティによるアメリカ史」
103周目:「『ゴールデンカムイ』」
104周目:「無料動画、ご視聴いただきましたか?」
105周目:「熱海で土石流が起こった本当の理由」
106周目:「防衛費拡大は本当に必要か?」
107周目:「再び原発事故が起こる前に」
108周目:「川端康成」
109周目:「河合隼雄さんの『ケルト巡り』からケルトと日本のつながりを想う」
110周目:「下田でペリーの足跡をたどってみました」
111周目:「創立20年を迎えられた本物研究所、21年目からの小さな変化とは?」
112周目:「「効率よく生きたいなら、生まれてすぐ死ねばいい」という言葉に「??」と感じ・・・」
113周目:「「喉元過ぎて熱さを忘れている」としか思えない日本の原発政策」
114周目:「Kan.さんのワークプログラムに参加して」
115周目:「間取りに違和感のある「変な家」」
116周目:「国会図書館にびっくり」
117周目:「がん・ステージ4の森永卓郎氏が命がけで伝えたいこと」
118周目:「「七号食」を試してみました」
119周目:「「古事記」をマンガで読む」
120周目:「秋の実りと米大統領選」
121周目:「日本経済 本当はどうなってる?」
122周目:「やっぱり決め手は「マクロの善」のよう」
123周目:「巳年にこそ久高島!?」
124周目:「“ほんもの”未来フォーラムで感じたこと」
125周目:「変化こそ不変の原則」
126周目:「いま、世界平和のためにも ♡一人ひとりが「運」を上げよう♡」
127周目:「続・いま、世界平和のためにも ♡一人ひとりが「運」を上げよう♡」
128周目:「「阿波(徳島)=ヤマト」!? いま、徳島が熱い!」
129周目:「参院選までにぜひご視聴いただきたい動画」
130周目:「「ストレル」のケーキ」
131周目:「となりの小さいおじさん」
132周目:「「気軽に必死に」生きていきましょう!」
133周目:「京都の魅力、再確認」
134周目:「花粉症について」
135周目:「新社会人に贈りたい本」
136周目:「最近ビックリしていること」
137周目:「ネコでも食べない魚が・・・!!」
138周目:「浅見帆帆子さんの日記本に掲載されました」































